病態生理学Ⅴ(骨・関節器系疾患)

「骨・関節器系疾患」

★【運動の方向と角度】


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
内外転0°
内外旋0°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲145°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈40°


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲90°
内外転0°
内外旋0°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲105°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈20°


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
外転30°
外旋45°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲130°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈30°


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
内外転0°
内旋45°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲120°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈20°


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
内外転0°
内外旋0°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲80°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底背屈0°


“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲100°
外転20°
外旋20°


“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲140°


“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
背屈10°


右の“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
外転30°
外旋60°


右の“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲140°


右の“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈30°


左の“股関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲70°
外転10°
内旋30°


左の“膝関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲130°


左の“足関節”の運動の方向と角度を答えよ。
底屈20°


“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲40°
外転10°
内旋30°


“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲130°


“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回内10°


“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
背屈60°


“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲40°
外転0°
内旋30°


“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲130°


“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回外40°


“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
掌屈90°


“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲90°
外転0°
内旋0°


“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲0°


“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回内外0°


“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
掌背屈0°


“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲180°
外転0°
内旋0°


“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲0°


“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回内0°


“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
掌背屈0°


右の“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲20°
外転0°
内旋90°


右の“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲100°


右の“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回内60°


右の“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
掌屈30°


左の“肩関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲20°
外転0°
内旋90°


左の“肘関節”の運動の方向と角度を答えよ。
屈曲90°


左の“前腕”の運動の方向と角度を答えよ。
回内60°


左の“手関節”の運動の方向と角度を答えよ。
背屈60°


【牽引】

★骨の機能を5つ答えよ。(  )
①身体の形を保つ。
②運動や姿勢に関与する。
③脳や内臓器を保護する。
④造血機能。
⑤カルシウムやリンなどの無機質の貯蔵庫。

★良肢位とは何か説明せよ。(  )
日常生活を送るうえで最も便利な苦痛の少ない肢位。
関節が仮にその位置で動かなくなっても日常生活動作に及ぼす影響が最も少ない肢位である。

★スピードトラック牽引の看護のポイント4つ。(  )
①フォームラバーが緩んだりずれたりしていないか。
②フォームラバーによる摩擦で、水疱・発赤など皮膚の損傷はないか。
③牽引は目的にかなって持続しているか(方向、重錘・滑車・ロープの状態)
④神経障害の徴候はないか。母趾の伸展障害や第一趾間の知覚障害はないか。

直達牽引の看護のポイント4つ。(  )
①刺入部の痛みや感染の徴候(発赤・腫脹・浸出液)はないか。
②牽引用馬蹄が皮膚を圧迫していないか。
③牽引は目的にかなって持続しているか(方向、重錘・滑車・ロープの状態)
④神経障害の徴候はないか。母趾の伸展障害や第一趾間の知覚障害はないか。

直達牽引の利点と欠点について答えよ。(  )
【利点】
①牽引力が大きい。
②長期間牽引可能。
【欠点】
①手術操作が必要。
②感染のリスク

★介達牽引の観察のポイントを書け。(  )
①ゆるみ・ずれ
②牽引の方向
③重錘量・滑車・ひもの状態
④神経障害・循環障害
⑤皮膚トラブル(発赤・水疱)

★頸椎の介達牽引法と観察のポイントを書け。(  )
グリソン牽引
①顎部・耳介部の痛みや歯の浮く感じはしないか。
②牽引は目的にかなって持続しているか(方向、重錘・滑車・ロープの状態)

★頸椎の直達牽引法と観察のポイントを書け。(  )
ガードナー牽引・クラッチフィールド牽引
①頭蓋牽引のねじの弛み、装置のぐらつきはないか。
②牽引は目的にかなって持続しているか(方向、重錘・滑車・ロープの状態)
③ピンを頭蓋骨に打ち込むため、剃毛や手術操作が必要。またピン刺入部の感染リスクがある。

