小児看護学概論(国試問題)


エリクソンによる幼児前期の発達課題はどれか。
①基本的信頼
②自律性
③自発性
④勤勉性
②自律性

ピアジェの認知発達理論において2~7歳頃の段階はどれか。
①感覚-運動期
②具体的操作期
③形式的操作期
④前操作期
④前操作期

乳歯で最初に生えるのはどれか。
①切歯
②犬歯
③小臼歯
④大臼歯
①切歯

児の免疫に関する説明で正しいのはどれか。
①胎児期は胎盤を通じて母体からIgAを受け取る。
②出生後は母乳からIgMを受け取る。
③生後3か月頃に免疫グロブリンが最も少なくなる。
④1歳ころから抗体の産生が盛んになる。
⑤3歳ころにIgAが成人と同じレベルに達する。
③生後3か月頃に免疫グロブリンが最も少なくなる。

子どもの成長・発達における臨界期について正しいのはどれか。
①諸機能の獲得・成熟を決定づける時期
②遺伝的因子による影響が発現しやすい時期
③成長・発達のスピードが緩やかになる時期
④発達検査において通過率が90%となる時期
①諸機能の獲得・成熟を決定づける時期

子どもの運動機能の発達について正しいのはどれか。
①身体の下部から頭部の方向に進む。
②全身的な動きから細かな動きへ進む。
③新生児期には遺伝より環境の影響を受ける。
④反射運動は乳児期後期から幼児期にかけて活発になる。
②全身的な動きから細かな動きへ進む。

乳歯について正しいのはどれか。
①6~8か月ころから生えはじめる。
②5~7歳で生えそろう。
③全部で28本ある。
④齲歯になりにくい。
①6~8か月ころから生えはじめる。

標準的な発育をしている乳児の体重が出生時の体重の約2倍になる時期はどれか。
①生後3ヶ月
②生後6ヶ月
③生後9ヶ月
④生後12ヶ月
①生後3ヶ月

小児の呼吸法が腹式呼吸から成人と同じ胸式呼吸に変化する時期はどれか。
①生後6ヶ月
②3歳
③7歳
④12歳
③7歳

乳児期で人見知りがはじまる時期はどれか。
①生後1~2ヶ月
②生後6~8か月
③生後18~24ヶ月
④生後36~48ヶ月
②生後6~8か月

標準的な発育をしている児において脳重量が成人の約90%に達する年齢はどれか。
①5~6歳
②8~9歳
③11~12歳
④15~16歳
①5~6歳

身体の計測値とその評価目的の組み合わせで正しいのはどれか。
①身長:脳の発育
②体重:栄養状態
③腹囲:内臓の発育
④座高:筋肉の機能
②体重:栄養状態

標準的な離乳開始の目安はどれか。
①生後3ヶ月
②体重7kg
③舌の挺出反射の出現
④咬反射の出現
②体重7kg

6ヶ月の乳児に離乳食を開始する親への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。
①1日2回から始める。
②つぶし粥から始める。
③開始時期が遅れている。
④はちみつの使用を勧める。
⑤母乳は飲みたいだけ与える。
②つぶし粥から始める。  ⑤母乳は飲みたいだけ与える。

乳児期の栄養で正しいのはどれか。
①母乳栄養はビタミンCが不足しやすい。
②果汁やスープを与えて離乳を開始する。
③離乳は12ヶ月までに完了する。
④はちみつは1歳まで与えない。
④はちみつは1歳まで与えない。

離乳食の進め方で正しいのはどれか。
①開始前からスプーンに慣れさせる。
②開始時は炭水化物よりタンパク質の割合を多くする。
③開始時から人工乳はフォローアップミルクにする。
④開始から2ヶ月ころは舌でつぶせる固さの食物にする。
④開始から2ヶ月ころは舌でつぶせる固さの食物にする。

離乳について適切なのはどれか。
①離乳の開始前に果汁を与える必要がある。
②離乳の開始時期は生後3ヶ月頃が適切である。
③離乳を開始して1ヶ月を過ぎたころから1日2回食とする。
④母乳や人工乳を飲まなくなった状態を離乳の完了という。
③離乳を開始して1ヶ月を過ぎたころから1日2回食とする。

離乳中期の乳児にみられる口唇としたの運動はどれか。
①口唇は半開きで、舌は前後運動する。
②口唇を閉じ、舌は前後運動する。
③左右の口角は同時に伸縮し、舌は上下運動する。
④口角は片側に口語に伸縮し、舌は上下運動する。
③左右の口角は同時に伸縮し、舌は上下運動する。

乳児期の特徴はどれか
①分離不安
②第一次反抗期
③ギャングエイジ
④自我同一性の確立
①分離不安

標準的な発育をしている児において脳重量が成人の約90%に達する年齢はどれか。
①5~6歳
②8~9歳
③11~12歳
④15~16歳
①5~6歳

乳児期で人見知りがはじまる時期はどれか
①生後1~2か月
②生後6~8か月
③生後8~12か月
④生後36~42か月
②生後6~8か月

生後4か月の乳児の発達を評価するのはどれか
①寝返り
②お座り
③首の座り
④つかまり立ち
③首の座り
・寝返りは5~6か月頃
・お座りは8~9か月頃
・つかまり立ちは10~11か月頃

言語の発達で2歳頃に可能になるのはどれか
①喃語を話す
②音を真似る
③二語文を話す
④接続詞を使う
③二語文を話す

発達遅滞を疑うのはどれか
①3か月でスプーンが持てない
②1歳でスキップができない
③3歳で両親の名前が言えない
④5歳で2本の線の長い方が選べない
④5歳で2本の線の長い方が選べない

