成人看護方法論Ⅳ

「女性生殖器」

【乳がん】

★★女性のがんの部位別罹患率は(  )人に1人は乳がん。
乳がんは幅広い対象年齢であり、女性としてのボディイメージ・社会的役割の変化や倫理面など問題が生じやすい。 羞恥心から受診行動の遅延に繋がりやすい。治療が多岐にわたる。
9人

★★乳がんの好発部位は(  )。
両乳房の外側上部

★★乳がんの症状は(  )・(  )・(  )・(  )がある。
しこり  えくぼ  発赤  乳房痛

乳がんの手術療法には①(  )②(  )③(  )④(  )がある。
①乳房切除術
②乳房温存手術
③腋窩リンパ節郭清
④乳房再建

★★乳房温存手術は(  )cm以下の大きさの腫瘍に適応する。乳房を部分的に切除かつ整容性を保つ。
3cm

★★(  )はリンパ郭清[疑わしいものも取り除く]の必要性を判断できる。
センチネルリンパ節生検[最初に転位するだろうリンパ節を生検]

★★放射線治療の弊害として(  )・(  )・(  )・(  )などがある。
悪心嘔吐・食欲低下・全身倦怠感・便秘

薬物療法は(  )・(  )・(  )の3つに分けられる。
ホルモン療法  化学療法(抗がん剤)  分子標的治療(抗HER2薬など)

★★化学療法の副作用としてまず最初に(  )がある。
悪心嘔吐

★★化学療法の副作用として2週目前後では(  )がある。
骨髄抑制[白血球・好中球減少・血小板減少]

★★骨髄抑制で白血球が減少すると(  )、赤血球が減少すると(  )、血小板が減少すると(  )がおこる。
易感染(発熱・口内炎)  貧血  出血傾向

インフュージョンリアクションとは(  )による後天性の特異的過敏反応であり、悪心・頭痛・頻脈・血圧低下・皮疹・息切れがおこる。
分子標的治療薬

★★ホルモン療法の対象はホルモン受容体陽性乳がんである。(  )の作用を防ぎ、がん細胞が増えるのを抑える。再発を約半分にできる。 副作用としてほてり・性器出血・骨密度低下・頭痛・イライラなど
女性ホルモン(エストロゲン・性腺刺激ホルモン・アロマターゼ)

(  )がある皮膚は、傷つきやすい状態であるので、清潔・保湿・怪我・虫刺されなどに注意。
リンパ浮腫


「循環器」

【心臓】

心臓の位置は(  )。
第2肋骨~第6肋骨 やや左側

大きさは(  )。
握りこぶし大  重さ250g~300g[りんご1個分の重さ]

平均心拍(  )回/分。
70回/分

一回拍出量(  )mL
70~80mL[ヤクルト1個分]

心筋は(  )筋であるが(  )筋である。
横紋筋  不随筋

(  )は収縮期と拡張期の摩擦を防ぐ役割を持つ。
心膜腔にある心膜液(心嚢液)

心嚢液が増えると(  )となる。(  )が低下し、(  )が増加する。
心タンポナーゼ(心臓の拡張障害)  心拍出量  脈拍数

心臓の弁の順番:大静脈→(  )→(  )→(  )→(  )→大動脈
三尖弁  肺動脈弁[手前]  僧帽弁  大動脈弁[真ん中]

狭窄症や閉鎖不全症などの弁膜症の頻度が高いのは(  )弁。
左にある僧帽弁と大動脈弁

肺動脈には(  )血が流れる。
静脈血

房室弁が開いている時期は(  )期。
流入期




★★(  ):冠動脈の血流不足により心臓が(  )な酸欠状態となって起こる。胸痛。
狭心症[心筋の壊死なし]  一時的

★★(  ):冠動脈の血流が止完全閉塞し、酸欠によって心臓の一部が(  )する。
心筋梗塞[心筋の壊死]  壊死

★【治療薬に関して】
★(  )は循環血液量を減少させる。
利尿薬

★(  )は血管平滑筋へのCa流出を阻止し、血管拡張を行う。
Ca拮抗薬

★(  )は昇圧物質阻害を行う。
ACE阻害薬(アンジオテンシン変換酵素阻害薬)