側弯症には(  )型の体幹装具を用いる。
アンダーアーム型

先天性内反足には(  )型の装具を用いる。
デニスブラウン型

先天性股関節脱臼には(  )型の装具を用いる。
リーメンビューゲル型

牽引中に生じやすい合併症外と予防方法について説明せよ。
①腓骨神経麻痺……腓骨頭の除圧
②刺入部の感染(直達牽引)……刺入部を消毒し、清潔を保つ。
③皮膚トラブル(介達牽引)……定期的な巻き直し、皮膚の観察と清拭、マッサージを行う。
④褥瘡……好発部位の観察と除圧。
⑤下肢静脈血栓……弾性ストッキングの着用。フットポンプ装着。


【骨折】

★病的骨折を起こしやすい癌を5つ答えよ(  )。
①乳がん
②肺がん
③前立腺がん
④腎がん
⑤甲状腺がん

★疲労骨折を起こしやすい骨を3つ答えよ(  )。
①脛骨
②腓骨
③中足骨

老人の骨折の特徴を2つ答えよ。(  )
①骨再生能力が低下。
②遷延治癒や偽関節や変形治癒を生じる可能性が高い。

老人に多い骨折を4つ答えよ。(  )
①脊椎圧迫骨折(脊椎椎体骨折)
②橈骨遠位端骨折
③大腿骨近位部骨折
 [大腿骨頚部骨折・大腿骨転子部骨折]
④上腕骨近位部骨折

★小児に多い骨折を2つ答えよ。(  )
①上腕骨顆上骨折
②上腕骨外顆骨折

★上腕骨顆上骨折では(  )麻痺、(  )麻痺がおこる。
 また、早期合併症として(  )や(  )がある。
正中神経麻痺  橈骨神経麻痺
フォルクマン拘縮  内反肘

上腕骨外顆骨折では①(  )②(  )③(  )がおこる。
①外反肘
②偽関節
③遅発性尺骨神経麻痺

開放骨折の処置について、
①十分な(  )・創内異物除去。
②汚染された創縁・創面の適切な(  )
③(  )での止血(血腫は感染の培地)
①十分な洗浄・創内異物除去。
②汚染された創縁・創面の適切な切除(デフリードマン)
③無菌操作での止血(血腫は感染の培地)

★大腿骨近位部骨折を2つに分類し、それぞれ治療について説明せよ。(  )
①大腿骨頚部骨折
人工骨頭置換術、骨接合(スクリュー・フックピン)
②大腿骨転子部骨折
骨接合(CHS・γ-Nail)のみ


血行が保たれている場合は骨接合が可能。
血行が保たれていない場合は骨接合は不可能なので、人工骨頭。

大腿骨近位部骨折の術後合併症を答えよ。(  )
①局所感染/創治癒遅延
②貧血
③褥瘡
④せん妄
⑤深部静脈血栓症/肺塞栓
⑥腓骨神経麻痺
⑦脱臼(人工骨頭置換術の場合)
―晩期合併症―
⑧ステム周囲骨折
⑨固定金属材料のゆるみ、カットアウト
⑩大腿骨頭壊死


【内因性の運動器疾患】

★先天性股関節脱臼の症状として(  )・(  )・(  )があり、
 治療は(  )による介達牽引を行う。
開排制限・脚長差・大腿の皺の左右非対称
リーメンビューゲル装置


変形性膝関節症について、
①(  )の人には(  )指導するとともに、(  )の筋力強化を勧める。
②適度な運動や正座など、膝の(  )をなるべく避けるように指導する。
①肥満  体重を軽くする  大腿四頭筋
②深屈曲

★右人工股関節全置換術後の患者の禁忌肢位は(  )。
屈曲・内転・内旋
屈曲……膝より低い椅子に座る。
内転……立位で足を交差させる。
内旋……右足先を内側に向けて立つ。
右膝をついてものを拾うのはOK。

★リウマチの診断基準を6つ答えよ。(  )
①朝のこわばり。
②同時に3つ以上の関節腫脹。
③左右対称性関節腫脹
④手関節・MP関節・PIP関節の炎症。
⑤リウマトイド結節。
⑥血清リウマトウド因子陽性。


関節リウマチの特徴は(  )の肥大。
滑膜

関節リウマチの薬物療法では(  )や(  )などを使用。
NSAIDs  メソトレキサート(MTX)

関節リウマチでは(  )変形や(  )変形をおこす。
ボタンホール変形[DIP伸展/PIP屈曲]
スワンネック変形[DIP屈曲/PIP過伸展]