学童期の正常な脈拍数はどれか
①50~70回/分
②80~100回/分
③110~130回/分
④140~160回/分
②80~100回/分

乳児期における呼吸の型はどれか
①肩呼吸
②胸式呼吸
③腹式呼吸
④胸腹式呼吸
③腹式呼吸
【解説】 ①肩呼吸
肩呼吸は努力呼吸であり、正常な呼吸ではない。
②胸式呼吸
胸式呼吸は学童期以降である。
③腹式呼吸
新生児期・乳児期は腹式呼吸である。
④胸腹式呼吸
胸腹式呼吸は幼児期である。
呼吸は、新生児期・乳児期には横隔膜の運動を主とした腹式呼吸、幼児期から胸腹式呼吸、学童期から胸式呼吸となる。

身体発育で正しいのはどれか。
①カウプ指数15は正常範囲である。
②肥満度20%以上は高度肥満である。
③身長の発育速度は思春期に最大になる。
④骨端線の閉鎖が早いほど最終身長は高くなる。
①カウプ指数15は正常範囲である。

身長100cm、体重28kgの幼児。
身体発育の評価はどれか。
①肥満
②肥満傾向
③標準
④やせすぎ
①肥満
【解説】 カウプ指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)2
28/1=28
カプウ指数正常値は
3ヵ月~1歳 ………16~18
1歳~1歳6ヵ月……15.5~17.5
1歳6ケ月~3歳……15~17
3歳~5歳まで ……14.5~16.5

A君(11歳)は、身長145cm、体重50kgである。身長145cmの11歳男児の標準体重は38kgとする。
A君の肥満度を求めよ。
ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下を四捨五入すること。
32%
【解説】 身長と体重の組み合わせによる子どもの成長の評価法として、
日本では【乳児期】にはカウプ指数、【幼児期】にはカウプ指数・肥満度
【学童期以降】になるとローレル指数・肥満度がよく用いられる。

肥満度の計算式は
「肥満度=(実測体重-標準体重)÷標準体重×100(%)」
である。

幼児では肥満度15%以上は太りぎみ、
20%以上はやや太りすぎ、
30%以上は太りすぎとされ、
学童では肥満度20%以上を軽度肥満、
30%以上を中等度肥満、
50%以上を高度肥満という。
-20%未満はやせと判定する。この肥満度法は乳児の肥満度判定には用いない。

問題の数値を肥満度の計算式に当てはめると、
(50-38)÷38×100=31.57894となり、小数点以下を四捨五入した32(%)が肥満度である。

9歳の男児。体重36.0kg。
標準体重を30.0kgとした場合の肥満度はどれか。
①6%
②12%
③20%
④36%
③20%

体重10パーセンタイル値の説明で正しいのはどれか。
①1か月前と比べ体重が10%増加した。
②同年齢で同性の児の平均体重よりも10%軽い。
③同年齢で同性の児の身長相応の体重よりも10%軽い。
④同年齢で同性の児100人中、10番目に軽い体重である。
④同年齢で同性の児100人中、10番目に軽い体重である。

身長140㎝、体重40kgの児童。ローレル指数を求めよ。
145.8
【解説】 幼児 (3ヶ月〜5歳)
カウプ指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)2
学童(小・中学生)
ローレル指数 = 体重(kg) ÷ 身長(m)3 × 10

授業プリント

「小児と家族の統計」


★小児の年齢別死亡原因について
1~4歳……1位(  )2位(  )3位(  )
1位:先天奇形・変形及び染色体異常
2位:不慮の事故
3位:悪性新生物

★小児の年齢別死亡原因について
5~9歳……1位(  )2位(  )3位(  )
1位:悪性新生物
2位:不慮の事故
3位:先天奇形・変形及び染色体異常

★小児の年齢別死亡原因について
10~14歳……1位(  )2位(  )3位(  )
1位:悪性新生物
2位:自殺
3位:不慮の事故(交通事故・溺死)

年齢三区分別人口構成割合の推移。
2019年
年少人口(  )  生産人口(  )  老年人口(  )
12.1  59.5  28.4

1980年と比較すると、約30年間で、2019年には老年人口割合は(  )倍になり、年少人口割合は(  )倍になった
6倍  2分の1

2019年の出生数:(  )人
出生率:(  )
86万人  7.0

周産期死亡とは、妊娠(  )の後期死産と、生後(  )の早期新生児死亡を合わせたものであり、 母体の健康状態に強く影響されるため、地域の(  )の指標として重要。
満22週以後  1週未満  衛生水準

2017年、日本の周産期死亡率:(  )  妊娠28週以後の死産比:(  )  早期新生児死亡率:(  )
2.2  1.5  0.7

早期新生児死亡とは、生後(  )の死亡のことをいう。
1週未満

新生児死亡とは、生後(  )の死亡のことをいう。
4週未満

乳児死亡とは、生後(  )の死亡のことをいう。
1年未満

2017年、日本の乳児死亡率は(  )[1000対]
母体の健康状態や養育条件などの影響をうけるので、衛生状態や社会状態を反映する。
1.9

「小児看護の変遷」


小児看護の役割を4つ挙げる。[江見対策]
①子供の健康状態や生活の状況を、子供自身と家族はどう捉えているかを把握する。子供を一人の人間としてみる[アドボカシー]
②病気や障害を持っていても、子供の成長・発達を支える。
③生涯にわたる健康の基盤づくり。
④発達段階に応じた、子供の苦痛緩和と健康管理。
⑤家族の支援