★(  )は交感神経を抑制して心拍出量を減少させる。
β受容体阻害薬


【胸痛に対する看護】

★★(  )では胸痛は数時間続き、安静や硝酸薬での症状改善はない。
心筋梗塞

★★(  )では胸痛は15分以内で収まり、安静や硝酸薬で症状が改善する。
狭心症


【動悸に対する看護】


【浮腫に対する看護】

浮腫の原因は①(  )②(  )③(  )④(  )
①血管内静水圧の上昇[血管から出過ぎる]
②血管透過性の亢進[血管から出過ぎる]
③リンパ管の閉塞[リンパ管に回収されない]
④血漿膠質浸透圧の低下[血管に吸収されない]


【ショックに対する看護】

ショックとは収縮期血圧(  )mmHg以下。
90mmHg

呼吸中枢は(  )にある。
延髄

★ショックの5p(  )
蒼白  冷汗  虚脱  脈拍触知不能  呼吸困難(頻呼吸)

全身の血液約5Lの(  )%を失うとショックに陥る。
20%

脳に血液を運ぶ機構が働くため、(  )の血管が(  )する。
末梢  収縮

尿量は(  )を保つ。
1ml/kg/時間

★アナフィラキシーショックの特徴には(  )がある。
ウォームショック(末梢血管は拡張して四肢は温かい)

アナフィラキシーショックに対しては(  )が有効。
アドレナリン筋肉注射(エピペン)

出血性ショックになる危険性が最も高いのは?
①頸椎骨折 ②肋骨骨折 ③腰椎圧迫骨折 ④骨盤骨折
骨盤骨折

末梢血管抵抗が低下するのは?
①心原性ショック(心筋梗塞)
②アナフィラキシーショック
③出血性ショック
④心外性ショック(肺塞栓症)
アナフィラキシーショック


【心不全】

★★肺うっ血は(  )でおこる。
左心不全

★★体静脈うっ血は(  )でおこる。
右心不全

★★左心不全の症状
①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )⑥(  )
①起坐呼吸
②肺水腫
③ピンクの泡沫状痰
④頻脈
⑤尿量低下
⑥チアノーゼ

★★右心不全の症状
①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )
①頸静脈怒張
②肝腫大
③下肢浮腫
④胸水
⑤腹水

心不全の診断には(  )をみる。
BNP(脳性Na利尿ペプチド)[心臓への負荷により分泌]

★心不全患者への看護として、
①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )
①塩分制限1日6g
②水分制限
③内服のアドヒアランス
④運動
⑤適切な入浴(熱いお湯は交感神経緊張をもたらす。静水圧により心内圧を上昇させる)

★起坐呼吸をしている患者におこりやすいのは(  )。
血性泡沫痰[肺うっ血の症状]

起坐呼吸をしている患者の含嗽を軽減するには(  )。
起坐呼吸を保つ

退院後の指導として(  )と伝える。
体重が増加したときは受診して下さい

★★浮腫は(  )の症状による。
右心不全

★★虚血性心疾患の発作時は硝酸薬(ニトログリセリン)の(  )を行う。
舌下投与


【心電図】

心電図は心筋の(  )と(  )の経時的な過程を記録したもの。
脱分極  再分極

ペースメーカ装着患者の日常生活支援には、
①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )
①検脈指導
②創部の清潔を指導
③患側上肢挙上禁止(リードが心筋に固定されるのに2~3ヵ月かかる)
④外出時は必ずペースメーカー手帳を持ち歩く。
⑤吃逆(シツギャク・シャックリ)の症状が強い場合はリードの調節(リードから横隔膜へ刺激が伝わる)

★★色別導子の装着部位について。

★★胸部誘導の装着の順番
(  )→(  )→(  )→(  )→(  )→(  )
赤 黄 緑 茶 黒 紫
せきぐちくん

★不整脈の命名

(特に心房細動と心室頻拍に注意)

★★心室期外収縮(PVC)は(  )以上に注意。心室細動に誘発されやすい。
Grade3

★★心房粗動・心房細動は(  )形成しやすく、(  )に繋がりやすい。
血栓  脳塞栓症

★★心室細動では心臓のポンプ機能が完全に失われ(  )に至る。
意識消失

★★心筋梗塞では心電図に(  )を認める。
ST上昇

心筋障害マーカーの変化として、
(  ):心筋に特異的に存在する蛋白
(  ):心筋や骨格筋に存在する蛋白
トロポニンT  ミオグロビン

(  ):狭心症や心筋梗塞など虚血性心疾患に対し、冠動脈内腔の狭くなった部分をカテーテルを使って広げる治療。
再灌流法(経皮的冠動脈インターベンション(PCI))