外傷性脱臼の頻度の高い関節を5つ答えよ。(  )
肩関節  肘関節  股関節  肩鎖関節  指関節

痛風患者に対しては(  )の摂取制限を行う。
アルコール

痛風は血清尿酸値(  )以上。
6.5mg以上

痛風は(  )関節に多い。
足関節  [手関節はリウマチ]

痛風を起こしやすい年代・性別は(  )。
中年男性

腰椎椎間板ヘルニアの好発部位は(  )が60%。
L4/L5椎間板

★腰椎椎間板ヘルニアの診断は(  )テストで(  )を見る。
手術は古典的な(  )など。
SLRテスト(下肢伸展挙上テスト)
Laseque(ラセーグ)徴候[仰臥位の患者の下肢を伸展させたまま持ち上げると、大腿後面に疼痛が生じて挙上できない]
LOVE法[背中側から皮膚を切開し、脊椎を開き、椎間板から飛び出して神経を圧迫している髄核や線維輪を取り出す]

骨粗鬆症の予防法を4つ答えよ。(  )
①禁酒
②禁煙
③有酸素運動
④ビタミンD摂取

★高齢者に多い骨折を4つ答えよ。(  )
①脊椎圧迫骨折
②大腿骨近位部骨折
③橈骨遠位端骨折
④上腕骨近位部骨折

深部静脈血栓症の予防法を3つ答えよ。(  )
①歩行や足関節の底背屈運動。
②脱水を避ける。
③弾性ストッキングの装着。

★フォルクマン拘縮のチェックポイント5pを答えよ。(  )
①pain/増悪する疼痛
②pallor/蒼白
③paresthesia/感覚障害
④paralysis/運動麻痺
⑤pulselessness/末梢動脈拍動の消失

★主な神経麻痺と症状の組み合わせについて4つ答えよ。(  )
①鷲手――尺骨神経麻痺
②下垂手――橈骨神経麻痺
③猿手――正中神経麻痺
④下垂足――腓骨神経麻痺

(  )などが原因で腓骨神経麻痺となり(  )をおこす。
ギプス圧迫  下垂足

★ギプス包帯固定後の観察の要点を4つ書け。(  )
①循環障害の徴候
[浮腫・腫脹や皮膚の色や冷感など]
②神経麻痺の徴候
[痛みしびれ感などの異常知覚、手指足趾の動きなど]
③出血の状態
④圧迫創部の観察
[固定後は直接内部を見ることが出来ないので、発熱・悪臭・分泌物・掻痒感や疼痛の訴えから推測]

★石膏ギプス固定の際の準備物を書け。(  )
①石膏ギプス
②綿包帯
③ストッキネット(伸縮用チュ-ブ包帯)
④手袋
⑤色鉛筆(マジック)
⑥バケツ(50℃程度のお湯)
⑦電動ギプスカッター
⑧ギプス刀
⑨汚れ防止用シート
⑩タオル
⑪はさみ
⑫新聞紙

★石膏ギプスと水硬性樹脂ギプスの違いを書け。(  )
石膏ギプス:お湯を使用  硬化に時間がかかる  巻く人の技量の差が大きい  重い
水硬性樹脂ギプス:水を使用  短時間で硬化  巻く人の技量による差が小さい  軽い

ギプスを巻く際の注意点(  )
①湯での熱傷に注意。
②巻く際の上肢のポジション。
③褥瘡を作りやすい部位の厚めの保護。
④血液の循環障害を防ぐため、基本は末梢から中枢に向かって巻く。