世界では1959年、「(  )」など、社会で子供を守るという考え方が生まれた。
児童の権利宣言

日本では戦後、(  )[1947年制定]と(  )[1965年制定]により、社会の責任において子供を保護する考え方が示された。
児童福祉法  母子保健法

1994年、(  )により、子供を親や家の付属物としてではなく、一人の人間として尊重し、その権利を擁護するという考え方が受け入れられた。
児童の権利に関する条約

現代の小児看護では、(  )[NICU]や小児救急など高度に専門化された看護が行われている。
新生児集中治療室

医療機関だけでなく、学校や地域社会においても①(  )②(  )③(  )が求められる。
①子育てに関する援助②不登校や心の問題に関する援助③予防教育

「家族の特徴とアセスメント」


★現代家族の特徴を5つ挙げる。[記述問題]
①少子化
②核家族化
③女性の就業率の上昇
④離婚率の上昇
⑤家族の意識・役割の変化(子供を持たない夫婦・自己実現の優先・夫の育児参加)

家族の機能には(  )・(  )・(  )などがある。
養育  愛情  社会化

フリードマンによると、 家族とは、きずなを共有し、情緒的な親密さによって互いに結び付いた、 しかも、家族であると(  )している2人以上の成員である。
自覚

家族アセスメント:(  )・(  )・(  )・(  )
構造的側面  機能的側面  発達段階  家族の役割

ひとり親家庭では、別離した親が担っていた機能をだれがどのように補充し、調整をはかるかが問題。
親との別れでは(  )・(  )・(  )を感じる。
ストレス  罪悪感  見捨てられ感

多様な文化的背景をもつ家族が増えている。日本の在留外国人数は2019年約(  )万人。
293万人

「成長・発達」


★成長とは、身体の(  )を(  )としてとらえるときに用いる。
形態的変化  量

★発達とは、(  )・(  )・(  )な諸機能が分化し、互いに関連しあいながら全体として(  )的な変化を遂げる過程。
身体的  知的  心理・社会的  質

★発達は(  )・(  )・(  )など、機能の巧みさや能力の増加(機能的変化)に関して用いられる。
全身運動  微細運動  言語機能

★ピアジェの認知発達理論について。
①(  )段階:(  )歳
②(  )段階:(  )歳
③(  )段階:(  )歳
④(  )段階:(  )歳
①感覚運動的段階(0~2歳)
……直接的な知覚や運動により物事を認識。
②前操作的段階(2~7歳)
……記憶する能力が備わり、過去と未来を理解。
③具体的操作の段階(7~11歳)
……具体的な事象について論理的思考を展開。
④形式的操作の段階(11歳以上)
……現実と想像の世界を区別。
【覚え方】 動的段階(0~2歳おにいちゃん感動
操作的段階(2~7歳になぁ
体的操作の段階(7~11歳ーなセブンイレブン
式的操作の段階(11歳以上)いいのピアス!

★ボウルビィは情緒や社会性の発達をとげるためには、乳幼児期の(  )が基盤となるとしている。
親子の精神的なきずな(愛着[アタッチメント])

★乳幼児の発達の原則として身体の(  )部から(  )方向へ。
中心  末梢

★乳幼児の発達の原則として(  )部から(  )部へ。
頭  下

★パーセンタイル値とは、全体を100として、(  )を示す数値である。
小さいほうから数えて何番目になるか

★体格・体系の評価には、
カウプ指数:(  )期の評価
ローレル指数:(  )期の評価
肥満度:(  )期の評価
それぞれ計算式と正常値はいくらか。
【カウプ指数】
乳児期・幼児期
[体重(g)÷身長cm^2]×10
標準15~19(いい子 逝く)

【ローレル指数】
学童期・思春期
[体重(kg)÷身長cm^3]×10^7
正常145付近

【肥満度】
3~18歳未満
[(実測体重-標準体重)÷標準体重]×100
幼児期肥満15%以上
学童期肥満20~30% 高度肥満50%以上

★乳歯は生後(  )ごろから(  )から生え始める。
6~8か月  下の中切歯

★(  )歳で、上下(  )本ずつ生えそろう。
2~3歳  10本ずつ(計20本)

★(  )歳ごろに乳歯が抜け始めると同時に永久歯が生え始める。
6歳

★(  )歳ごろまでに上下(  )本ずつ生えそろう。
13歳  14本(計28本)

★17歳~21歳に第3大臼歯が生え計(  )本になる。
32本

視力は(  )歳ころに成人の視力と同等になる。
6歳

★(  )は音が聞こえているから起こる現象であり、音がすると抱きつくようにする反射。
モロー反射

エリクソンの自我発達理論8段階
①乳児期  :(  )
②幼児期初期:(  )
③幼児期  :(  )
④学童期  :(  )
⑤青年期  :(  )
⑥成人初期 :(  )
⑦壮年期  :(  )
⑧老年期  :(  )
①基本的信頼
②自立性
③積極性(自主性)
④勤勉性
⑤自我同一性の形成
⑥親密性
⑦生殖性
⑧統合性

【発達段階の区分】教科書p31

★出生前期とは(  )の時期を指す。
各器官の分化が進み、母体外の環境に適応できるよう発育が進む。
胎児と母親との間に栄養面や情緒面での(  )が始まる時期である。
生命の発生から出生まで
相互作用

★新生児期とは(  )の時期を指す。
母体内の環境から、出生後の新たな環境に適応することが課題となる。
(  )に様々な変化がみられる。
子供と母親が(  )を結ぶ時期である。
生後4週(28日)未満
身体的  情緒的なきずな

★乳児期とは(  )の時期を指す。
著しい成長・発達をとげる。
子供は母親、あるいは家族と(  )を結ぶことで、人との(  )を形成する基盤を築いていく。
生後1年未満
情緒的きずな  信頼関係