脊髄造影(ミエログラフィー)は、
(  )に造影剤を注入する検査。
(  )への流入を防ぐために頭部挙上。
副作用を防ぐための(  )が必要。
クモ膜下腔  頭蓋内  水分摂取


「造血器疾患」

【血液の成分】

血液の量は体重の約(  )%
8%

造血場所は(  )
骨髄

血液は(  )と(  )からなる。
血球  血漿

血漿から血液凝固因子(  )・(  )などを除いたものを血清という。
フィブリノゲン  プロトロンビン

血液をそのまま放置しておくと、液体成分の(  )と固形の(  )に分離する。
血清  血餅

顆粒球の好中球や単球のマクロファージは(  )作用をもつ。
貪食

リンパ球の細胞性免疫に関する(  )と液性免疫に関する(  )が欠乏すると(  )となる。
T細胞  B細胞  免疫不全

血球の分化と増殖を促す物質を(  )という。その主な因子は(  )など。
造血因子  エリスロポエチン


【貧血】

(  ):造血幹細胞が減少。
再生不良性貧血

(  ):DNA合成障害により赤血球の核がうまく作れず、使えない赤血球が出来てしまう。
巨赤芽球性貧血

(  ):ヘモグロビンの合成障害。
鉄欠乏性貧血

(  ):赤血球の破壊が亢進。
溶血性貧血

再生不良性貧血の治療は(  )。
造血幹細胞移植

巨赤芽球性貧血の原因は(  )欠乏。
ビタミンB12

鉄欠乏性貧血の症状は(  )。
さじ状爪


【白血病】

★★白血病の主な症状として①(  )②(  )③(  )がある。
①易感染症
②貧血
③出血傾向

播種性血管内凝固症候群(DIC)では、
・APTTとPTは(  )。
・フィブリノーゲン分解産物(FDP)値とDダイマー(血栓を溶かしたときに出来る物質)は(  )。
延長[血栓のつくりすぎで凝固因子を消費]  上昇

★(  ):腫瘍細胞の有無を確認。骨髄内の血球細胞の密度や比率、形態異常の有無を確認。
 骨髄生検:骨髄の細胞密度を把握。腫瘍細胞の骨髄への浸潤の有無。
骨髄穿刺

★一般的に成人での穿刺部位は(  )。小児では脛骨。
上後腸骨棘

・骨髄穿刺前の絶食は(  )。
・穿刺の体位は(  )で行う。
・穿刺時の呼吸は(  )。
・穿刺後、穿刺部を(  )する。
必要ない  腹臥位  軽く息を止めてもらう  止血圧迫

★★白血病の治療として①(  )②(  )がある。
①化学療法  ②造血幹細胞移植

★★白血病の化学療法では、
①(  )
 ↓
②(  )
 ↓
③(  )
①寛解導入療法

②地固め療法

③寛解維持療法

寛解導入療法では白血病細胞が大量に崩壊するので、急性腎障害や不整脈予防のために大量の輸液を行い(  )の確保が必要。
尿量

化学療法では著しい汎血球減少となるので(  )・(  )・(  )がおこりやすい。
貧血  易感染  出血傾向

★★骨髄移植後の症状として①(  )②(  )③(  )がある。
①生着不全 拒絶反応
②移植片対宿主病(GVHD)
③感染症

★★移植後100日以降に発症する急性GVHDでは(  )・ドライアイ・口内炎・肝障害・肺障害が数年に渡り続くことがある。(  )をさけることが必要。
皮膚症状  直射日光

GVHDの予防には(  )を投与する。
免疫抑制剤


【多発性骨髄腫】

多発性骨髄腫ではM蛋白(腫瘍化した形質細胞[異常免疫グロブリン])が増大し(  )・(  )・(  )がおこる。
骨融解  骨髄機能低下  M蛋白血症


【悪性リンパ腫】

(  )が悪性リンパ腫の90%を占める。高齢者に多い。
非ホジキンリンパ腫


「運動器」

【運動器とは】

骨粗鬆症は疫学的には80歳以上の(  )に多い。(  )の産生減少による。
女性  エストロゲン

★骨粗鬆症の特徴は①(  )②(  )
①易骨折性
②脆弱性骨折

頭蓋骨や恥骨結合、歯根などの関節を(  )という。
不動関節

肩関節、股関節などの関節を(  )という。
可動関節

(  )が筋細胞に受容されると、筋細胞膜に(  )がおこり、(  )・(  )が活動する。
アセチルコリン  活動電位  ミオシンフィラメント・アクチンフィラメント