【国試の問題】

骨は一定の厚みを持った緻密な構造の(  )と梁状の網目構造を示す(  )に分けられる。
皮質骨  海綿骨

間質液は(  )から分泌される。
滑膜細胞

関節軟骨を構成する成分は(  )・(  )が多い。
水分  コラーゲン

骨折の治癒経過では、血種内に毛細血管が侵入し(  )に置換される。
肉芽細胞

正中環軸関節と上橈尺関節は(  )関節。
車軸関節

肩関節は(  )関節・
球関節

前腕の親指型の骨の名称は(  )。
橈骨

頸椎(  )個、胸椎(  )個、腰椎(  )個、尾椎(  )個。
5個 12個 5個 1個

脊髄は(  )内にある。
脊柱管

股関節を屈曲させる筋肉は(  )。
腸腰筋

上腕を外転させる筋肉は(  )。
三角筋

(  )の損傷は、短下肢装具と1本杖とで歩行が可能となる脊髄損傷の残機能レベルである。
第4腰髄節

(  ):麻痺側は自然に下降、落下したり、いったん落下して元に戻ったりすること。上肢と下肢の試験がある。
バレー徴候

徒手筋力テスト (manual muscle testing :MMT)では(  )の状態も評価できる。
関節

関節運動はないが筋収縮が認められる場合、徒手筋力テストの結果は(  )/5と表記する。
1/5

5 Normal 強い抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる
4 Good 抵抗を加えても、運動域全体にわたって動かせる
3 Fair 抵抗を加えなければ重力に抗して、運動域全体にわたって動かせる
2 Poor 重力を除去すれば、運動域全体にわたって動かせる
1 Trace 筋の収縮がわずかに認められるだけで、関節運動は起こらない
0 Zero 筋の収縮は認められない

骨髄造影検の検査合併症として(  )・(  )・(  )に注意する。
頭痛  吐き気  嘔吐

脊髄造影では造影剤を(  )に入れる。
硬膜内(くも膜下腔)

下腿骨骨折の患者は病院へ搬送する際のお適切な福子は(  )から(  )までのシーネ。
大腿  足部
(両側の関節を固定する)

開放骨折は骨折部が(  )と接している。
外界

転位(骨折端の間にずれを生じていること)の大きい骨折では(  )を起こす可能性がある。
フォルクマン拘縮

骨折では(  )が断裂し、血種を生じる。
ハバース管

骨折の治癒過程では、血種内に毛細血管が侵入し、(  )に置換される。
肉芽組織

骨折の治癒過程では、まず(  )が形成され、その後骨性仮骨が形成される。
結合組織性仮骨

上腕骨顆上骨折において、シーネを装着した際に観察の優先度が高いのは(  )。
知覚鈍麻

骨接合後に再びシーネしたあとの適切な食事摂取方法は(  )を積極的に使う。
非利き手

先天性内反足の手術後、両下腿のギプス固定を行う場合、日常生活でギプスの部分は(  )しておく。
高く

関節リウマチの急性期の疼痛は(  )ことで緩和する。
冷やす



病態生理学Ⅴ(眼科疾患)10%

「眼科疾患」


★各組織の機能について、
レンズ:(  )
オートフォーカス:(  )
絞り:(  )
フィルム:(  )
レンズ:角膜、水晶体
オートフォーカス:水晶体、毛様体、Zinn小帯
絞り:虹彩
フィルム:網膜

★近視・遠視・乱視について作図せよ。(  )

色覚異常の確定診断には(  )を使用する。
アノマロスコープ

★緑内障の診断:(  )
 脳疾患の診断:(  )
静的量的視野検査……中心30度の精査。
動的量的視野検査……視野全体を把握できる。運転免許など。

★術前検査ではIOL(眼内レンズ挿入術)の度数決定のため、(  )による眼軸測定を行う。
Aモード

黄斑円孔

眼瞼下垂の原因には、動眼神経麻痺や(  )、加齢などがある。
重症筋無力症

眼瞼ヘルペスは(  )が原因で(  )痛をおこす。
VZV(水痘帯状疱疹ウイルス)  三叉神経

角膜ヘルペスは(  )が原因で(  )節に住み着く。
HSV(単純ヘルペスウイルス)  三叉神経

院内感染対策として、アデノウイルスは乾燥しても2週間以上感染価を保つので、感染源を(  )する。
消毒

熱による消毒は(  )℃で(  )間もしくは、(  )℃で(  )間行う。
56℃/5分間  100℃/3秒間

薬液による消毒は(  )・(  )・(  )を用いる。
ヨード剤  ホルマリン  アルコール

★白内障は(  )が白く濁る。
水晶体

★白内障の症状を4つ答えよ。(  )
①かすんで見える。
②まぶしい。
③眼鏡が合わない(矯正しても視力があがらない)
④二重、三重に見える。

白内障の危険因子を4つ答えよ。(  )
①喫煙
②紫外線
③ステロイド剤
④アトピー

★先天性白内障は(  )による子宮内感染で生じる。
風疹

(  )……角膜の内皮細胞が減っていないかを調べる。
角膜内皮細胞検査

(  )……眼内レンズの度数を決める。
眼軸長検査(超音波A-mode検査による)