★幼児期とは(  )の時期を指す。
(  )機能は目ざましく発達する。
日常生活を構成する食事・排泄・睡眠。清潔・更衣などの
生活習慣を確立するとともに、(  )が育つ時期である。
生後1年以降~6歳ごろ(就学前まで)
精神・運動  自律性・主体性

★学童期とは(  )の時期を指す。
心身ともに安定した時期であり、
学校生活への適応や友人との交流の拡大など、
子供の(  )が目覚ましく発達する時期である。
小学校就学後から卒業するまで(12歳)
社会性

★青年期とは(  )の時期を指す。
子供から成人への移行期。
18歳ころまでは思春期といわれ、(  )があらわれて急速な身体的成長をとげる時期であり、
情緒は不安定になりやすい。(  )が発達上の課題である。
12歳~22歳ごろまで
第二次性徴  自我同一性の確立

ボウルビィは愛着理論をはじめとする(  )を提唱している。
早期母子関係理論

(  )におきた環境の変化や刺激はその後の発達に重大な影響をおよぼす。
立ち絵場、妊娠初期は神経系の発達が進む時期であり、
この時期に母親が風疹に罹患すると(  )が生じる可能性が高まる。
臨界期  先天性風疹症候群

(  )とは、経験の結果として得られるものであり、子供の発達にはこれと成熟が密接に影響しあっている。
学習

身長や体重が10パーセンタイル未満または90パーセントタイル以上で(  )が必要となる。
経過観察

身長や体重が3パーセンタイル未満または97パーセントタイル以上で(  )が必要となることがある。
詳細な検査

(  )とは疾患などの影響で一時的に体重増加不良や身長の伸びが横ばい状態になるが、 原因となる疾患や状態が改善されることで、 もともとの伸びに見合った体重や身長まで急速に増加すること。
キャッチアップ現象

「新生児期」


★新生児期とは生後(  )未満を指す。
4週

★生理的体重減少率の計算式=(  )
※小数点第二位まで求め四捨五入する。
(当日の体重-出生時体重)÷出生時体重×100

★[例題]
出生時体重3000g
日齢3 2800gであった。
生理的体重減少はいくらか?(  )
(2800-3000)÷3000×100=-6.7
A.   6.7% 

★出生後、哺乳量の増加に伴い体重は毎日(  )増える。
30g

★大泉門:(  )頃に閉鎖
 小泉門:(  )頃に閉鎖
1歳~1歳6か月  生後3~6か月

★心拍数は(  )回/分。
120~140回/分(出生直後は60回/分)

★呼吸数は(  )回/分。
30~50回/分

母体由来免疫グロブリン(  ):生後(  )か月までにほぼ消失する。
IgG  6か月

初乳には(  )や(  )などの感染防止因子が多く含まれる。
母乳には(  )増強因子も含まれている。
IgA  ラクトフェリン  ビフィズス菌

感染防御にかかわる免疫グロブリン(  )は分子量が大きく、胎盤は通過しない。
IgM

【形態的特徴】

出生児の成熟度はデュボビッツ法で生後(  )に評価する。
神経学的所見の評価+外表所見の評価
12~48時間以内

生理的体重減少のピークは生後(  )日。
減少率は(  )%
生後(  )日目に出生体重に戻る。
2~3日  5~10%  7~10日

出生1か月後→出生時より約(  )増加。
1kg

新生児の頭囲は胸囲よりも(  )。
大きい

【身体生理の特徴】

新生児は成人と比べて、体重あたりの酸素消費量が(  )。
多い

肺胞面積が(  )、1回換気量が(  )→成人より呼吸数が(  )。
小さい  少ない  多い(30~50回/分)

出生と同時に始まる呼吸を(  )と呼ぶ。
第一呼吸

新生児が子宮外環境で生命を維持するためには、胎児期の胎盤呼吸から(  )へ移行しなければならない。
肺呼吸

在胎(  )週頃より肺胞内に産生される肺サーファクタントは、肺胞虚脱を防ぎ、呼吸機能の維持に重要。
28

新生児の呼吸は主に(  )であり、哺乳時にも呼吸できる。
また、肋間や肋間筋の発達が未熟であることから、横隔膜優位の(  )である。
鼻呼吸  腹式呼吸

気道抵抗が強く、(  )が重要であり、
分泌物などで鼻腔の狭窄や閉塞が起こると、容易に(  )になる。
気道確保  呼吸困難

出生時に肺呼吸が開始され換気が行われるようになると、胎児循環が(  )に移行する。
新生児循環

正常体温は(  )℃(腋窩温)
36.5~37.5℃(直腸温は0.5℃高い)

熱産生は成人の筋肉の振戦による熱産生とは異なり、 頸部・背部・腎周囲に分布する(  )を分解する非振戦性熱産生が主である。
褐色脂肪細胞

熱喪失には①(  )②(  )③(  )④(  )がある。
①輻射 ②蒸散 ③対流 ④伝導

哺乳するためには(  )・(  )・(  )の協調運動が必要であり、
在胎(  )週以降に可能になる。
吸啜  嚥下  呼吸  34

胃の出生時の容量は(  )mL。
30~60mL

腸は生後(  )時間頃には(  )が形成され、1週間以内に定着する。蠕動運動は生後(  )時間後から認められる。
24時間  腸内細菌叢  12時間

初回排便は生後(  )時間以内に排泄する。
胎便は(  )色で粘稠度が高い。
24時間  黒緑色

体液は体重の(  )%
排尿は生後(  )時間以内に排泄。
(  )回/日。
75~80%  24時間  15~20回/日

出生直後の新生児は(  )が多く、全身の皮膚が淡紅色をしている。
しかし出生後に胎児期ヘモグロビンの破壊が生じ、生後(  )日目頃から(  )が認められる。
ピークは生後(  )日で、(  )日頃に消失する。
赤血球  3日  生理的黄疸  4~5日  7~10日