(  ):外傷などの後に四肢で膜状組織に囲まれた区域で組織が腫脹し、筋区画内圧が上昇して循環障害が生じる。
コンパートメント症候群[コンパート=筋区画]

★★★小児に生じる前腕屈筋のコンパートメント症候群を(  )という。
上腕骨顆上骨折におきやすい。(  )麻痺をきたす。
フォルクマン拘縮  正中神経・尺骨神経麻痺

★コンパートメント症候群の5つのサイン(  )
①疼痛
②蒼白
③知覚障害
④麻痺
⑤末梢動脈拍動の消失(下肢なら足背動脈をみる)

腓骨神経は(  )の上を走行しており、外部からの圧迫によって障害をうけやすい。
腓骨頭

脊髄造影検査(ミエログラフィー):(  )に造影剤を注入し、透視下で脊髄や神経根の形状を調べる検査。
脊髄クモ膜下腔

ミエログラフィー終了後の体位はセミファーラー位で(  )に造影剤が流入しないよう20~30°挙上する。
頭蓋内

ミエログラフィー終了後は副作用軽減のため(  )を促す。
水分摂取


【ギプス・コルセットの看護】

★★ギプス固定中の合併症として①(  )②(  )③(  )④(  )がある。
①循環障害:腫脹、冷感、末梢動脈の触知、患肢の挙上
②神経障害:痛み、しびれ、異常知覚、手指と足趾の運動の有無
③関節拘縮・筋委縮:
④創汚染・感染:創部の掻痒感、痛み、悪臭、浸出液の有無

★★ギプス固定中の入浴は?(  )
ギプスを濡れないように保護すれば可能

★★ギプスをしている足はどうする?(  )
循環障害がおこりやすいので患肢を挙上。指を動かす。

★★ギプス固定中はずっとベッド?(  )
動きを見ることは重要。患部は固定されているので必ずしもベッドで過ごす必要はない。

★★ギプス固定中は靴下が履けないので、カイロで温めてよい?(  )
温めることで創部の血行がよくなり、炎症反応を高めてしまう可能性がある

★★【コルセット装着の方法】
①皮膚の損傷(摩擦・アレルギー)を防ぐため、(  )の装着を確認。
肌着

②コルセットの左右、上下をあわせる。ベルトが付いている方が右手側。
③コルセットの下縁が(  )にくるようにあわせる。
④ベルトをしめる。下から2番目を締め、下から順番にとめる。
⑤上縁は手が入るくらいの余裕をもたせベルトを締める。
腸骨稜の3横指下

牽引療法中のケアとして、
・弾性ストッキングは1日に1度は巻きなおす。
・食器が滑らないようセッティング。介助はいらない。
・合併症である(  )に注意。
コンパートメント症候群
[①疼痛 ②脈拍消失 ③蒼白 ④麻痺 ⑤知覚障害]


【椎間板ヘルニア】

神経の本数について、
頸椎C(  )胸椎T(  )腰椎L(  )仙骨S(  )尾骨(  )
8  12  5  5  1

横隔膜を動かす神経は(  )。
C4

随伴症状と合併症について、
頸椎C(  )胸椎T(  )腰椎L(  )仙髄S(  )
呼吸器障害  循環器障害  消化器障害  排尿障害

脊髄障害では(  )が生じる。伸びきって曲がらない。
痙性麻痺 [反対は弛緩性麻痺]

治療としては牽引療法がある。腰椎が(  )になるようにする。
後彎位

★★腰椎ヘルニアの禁忌肢位は(  )・(  )・(  )。
前屈  後屈  捻転

脊髄損傷患者の頭蓋直達牽引では(  )を装着する。
ハローベスト装着


【骨折】

★★股関節部の骨折には(  )と(  )がある。
大腿骨頚部骨折  転子部骨折

★★大腿骨頚部骨折は骨粗鬆症を背景とする脆弱性骨折。
高齢女性に好発。
股関節通や起立不能がみられる。
偽関節や骨頭壊死(阻血性骨壊死)を起こすことがある。
(  )は(  )に比べて骨がつきにくい。
※大腿骨頚部を覆っている関節包の中には(  )がないため。
大腿骨頚部骨折  転子部骨折  骨膜

大腿頸部骨折のステージⅢは骨折面に部分的な(  )あり。
転位[ズレるという意味(がんの転移とは意味が異なる)]