白内障の手術方法は(  )
PEA+IOL
(水晶体超音波乳化吸引術+眼内レンズ挿入術)

★緑内障は(  )が圧迫を受けて障害される。
視神経

★緑内障の定義は(  )・(  )・(  )の特徴的変化の少なくとも1つを有し、眼圧を十分に下降させることによって、 視神経障害の改善、あるいはその進行の阻止、もしくは遅延化しうる眼の機能的構造的異常を特徴とする疾患群。
眼圧  視神経乳頭  視野

日本での失明原因の1位は(  )。
緑内障

緑内障の症状として(  )がある。
視野狭窄

(  )では眼痛・充血・眼のかすみ・頭痛・吐き気を自覚することもある。
急性緑内障発作

房水は(  )でつくられ虹彩の裏を通過し、前房に至り(  )から排出される。
毛様体  シュレム管

★日本人の眼圧の正常値(  )
10~21mmHg

開放隅角緑内障は点眼療法により(  )促進と(  )抑制を行う。
房水流出促進  房水産生抑制

網膜剥離は①(  )③(  )③(  )の人が発症しやすい。
①近視が強い人
②過去に目を強く打撲した人(ボクシングなど)
③重症のアトピーの人

★網膜剥離の症状を4つ答えよ。(  )
①飛蚊症(黒い点やごみのようなものが見える)
②視野欠損(見ている範囲の一部が見えない)
③光視症(視界がチカチカと光って見える)
④視力低下

★加齢黄斑変性の症状は(  )・(  )など。
視力低下  中心暗点

合併症として、(  )は網膜剥離に繋がる。
糖尿病

点眼の方法は(  )を下方へ引き(  )に点眼する。
下眼瞼  眼瞼結膜

2種類の点眼薬を変容する場合は(  )以上の間隔をあける。
5分

軟膏は油分が入っているため(  )に塗布する。
点眼のあと

点眼薬の効果を増すためには①(  )②(  )
①点眼薬の濃度をあげる ②点眼の回数を増やす

★★散瞳薬を使用する際の患者への説明5つ。(  )
①眼底を詳しく見るため、瞳孔を広げる必要があります。
②瞳孔を広げると、光量を調節できなくなり眩しくなります。
③ピントをうまく合わすことができなくなります。
④車の運転は眼の効果が切れるまで控えてください。
⑤薬の効果は3~5時間ほどです。

散瞳薬は(  )の浅い人は急性緑内障発作を起こす可能性があるため禁忌。
前房


【薬剤の副作用】

キシロカイン→(  )
ショック

フルオレサイト→(  )
ショック

ステロイド薬→(  )
易感染性・創傷治癒遅延

ST-1などの抗がん剤→(  )
涙道狭窄


【まとめ】

レンズの調節機能は?(  )
角膜  水晶体

ピント調節機能は?(  )
水晶体  毛様体  チン小帯

光量の調節を行うのは?(  )
虹彩

カメラのフィルムの役割をするのは?(  )
網膜

眼内レンズの度数を決める検査は(  )
眼軸長測定

角膜の内皮細胞が減ってないか調べる検査は(  )
角膜内皮細胞測定

緑内障と関係している神経は(  )
視神経

緑内障の進行具合を判断する検査は(  )
静的量的視野検査

網膜剥離の手術時の体位は(  )
腹臥位

網膜剥離の手術時の看護を説明せよ(  )
頚部や腹部の痛みが出現することがあるので、疼痛の軽減を図る。

散瞳薬で代表的な薬は(  )
ミドリン(トロピカミド+硫酸フェニレフソン)

散瞳薬を使用する際の注意点(  )
①眼底を詳しくみるため、瞳孔を広げる必要がある。
②瞳孔を広げると広量を調節できなくなり眩しくなる。
③ピントをうまく合わせることが出来なくなる。
④車の運転は効果が切れるまで控えてください。家族に連れてきてもらうか公共交通機関を利用する。
⑤薬の効果は3~5時間です。