造血は在胎8か月以降、(  )が中心。
赤血球やヘモグロビン値は、生後(  )頃に最も減少する。
骨髄  3か月

出生時の凝固系因子は成人より少ないので、(  )を投与する。
ビタミンK

肝臓に貯蔵されているグルコース値は生後(  )時間以内に下降し、その後上昇し、生後(  )時間で安定する。
その間の新生児(  )に注意。
2時間  2~3時間  低血糖症(40mg/dL未満[成人は70mg/dL])

外界の刺激や(  )を通して、生化学的・組織学的な変化が起きる新生児期は、脳や神経にとってとても重要な時期といえる。
母子相互作用

【機能的特徴】

出生後より新生児期および乳児期早期に(  )がみられる。
原始反射

原始反射とは、(  )と(  )を中枢とする反射である。
脳幹  脊髄

新生児は調子の(  )声に反応する。
高い

味蕾は、胎児後期から乳児期に最も(  )、それ以降は減少する。
多い

嗅覚は、出生後初期の(  )の確立のために重要な役割を担っている。
母子相互作用

新生児の言語的コミュニケーションは主に(  )である。
泣き声

新生児の啼泣は、(  )を表現している。
不快や不安

ブリッジスの情緒の分化にみられるように、生後3か月頃には(  )・(  )・(  )の区別がはっきりとわかるようになる。
興奮  快  不快

【新生児の養育および看護】

皮膚炎を起こさないようにおむつを頻回に交換し、皮膚を(  )状態に保つことが大切。
乾いた

尿や便の性状・におい・回数などは、小児の(  )の指標となる。
健康状態

衣類は保温性・(  )・(  )にすぐれ、皮膚に刺激の少ないやわらかいものがよい。
洗濯の回数が多いため(  )なものを選ぶ。
肌着には(  )が適している。
吸湿  通気性  丈夫  木綿

清潔に関して、感染予防のため(  )か月は専用ベビーバスを使用する。
臍の感染予防として、沐浴後は臍周囲の水分をふき取り(  )させる。
1か月  乾燥

体温調節機能が未熟なため(  )に左右されやすい。
外気温

原始反射である、(  )・(  )・(  )により哺乳をする。
探索反射  捕捉反射  吸啜反射

出生直後の母親では乳汁の分泌はほとんどないが、新生児の(  )により、乳房が刺激され乳汁産生が促される。
吸啜

育児用ミルクの温度が原因で、口腔内に(  )が生じることもあるので、温度管理には十分注意する。
熱傷

ベッドに寝かせるときは転落防止で必ず(  )をする。

新生児の運動機能は未熟なため、腹臥位になると(  )することがある。
窒息

新生児は免疫能力が未熟なため感染をおこしやすいので、家族は(  )が重要。
手洗い

核家族がすすんだ現在、(  )への育児指導も必要になる。
父親

子供と親の愛着形成は(  )期から始まっている。
相互作用を繰り返しながら、親子の(  )は深まっていく。
胎児期  愛着

「乳児期」


★乳児期とは、生後(  )未満の小児。
家族との(  )を結ぶ時期。
1年  精神的きずな

★首のすわりは生後(  )で通過する。
4か月

★離乳初期とは生後(  )
首のすわりがしっかりして寝返りができ、5秒以上座れる。
哺乳反射の減弱(スプーンなどを口に入れても舌で押し出すことが少なくなる)
食べ物に興味を示す。
5~6か月

★おすわりは生後(  )から始まる。
6か月

★寝返りは生後(  )で仰臥位から腹臥位にかわるようになる。
6か月

★はいはいは生後(  )から始まる。
8か月

★つかまり立ちは生後(  )から始まる。
9か月

★ひとり歩きは(  )から始まる。
1歳1か月

★体重は生後3~4か月で出生時の約(  )倍になる。
生後1年で出生時の約(  )倍になる。
2倍  3倍

★身長は1歳で出生時の約(  )倍になる。
1.5倍

大泉門は(  )ごろまでに閉鎖する。
1歳半

離乳中期とは生後(  )で(  )程度のものを与える。
7~8か月  舌でつぶせる

離乳後期とは生後(  )で歯茎でつぶせる硬さのものを与える。
9~11か月

離乳の完了は生後(  )で食物を嚙み潰すことができるようになり、多くの栄養をとれるようになった状態。
1年~1年半(12~18か月)

【形態的特徴】

頭囲は(  )とともに乳児期に著しく増加する。
脳の重量

胸囲は生後(  )か月以降、頭囲よりも大きくなる。
2か月

乳歯は生後(  )か月から生えはじめ、満1歳ころで上下(  )本ずつとなる。
6~8か月  4本

骨は(  )によって発育していく。
新生児に化骨はなく、およそ年齢+0~1個である。
仮骨現象

【身体的特徴】

横隔膜は比較的よく発達しているため、横隔膜運動が中心の(  )である。
乳児は(  )であり、鼻汁で鼻孔が閉塞した場合でも口呼吸ができない。
腹式呼吸  鼻呼吸

乳児はのどの渇きを訴えられないことも影響し、(  )を起こしやすい。
脱水症状

血液の鉄分を補給するためにも(  )が必要となる。
離乳食

【機能的特徴】

視覚の特徴について、
生後1か月頃  :(  )
生後2~3か月頃:(  )[150~180度]
生後6~7か月頃:人の顔を見分ける。(  )
注視  追視  人見知り