★合併症として、偽関節・骨癒合不全・大腿骨骨頭壊死・人工骨頭の(  )がある。
脱臼

股関節の脱臼予防として禁忌肢位は、
前方アプローチ:(  )
後方アプローチ:(  )
前方アプローチ:伸展・外旋
後方アプローチ:屈曲・内転・内旋

後方アプローチの看護は
①(  )による脱臼予防。
②(  )や(  )の予防
③患肢の(  )を予防し、良肢位を保持。
④(  )を予防する。
⑤(  )防止に努める。
①外転枕
②血行障害  深部静脈血栓症(DVT)
③尖足
④腓骨神経麻痺
⑤感染防止


【関節リウマチ】

関節リウマチに特徴的な症状は(  )。
朝のこわばり

関節リウマチの関節の変形には(  )やボタン穴変形がある。
スワンネック変形(尺側変位)

関節リウマチの治療薬には(  )などがある。副作用として免疫抑制・(  )に注意。
抗リウマチ薬(DMARDs)[代表薬:メトトレキサート]  間質性肺炎


「免疫・アレルギー」

【全身性エリテマトーデス(SLE)】

★全身性エリテマトーデス(SLE)は膠原病の代表的な一つであり、若い(  )に多い。
女性

★症状として①(  )②(  )③(  )④(  )⑤(  )などがある。
①ループス腎炎
②レイノー現象
③抗リン脂質抗体症候群:血栓をつくりやすい
④自己免疫性溶血性貧血:間接ビリルビン↑黄疸が生じる
⑤貧血(溶血性貧血)

★★(  )は一時的な四肢末端の虚血によっておこる循環障害。 寒冷刺激やストレス、緊張などの交感神経刺激が誘因。指先が白くなる。
レイノー現象[虚血チアノーゼ]
【感染症】

感染リスクの高い人は①(  )②(  )③(  )④(  )など。
①高齢者
②免疫抑制薬を使用している人
③糖尿病などの疾患がある人
④術後の人

主な薬剤耐性菌として(  )がある。バンコマイシン塩酸塩投与を行う。
MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)

炎症を起こしたときの血液所見(  )・(  )・(  )
CRP↑(たんぱく)  赤沈亢進  白血球異常

感染により血圧低下を起こすと、交感神経が刺激され(  )を起こすことがある。
ウォームショック(末梢血管は拡張して温かいが循環血液量が低下)


【エイズ】

★2019年の日本における新規HIV感染者・エイズ感染者は1200人以上。感染者は20~30代に多く(  )による感染がほとんど。
性行為感染 [ほかHIVに汚染された血液媒介感染・母子感染など]

★★HIV感染症とは(  )によっておこる(  )。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)  後天性免疫不全症候群(AIDS)

★くしゃみ、トイレやお風呂、蚊や虫に刺される、ジュースの回し飲み、握手では(  )。
感染しない

★★HIV合併症としては主に(  )・サイトメガロウイルス網膜炎・カンジタ食道炎・カポジ肉腫がある。
ニューモシスチス肺炎

★★免疫に伴うHIV合併症の指標として、(  )が(  )を下回ると日和見感染を起こしやすい。
CD4陽性リンパ球数  200/mm^3

★★一般的に(  )が(  )を下回ると治療を開始する。
CD4陽性リンパ球数  500/mm^3

★HIV治療は抗HIV薬を3剤以上併用する(  )でCD4陽性T細胞数を一定レベルに保ことが必要。
多剤併用療法


「感覚器」

【眼科疾患】

強膜の役割は(  )
眼球の形状を維持する役割

脈絡膜の役割は(  )
網膜への栄養補給、瞳孔以外から光が入らないようにする暗幕

硝子体の役割は(  )
眼球内圧を保つ、透過性があり網膜まで光線を通過させる

水晶体の役割は(  )
外界からの光線を透過・屈折させて網膜上に像を結ぶレンズの役割

★どちらが近視でどちらが遠視か?

明順応は数分、暗順応は(  )かかる。
30分

★(  )・(  )の人は水晶体の成分に変化が起こり(  )を発症する。
糖尿病・アトピー性皮膚炎  白内障

★白内障の症状(  )・(  )・(  )・(  )
①霧視:目がかすむ
②羞明:まぶしい、明るい所で見えにくい
③複視:2重3重に見える
④視力低下:近くも遠くも見えにくい

★白内障視力障害に対する看護として(  )・(  )などがある。
①適切な誘導及び介助により事故防止
②サングラスの使用、カーテンによる遮光、照明の調整による羞明の軽減