散瞳薬による急性緑内障発作を起こす可能性があるため禁忌となる患者は(  )
前房が浅い患者



病態生理学Ⅴ(皮膚疾患)

「皮膚疾患」


皮膚は上層から(  )・(  )・(  )の3層に分けられ、その下に筋肉・骨などの組織が存在している。
表皮  真皮  皮下脂肪織

皮膚のおもな機能を5つ答えよ。皮膚の(  )作用。
①保護  ②免疫  ③保湿  ④体温調節  ⑤知覚  ⑥分泌・排泄

★★掻痒(かゆみ)のある患者の看護5つ答えよ。(  )
①原因疾患の治療・誘発因子となっている機械的刺激を除去。
②温度・湿度を調節。
③清潔の保持。
④掻破の予防。(爪を切る・手袋を着用する・病変部をガーゼや包帯で覆う)
⑤冷罨法や気分転換・内服薬による掻痒の軽減。

★★ステロイドの主な副作用を5つ答えよ。(  )
①易感染性
②高血圧
③糖尿病
④消化器潰瘍
⑤精神症状

★★皮膚腫瘍について、悪性黒色腫(MM)の症状を5つ答えよ。(  )
A:非対称性形状
B:不規則な境界
C:多彩な色調
D:大きさの拡大
E:隆起性病変

帯状疱疹は(  )による感染症である。
水痘―帯状疱疹ウイルス(VZV)

褥瘡は(  )以上の同じ体位で起こる。
2時間以上

褥瘡の好発部位に関して、仰臥位では=(  )
後頭  肩甲骨  肘関節  仙骨  踵骨

褥瘡の好発部位に関して、側臥位では=(  )
耳介  肩鎖関節  側胸  大転子 膝関節外側  外踝  足関節

褥瘡の好発部位に関して、座位では=(  )
肘関節  尾骨  座骨結節

褥瘡の好発部位に関して、腹臥位では=(  )
耳介  頬骨  肩鎖関節  乳房  陰部  趾尖(あしさき)  膝関節



病態生理学Ⅴ(耳鼻咽喉科疾患)

「耳鼻咽喉科疾患」

【耳】

★急性中耳炎は幼少児に多く、経(  )感染が多い。
経耳管感染[経外耳道感染は×]

★急性中耳炎の主要原因菌は(  )・(  )の耐性化が問題となっている。
肺炎球菌  インフルエンザ菌

★老人性難聴は、(  )側(  )障害型(  )難聴を呈することが多い。
両側  高音障害型[低音は×]  感音性難聴

★半規管・前庭は、(  )を司る。
平衡覚[聴覚は×]

★真珠腫性中耳炎では、鼓膜の弛緩部に(  )を生じることが多く。(  )・内耳炎・頭蓋内合併症等の合併症をきたす場合がある。
穿孔  耳性顔面神経麻痺

鼓膜切開では膨隆した鼓膜の中心部から(  )にかけて大きめに切開。鼓膜切開→切開排膿により症状は著しく改善。
前下象限


【鼻】

★アレルギー性鼻炎は近年(  )している。
増加

★アレルギー性鼻炎の三主徴は(  )・(  )・(  )である。
鼻閉  くしゃみ  水様性鼻汁

★アレルギー性鼻炎では、鼻汁中に(  )が認められる。
好酸球

★慢性副鼻腔炎で、内視鏡下に後部篩骨洞・蝶形骨洞を開放する場合、(  )の走行に留意する必要がある。
視神経管

★小児の鼻出血の好発部位は鼻中隔(  )の(  )である。
前方[後方は×]  キーゼルバッハ部位

体位の名称=(  )。静脈還流を増加させて血圧を上昇させる目的でショック時に取らせることもある。
トレンディンブルグ位

(  )では鼻性眼合併症に注意。
ESS(内視鏡下鼻副鼻腔手術)

①(  )
嗅部

呼吸器としての鼻腔の役割は(  )・(  )・(  )
加湿  加温  除塵


【口】

★声門癌(T1N0M0)は扁平上皮癌が多く、その初発症状は(  )である。
嗄声[呼吸困難は×]