嗅覚は(  )の確立に重要な要素となっている。
母子相互関係

乳児初期には、姿勢保持など必要な(  )運動がみられ、これが運動発達の第一段階になる。
反射

生後4か月以上5か月未満の首のすわりの通過率=(  )
93.8%

生後5~6か月頃になると、手に持ったものを(  )ようになる。
口に持っていく

生後10か月になると、親指とほかの指で(  )ことができるようになる。
この時期になると(  )に注意が必要である。
小さなものをつかむ  誤飲事故

【乳児の養育および看護】

乳児は日常生活のすべてにおいて養育者おもに(  )の世話を必要とする。
母親

食事を通して人との(  )や満足感を得るという社会化へと広がりを持つ。
妊娠中から離乳の官僚にいたるまで一貫した支援を推進することが必要。
コミュニケーション

乳児期の栄養摂取方法について、乳汁には(  )・(  )・混合栄養 がある。
母乳栄養  人工栄養

出産後できるだけすぐに直接かつ妨げられない肌と肌のふれあいができるようにし、
母乳育児を始められるように母親を支援することを提唱している。→(  )
Skin To Skin

(  )とは、乳汁だけでは不足してくるエネルギーや栄養素を補完するために乳汁から幼児食に移行する過程で与えられる食事。
離乳食

離乳の完了とは、母乳または育児用ミルクを飲んでいない状態を意味するもの(  )。
ではない

生後5か月頃になると睡眠のリズムが定着してくるが、この時期に(  )が始まる子供が多い。
夜泣き

乳児の死亡順位では不慮の事故が死因の第3位であり、そのうち8割が(  )で、家庭内で発生している。
窒息死[吐乳・異物誤嚥・寝返りした際に寝具がやわらかすぎる]

「幼児期」


★幼児期とは生後(  )年以降~就学前を指す。
1年

★心拍数の基準値は(  )回/分と乳児期よりも少なくなる。
90~110回/分

★(  ):尿意や便意を感じて自分の意思でトイレに行って排泄するようになる過程を支援すること。
(  )ころに始める。
トイレトレーニング  1歳半~3歳

★体重は毎年2~3kgずつ増加する。
2歳半→出生時体重の約(  )倍
4歳 →出生時体重の約(  )倍
4倍  5倍  [体重が2倍になるのは生後3~4か月]

★身長は3歳半~4歳ごろに出生時の約(  )倍になる。
2倍

【形態的特徴】

頭部は出生時から(  )歳頃までに著しい増加がみられる。
脳の重量は4~6歳で成人の約95%にまで達する。
3歳

胸囲は(  )歳前後から、頭囲よりも大きくなる。
1歳

大泉門は(  )ごろまでに閉鎖する。
1歳半

【身体的特徴】

呼吸機能について、
幼児期前期(1~3歳)頃までは(  )を主体に行われるが、
5歳頃までに(  )主体に移行する。
腹式呼吸  胸式呼吸

乳歯は、おおむね(  )歳で上下(  )本の計(  )本が生えそろう。
1歳半~2歳  8本  16本

(  )歳で上下(  )本の計(  )本が生えそろう。
2~3歳  10本  20本

奥歯の生えそろいや顎・頬・舌の筋肉の増大によって、(  )・(  )・(  )といった食べるために必要な機能が向上し、 成人と同様の食事形態をとることができるようになる。
咀嚼  嚥下  捕食

(  )頃から乳歯が抜けはじめ、永久歯に切り替わっていく。
6歳

乳児期に活発に行われた軸索の成長とシナプス形成を引き継ぎ、(  )の密度は一生の中で最も高い幼児期以降、 選択的に回路が脱落することで低下していく。
シナプス

【機能的特徴】

(  ):身の回りの鉛筆や無生物にも自分と同じような生命や感情があると信じること。
アニミズム

(  )で過去と未来などの時間や空間の概念が分かるようになる。
3歳

はじめて意味のある言葉を発する時期は、(  )頃であり個人差が大きい。
生後7か月~1歳6か月

母親からの(  )の願望と(  )への不安が共存する時期。
自立  離れること

3歳頃までに自分の(  )を知り、行動の特徴に気が付く。
性別

【幼児の養育および看護】

日常生活行動を(  )で出来るようになり、健康的な生活習慣を身に着けることは幼児期の重要な課題である。
自分一人

睡眠時間について、
新生児:15~20時間
3か月:14時間
1歳 :12時間
幼児期:(  )時間
10~12時間

幼児は体温調節機能が未熟なので(  )や(  )のよい衣服を選ぶ。
保温性  通気性

幼児の死亡事故の原因は(  )が最も多い。
交通事故

幼児期は(  )が始まることによって、感染症に罹患する危険性はさらに高まる。
感染症は短期間で重症化しやすく、周囲の人々への拡大など社会的な影響も大きい。
集団生活

現在社会の(  )スタイルは幼児の生活全体に影響を及ぼしている。
夜型

睡眠習慣を整えることは、起床時間を早めて(  )や朝の(  )、昼の(  )や集中力の向上に繋がる。
朝食の摂取  排便習慣  活動性

「学童期」


★学童期とは、(  )から(  )のあらわれる前までをいう。年齢でいうと(  )。
小学校入学  第二次性徴  6~12歳(小学生)

★(  )の予防には、学校と家庭における健康教育が重要。
生活習慣病

学童期の体型を示すために(  )が用いられる。一般に(  )以上が肥満と判定される。
計算式=(  )
ローレル指数  160(標準140――やせ100以下)
(体重kg/身長cm^3)×10^7

肥満ややせを判定するもう一つの指標は(  )である。軽度肥満20%↑/中等度肥満30%↑/高度肥満50%↑
計算式=(  )
肥満度
(実測体重kg-標準体重kg)÷標準体重kg×1000