★白内障の治療としては(  )がある。
水晶体再建術

★水晶体再建術の術後合併症として①(  )や②(  )に注意する。
①眼圧上昇:嘔吐・眼痛・頭痛の観察
②感染:眼痛・眼脂・結膜の腫脹の観察

★点眼の介助
2種類以上の場合は点眼の間隔を(  )とり、(  )→(  )の順番でおこなう。
5分  水性→油性

★点眼薬の先端が眼瞼や(  )に触れないように注意する。
睫毛

★点眼は(  )滴。点眼後(  )を抑える。
1滴  涙嚢部

点眼薬の開封後は原則(  )以内の使用とする。
1か月

★水晶体再建術の手術後1週間は(  )を避ける。
洗髪・洗顔

★水晶体再建術の手術後は(  )や(  )をさけることが必要。
①重いものを持ちあげる
②排便時など努責→『排便コントロールが必要!』
[胸腔内圧上昇→静脈血うっ滞→房水が溜まり、眼圧の上昇→眼内レンズを圧迫]

(  ):水晶体が混濁し、光が通りにくくなる疾患。
(  ):眼圧の上昇により(  )が障害される疾患。
白内障  緑内障  視神経

(  )は失明原因の第一位である。
緑内障

原発緑内障の種類として(  )と(  )に分けられる。
開放隅角緑内障  閉塞隅角緑内障

★それぞれの原因について、
開放隅角緑内障:(  )
閉塞隅角緑内障:(  )
開放隅角緑内障:シュレム管の変性
閉塞隅角緑内障:隅角の狭窄・閉塞

★★それぞれの症状について、
開放隅角緑内障:(  )
閉塞隅角緑内障:(  )
開放隅角緑内障:眼圧はゆっくり上昇する。視野狭窄がおこる。
閉塞隅角緑内障:眼圧は急激に上昇する。激しい眼痛・頭痛・悪心・嘔吐・視力低下・充血がおこる。

開放隅角緑内障の検査としては(  )+(  )を行う。
眼圧検査 + 眼底検査[視神経乳頭のへこみが大きくなる]

胃腸の働きを抑制する(  )は交感神経が優位となり散瞳をきたし、眼圧があがるので禁忌。
抗コリン薬


【耳鼻科疾患】

耳の機能には(  )と(  )がある。
聴覚  平衡感覚

外耳で音を集める→鼓膜に伝わる→耳小骨で増幅→内耳の(  )の器官で音を電気信号の変換→聴神経から脳へ
蝸牛

内耳の(  )と前提という部分が平衡感覚に関わる。
半規管

(  ):気道聴力の低下をきたした状態。外耳、中耳に問題。
(  ):気道聴力と骨導聴力の両方の低下をきたした状態。内耳に問題。
伝音性難聴  感音性難聴

★ウェーバー法では、
伝音性難聴:(  )が強く聞こえる。
感音性難聴:(  )が強く聞こえる。
伝音性難聴:患側が強く聞こえる
感音性難聴:健側が強く聞こえる。

★老人性難聴の看護では(  )や(  )が大切。
①口の動きが見えるようにする。
②低めの声でゆっくりと話す。

★メニエール病では、聴覚をつかさどる蝸牛に加え平衡感覚をつかさどる半規管、前庭が障害され(  )・(  )・(  )がおこる。
繰り返す回転性めまい  耳鳴  難聴

メニエール病は内耳にリンパ液が溜まり、内圧が上昇し、内リンパ水腫を生じる。 極度の疲れ、強い緊張が生じる。(  )の乱れ、内耳の血液減少、ストレスホルモンの分泌が関与。
自律神経

★喉頭がんは大部分が(  )。
扁平上皮がん

★喉頭がんは(  )に多い。危険因子は(  )・(  )・声の酷使。
男性  喫煙・飲酒

★声門上がんは(  )に転位する。
頚部リンパ節

★声門がんの初期症状は(  )。
嗄声

喉頭摘出後の観察項目は呼吸状態・(  )・(  )・(  )などがある。
感染徴候  皮膚状態  気管カニューレ固定のゆるみ

喉頭摘出後の指導としては、
①吸引前に(  )を数回するように指導。
②咳嗽は(  )をおさえる。
③食事は(  )を少な目に、熱い飲み物、食べ物を避ける。
④(  )コントロールをする。
⑤食中毒・毒性気体事故の防止。
①深呼吸
②気管孔
③1回量(分食にし過ぎる必要はない)
④排便

喉頭摘出後、飲み込むときに(  )と鼻への逆流が防げる。
鼻をつまむ

(  )が今までと違って感じるかもしれない。



もどる