★幼児気管支異物は(  )にあることが多い。
右側

★(  )・(  )・(  )では、緊急気管切開術を行う場合がある。
もち異物[膨張して無気肺になる]
両側反回神経麻痺[声帯が閉じて窒息する]
急性喉頭蓋炎

ポリープは声帯の(  )にできやすい。
前方1/3

扁桃炎を年に(  )回以上起こす場合などは口蓋扁桃摘出術の適応となる。
年4~5回以上



病態生理学Ⅴ(女性生殖器疾患)

「女性生殖器疾患」


①エストロゲン(卵胞ホルモン)
②プロゲステロン(黄体ホルモン)
③卵胞刺激ホルモン(FSH)
④黄体形成ホルモン(LH)

視床下部は(  )を分泌する。
性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)

下垂体前葉では(  )を分泌する。
ゴナドトロピン(卵胞刺激ホルモンFSH・黄体形成ホルモンLH)

エストロゲンが過多になると(  )機構が働き、ゴナドトロピンの分泌が減少して、エストロゲンの分泌を低下させる。
ネガティブフィードバック

排卵直前に生じるLHサージは、エストロゲンが増加したことでLHが増加するという、エストロゲンの(  )機構である。
ポジティブフィードバック

(  ):子宮が下がっているが、子宮膣部の下端が膣口より上方に存在するもの。
子宮下垂

(  ):子宮が下がり、膣口より下方に存在するもの。
子宮脱

子宮を挙上させる治療として、(  )の膣内挿入や、(  )がある。
ペッサリー  前膣壁後膣壁縫合術

★子宮頸がんは(  )に発生する。
扁平円柱上皮境界(SCJ)[S/扁平上皮 C/円柱上皮 j/ジャンクション]

子宮頸がんのリスク因子は(  )や(  )である。
HPV感染(性交渉による)  喫煙

子宮頸がんの診断として、子宮膣部頸管から(  )を行ったり、(  )にて観察する。
擦過細胞診  膣拡大鏡診(コルポスコピー)

★子宮体がんは(  )に発生する。
子宮内膜の円柱上皮


【まとめ】

性交渉により(  )が子宮頚部に感染し、子宮頸管炎を発症する。
クラミジアトラコマチス

(  )は女性側の不妊原因の中でも最も頻度が高い。
卵管不妊 [卵管は生殖にかかわる臓器として妊娠による重要な臓器をになっている]

診断は子宮頸部から、スワブで分泌物を採取し(  )によりクラミジアを検出する。
PCR法

性感染を起こしてしまった際の声掛けは?(  )
①パートナーと共に治療する。
②性交を避ける。
③ピンポン感染を防ぐ。(パートナーの感染を放置していると、自分は治っても再感染してしまう)

子宮周期内で、卵管から分泌される(  )の作用によって、子宮内膜は増殖し肥厚する。
エストロゲン

膣内の乳酸桿菌の一種(  )が乳酸に変えることで、膣内は酸性に保たれる。
デーデルライン桿菌

成熟女性の膣には(  )がある。
自浄作用

子宮頸がんの発生部位は、子宮頸部の(  )に発生する。
扁平円柱上皮境界(SCJ)

子宮頸がんの発生リスクの因子は多産や(  )そして喫煙である。
HPV感染(ヒトパピローマウイルス)

性ホルモンは、卵巣から分泌される、エストロゲン・プロゲステロンなどのステロイドの分子骨格を有する(  )と、 下垂体から分泌される糖タンパク質である(  )からなる。
性ステロイドホルモン   性腺刺激ホルモン

ネガティブフィードバックについて説明せよ。(  )
末梢ホルモンの分泌が、中枢性ホルモンを減少させて、末梢ホルモンを減少させようとするフィードバック。
例:エストロゲンが過多になると、ゴナドトロピンの分泌が減少して、結果的にエストロゲンの分泌を低下させる。

ポジティブフィードバックについて説明せよ。(  )
末梢ホルモンの分泌が、中枢性ホルモンを分泌させようとするフィードバック機構。
例:LHサージは、エストロゲンが増加したことでLHサージが増加する。



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