【形態的特徴】

体重は9歳頃に30kgで出生時の約(  )倍。
10倍

6歳頃より乳歯が抜けはじめ、永久歯が生える。
学童期では第二大臼歯まで萌出する。17~21歳で第三大臼歯が萌出する(生えないこともある)。
すべての臼歯が萌出すると(  )本になる。
32本

骨格形成について、適切な姿勢が保たれないと、(  )などが起こりやすい。
脊柱側弯症

【身体的特徴】

呼吸は3~7歳頃まで行っていた(  )呼吸から(  )呼吸へと移行する。
胸腹式呼吸  腹式呼吸

呼吸数は減少し、成人とほぼ同様の(  )回/分となる。
18~20回/分

心拍数は(  )回/分となる。左心室の大きさが増大し心拍出量が増大。血圧が上昇し、心拍数は低下する。
80~100回/分

一時感覚野や一時運動野などの(  )は、青年期までかけて成熟する。
言語や感情などの高次機能の領域よりも(  )成熟が完了する。
低次脳機能領域  早く

【機能的特徴】

学童期は(  )や(  )が著しく発達する時期。
運動機能  社会性

学童期の情緒の発達には、学習とともに(  )も大きな意味を持つ。
遊び

ピアジェによると7~11歳は(  )期である。
具体的操作期

学校での学習によって、(  )を意識する機会が増加し、その概念を身に着ける。
時間・月日・曜日

学童後期は友達どうしでつくるルールやゲームもより複雑になり、(  )が遊び事に出現するようになる。
リーダー的存在

遊びや学業、スポーツに対する達成感を経験することで、(  )感情を高めていく時期である。
それぞれの得意なことで活躍できることを褒め、多様性を尊重できるように支援することが大切。
自尊

学童後期では、(  )が始まり、形式的演繹[えんえき]・組み合わせ思考・比例概念といった抽象的な思考様式を身に着けていく。
形質的操作期

エリクソンの心理社会的発達の理論によると、学童前期は(  )対(  )が心理社会的課題である。
積極性 対 罪悪感

エリクソンの心理社会的発達の理論によると、学童後期は(  )対(  )が心理社会的課題である。
勤勉性 対 劣等感

3~4年生は小集団となって行動しはじめ、大人や家族より仲間の間の価値観をより優先させる(  )の時代である。
ギャングエイジ

5~6年生は一部の小児が学校生活での(  )的存在を担うようになる。社会性を身につけていく。
リーダー

論理的思考の発達に伴って、(  )自体に疑問を持つようになる。
規則

学校での学習が始まり、話す機会に加えて(  )活動が増加する。
コミュニケーションの手段が増え、思考の整理・伝達能力が著しく向上する。
読む・書く

【学童期の看護】

学校生活のなかのストレスとして(  )などがある。
いじめ

食事は心身の健全な発達をとげていく土台となり、家族との(  )や食習慣の形成に重要な場である。
コミュニケーション

エネルギー量・タンパク量・カルシウムの摂取量は成人を(  )。
上回っている

ほとんどの事故は(  )や(  )で発生している。
学校  自宅周辺

「思春期・青年期」


★思春期の始まりは(  )の発現であり、年齢で区切ることは難しい。
第二次性徴

★自我発達の一環で、友人と自分を比較しながら自分とはなにかを探り出そうとする。(  )の確立が課題。
アイデンティティ

親の言うことを聞かなくなる段階を(  )という。
第二次反抗期

多くの体力要素が(  )までにピークを迎える。
20歳

精管に精液が作られて、はじめて体外に射出されることを(  )という。
はじめて月経を迎えることを(  )という。
精通  初経

思春期は生涯を通じて、もっとも(  )が高い時期。[ミネラル(カルシウムとリン)の量を示す指標]
骨密度

心の友や親友をつくり、親への依存的な関係が解消されることを(  )という。
心理的な離乳

(  )が確立し、性差を意識した行動をするようになる。
性同一性

(  )の意識が高まり、自分がどのように他人から見えているのかが気になるようになる。
ボディイメージ

小学校から中学校への進学で、運動時間は(  )する。
増加か減少の二極化

学業と人間関係などで(  )を感じ、さまざまな不定愁訴が現れ、内分泌系や自律神経系の働きが不均衡になる。
ストレス

心理社会的適応に関する問題の要因には(  )・(  )・(  )の3つがある。
本人  家族  学校生活

死因の1位は自殺であり、(  )に多い。自殺企図は女子に多い。
男子

引きこもりの最大の問題は(  )の喪失である。
社会参加

生活習慣病予防として、とくに(  )は発達途上にある心身に悪影響をもたらす。
飲酒・喫煙

思春期にみられる自己中心的な思考によって(  )を起こすことがある。
自動車事故

親の(  )は最大になる。
ストレス

「小児を守る法律と制度」


★予防接種のねらいは、
(  )……予防接種を受けた人がその感染症から守られる。
(  )……社会全体から感染症が減り、結果的に社会全体が守られる。
個人防衛  社会防衛

★児童虐待には①(  )②(  )③(  )④(  )がある。
身体的虐待  心理的虐待  ネグレクト  性的虐待

子供を守る法律には(  )・(  )・(  )などがある。
母子保健法  児童福祉法  児童虐待の防止等に関する法律

【母子保健法】

妊産婦と(  )の健康の保持および増進を図るため、
妊産婦と(  )に対する、保健指導・健康診査・医療その他の措置を講じて、
国民保険の向上に寄与することを目的としている。
実施主体は1994年から(  )である。
乳幼児  乳幼児  市町村

【児童福祉法】

すべての児童の(  )と(  )を目的とする法律。
健全な育成  生活の保障

第一線機関は(  )である。
児童相談所

児童の定義:児童とは(  )に満たない者。
満18歳

結核児童養育給付について、
都道府県は、結核にかかっている児童に対し、療養に合わせて学習の援助を行うため、
これを病院に入院させて(  )を行うことができる。
療育の給付

要保護児童を発見した者は、これを①(  )②(  )③(  )いずれかに通告しなければならない。
①市町村
②(都道府県の設置する)福祉事務所
③児童相談所

(  )は、児童に一時保護を加えることができる。
児童相談所長

【医療費の支援】

養育医療の対象=(  )
育成医療の対象=(  )
未熟児(1歳未満)  身体障害児(18歳未満)

【予防接種】

任意接種は予防接種法に基づかない摂取である、接種費用は原則(  )。
自己負担

任意予防接種には、(  )・(  )・(  )などがある。
流行性耳下腺炎  髄膜炎菌  A型肝炎

(  )の発生防止のため、予診・問診を十分に実施する。
副反応

予防接種による健康被害またはその疑いがある場合、
予防接種健康被害救済制度に基づき、
医療機関は(  )に報告する。
市町村

さらに、市町村は(  )を通じて(  )に報告する。
保健所  厚生労働省

【臓器移植】

1997年より臓器移植法で、
臓器提供の場合に限って(  )を人の死と認めている。
脳死

2010年から、複数の15歳未満の脳死患者から臓器移植が行われている。
これらは本人の意思ではなく(  )によるものである。
家族の承諾

【児童虐待】

児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、
速やかに①(  )②(  )もしくは③(  )に通告しなければならない。
(児童委員を介しての通告でもよい)
①市町村②福祉事務所③児童相談所

児童虐待を受けたと思われる児童を発見した者は、(  )の義務がある。[児童虐待防止法 第6条]
通告

子供が(  )である、(  )できる環境であると感じ、
またかかわる人々は(  )存在であると感じられることが重要である。
安全  安心  自分を守ってくれる

虐待を行う親への対応の基本的順序。
虐待の相談相手になり虐待者の(  )を解消する。
社会資源を活用して、経済的問題など生活のストレス、とくに(  )を実質的に軽減する。
社会的孤立  育児負担

「小児看護における課題」


小児看護における課題7つ。[ひとつ選んで現状と解決策などを記述する]
①高度複雑化した医療に対する知識や技術
②入院環境の準備
③継続看護の充実
④地域における小児の在宅療養への支援
⑤小児救急医療の充実
⑥特別支援学校における医療的ケアの支援
⑦健康な小児の子育てに関する支援

①高度複雑化した医療に対する知識や技術(  )
【現状】
小児医療の進歩によって、早期退院・外来治療が可能になってきた。 一方、入院している小児の疾患を重症化し、治療は複雑かつ高度な治療や技術を必要とするものに変化している。
【対策】
これからの変化に対応した知識と熟練した技術、 緊張やストレスを緩和し治癒を促す生活援助技術が必要となる。 小児看護についてより深く学び、経験を積んだ看護師が、 複雑な問題をもつ小児と家族に対して看護を実践する必要がある。

②入院環境の準備について現状と対策。(  )
【現状】
少子化により経済的に採算がとれないことを理由に小児病棟が閉鎖され、混合病棟となっている。
小児専門病院などの一部の病院を除くと、小児の入院環境は悪化している。
一部屋に数人の小児と同じ数の付き添いの家族が寝泊まりしている。
付き添っている家族に任せきり、混合病棟のために小児が泣くと付き添う家族が気を遣わなければならない。
プレイルームがなかったり、院内学級が整備されていなかったりする。
【対策】
小児の成長・発達を考慮した
小児にふさわしい入院環境を整えていくことが重要である。

⑤小児救急医療の充実について現状と対策。(  )
【現状】
救急処置に熟練した小児専門医の不足によって小児救急患者への対応が困難なうえ、 少子化による小児の急病による家族の不安の高まりなどから、 軽度の小児の救急外来への受診が増加し、本来の救急医療機能が低下していることが問題となっている。
【対策】
①緊急性の高い小児が早急に医療を受けられるようにトリアージする技術。
②家族での対応方法について指導できる技術。
――を持つ看護師「小児救急看護認定看護師制度」が発足。
また、家族の不安解消のための小児救急電話相談事業も行われている。

⑥特別支援学校における医療的ケアの支援(  )
【現状】
近年、障害児であってもカテーテル類を挿入したまま生活をする小児や、 人工呼吸器を装着している小児も地域で生活するようになり、その数は徐々に増えてきている。
【対策】
2005年より特別支援学校に看護師が導入された。
学校での看護師の役割を確立していくことが求められている。


「小児と遊び」


★感覚遊びは(  )期の遊びであり、(  )などがある。
乳児期
ガラガラ  オルゴールメリー  抱っこ  音楽  くすぐり遊び  マッサージ

★運動遊びは(  )期の遊びであり、(  )などがある。
乳児期・学童期
赤ちゃん体操  手遊び  手押し車  のりもの  ジャンプ  かけっこ  なわとび  ボール遊び

★構成遊びは(  )期の遊びであり、(  )などがある。
幼児期前半
積み木  ブロック  粘土  折り紙  工作

★模倣・創造遊びは(  )期の遊びであり、(  )などがある。
幼児期後半
ままごと  お医者さんごっこ  お店屋さんごっこ

★受容遊びは(  )期の遊びであり、(  )などがある。
乳児期後半~学童期
絵本  紙芝居  テレビ・ビデオ鑑賞



【小児看護における倫理】について読んでおく



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