保健医療福祉行政論Ⅱ

「国試問題」


ヘルスプロモーションの理念に基づく保健師の活動はどれか。2つ選べ。
①成年後見制度の申し込みの支援。
②受動喫煙防止の環境整備の推進。
③睡眠に関する正しい知識の普及啓発。
④新型インフルエンザ発生時の初動調査。
⑤脳卒中後遺症患者のリハビリテーション教室の実施。
②受動喫煙防止の環境整備の推進。
③睡眠に関する正しい知識の普及啓発。

健康日本21(第二次)における健康寿命について正しいのはどれか。
①患者調査の結果を計算に用いる。
②年齢別死亡率は計算に不要である。
③日常生活に制限のない者の平均年齢である。
④健康寿命の増加分を上回る平均寿命の増加を目標とする。
⑤平均25年(2013年)の健康寿命と平均寿命の差は男性より女性が大きい。
⑤平均25年(2013年)の健康寿命と平均寿命の差は男性より女性が大きい。

Breslow<ブレスロー>の7つの生活習慣に該当するのはどれか。2つ選べ。
①喫煙しない。
②ストレスを避ける。
③食後に歯磨きをする。
④1日3回の食事を摂取する。
⑤1日7~8時間の睡眠をとる。
①喫煙しない。
⑤1日7~8時間の睡眠をとる。

ソーシャル・キャピタルの醸成に最も効果的な地域保健活動はどれか。
①認知症の専門医による講演会を開催する。
②地域に出向き生活習慣病予防の健康教育を行う。
③育児不安が強い母親を対象に相談会を開催する。
④民生委員児童委員協議会と共同して乳児家庭全戸訪問事業を行う。
⑤自立支援医療(育成医療)の申請があった児に対して家庭訪問を行う。
④民生委員児童委員協議会と共同して乳児家庭全戸訪問事業を行う。

特定健康診査・特定保健指導について適切なのはどれか。
①健康増進法に定められている。
②実施義務者は医療保険者である。
③対象年齢は60~74歳と定められている。
④服薬治療中の者は特定健康診査の対象でない。
⑤動機付け支援対象者と積極的支援対象者に対して一緒にグループ面接を行う。
②実施義務者は医療保険者である。

①×高齢者医療確保法
③×40歳~74歳
④×特定保健指導
⑤×一緒にしない方がよい

43歳の女性。特定健康診査で腹囲90cm、中性脂肪160mg/dL、血圧120/80mmHg、空腹時血糖90mg/dLであった。 服薬歴と喫煙歴はない。特定健康診査後の対応で適切なのはどれか。
①情報提供
②積極的支援
③動機付け支援
④医療機関受診勧奨
③動機付け支援

腹囲90cm以上であり内臓脂肪の蓄積がある。

中性脂肪150以上である。脂質異常症である。
血圧は130/85mmHg未満である。高血圧ではない。
空腹時血糖は110未満である。高血糖ではない。
1つのみなので、動機付け支援が適切。

A市では、今年から特定健康診査と特定保健指導を同じ事業者に委託し、 市は市民への広報、受診勧奨、未受診者の支援を行うこととした。委託した事業者の保健指導の質を評価する指標はどれか。
①特定健康診査の受診率の変化。
②特定保健指導の対象者の割合。
③特定保健指導の未受診者の割合。
④特定保健指導前後のBMIの変化。
④特定保健指導前後のBMIの変化。

地域ケアシステムを構築するための会議の開催について最も適切なのはどれか。
①参加メンバーを固定する。
②問題が生じたときに開催する。
③住民の代表をメンバーに加える。
④あらかじめ議論の方向性を決めておく。
③住民の代表をメンバーに加える。

A市のB地区では、認知症高齢者の徘徊に困っている家族が多いことが分かり、 保健師はB地区の自治会と協議し、地域における認知症高齢者の見守り体制を構築することになった。 見守り体制の構成メンバーとして適切なのはどれか。2つ選べ。
①小学校長
②派出所の警察官
③精神保健福祉センターの医師
④特別養護老人ホームの介護福祉士
⑤居宅介護支援事業所の介護支援専門員
②派出所の警察官
⑤居宅介護支援事業所の介護支援専門員

地域ケアシステムの発展過程で、第一段階に含まれる活動内容はどれか?
①ケアサービスの量的拡大。
②住民の健康課題とニーズの把握。
③地域課題に必要なケアシステムの予算確保。
④ケアサービスの質向上のための定期的な会議の開催。
⑤地域ケアシステムの運営に必要なマンパワーの確保。
②住民の健康課題とニーズの把握。

市では、認知症高齢者の徘徊についての家族からの相談や、 警察に保護される事例が増加した。 保健師は認知症高齢者の徘徊について地域で対応するケアシステムの構築が必要と考え、 地域の関係者を集めた会議を開催することにした。 初回の会議で検討する内容として最も適切なのはどれか。
①認知症高齢者家族会の設立。
②徘徊高齢者の見守りの役割分担の決定。
③会議の構成員の徘徊高齢者への対応状況の共有。
④会議の構成員の認知症高齢者に関する知識の確認。
③会議の構成員の徘徊高齢者への対応状況の共有。

社会福祉における相互援助の概念と具体的な内容の組み合わせで適切なのはどれか?
①自助―ボランティア
②互助―介護保険
③共助―生活保護
④公助―就労継続支援
④公助―就労継続支援

①×互助
②×共助
③×公助

地域包括ケアシステムにおける相互援助の概念と具体的な取り組みとの組み合わせで適切なのはどれか。
①自助―民間サービスの購入
②互助―医療保険
③共助―生活保護
④公助―ボランティア
①自助―民間サービスの購入

②×共助
③×公助
④×互助

「公助」に該当するのはどれか。2つ選べ。
①地域包括支援センターにおける高齢者虐待対策。
②婦人会による高齢者を対象とした食事会。
③生活保護制度における医療扶助。
④自治会が主催する育児サークル。
⑤雇用保険による失業等給付。
①地域包括支援センターにおける高齢者虐待対策。
③生活保護制度における医療扶助。

②×互助
④×互助
⑤×共助

A市のB地区を担当する保健師は、地区住民の自治会加入率が減少しており、 自治会が主催している高齢者サロンの参加者が減っていることが気になっていた。 そこで地域包括センターと共同し、サロンの活性化とともにB地区全体の地区組織活動の促進に繋げていくことができないか検討していくことにした。 保健師が最初に取り組むこととして最も適切なのはどれか。
①サロンのチラシを住民に配布する。
②サロンと地域の子供会との交流会を企画する。
③サロン及び自治会の担当者と話し合う場を設定する。
④自治会と一緒に住民向けの介護予防の講演会を開催する。
③サロン及び自治会の担当者と話し合う場を設定する。

市では自立している独居高齢者の孤立死が続いたため、独居高齢者に対する 活動を検討したいと考えている。自立している独居高齢者の調査をした結果、 孤立死は他人事ではなく不安を感じるが、プライバシーには踏み込まれたくない という者が多いことが明らかになった。孤立死を予防するための保健師の活動 として適切なのはどれか。
①老人クラブの加入者数を調査する。
②自治会に独居高齢者が集う場を設定するよう促す。
③地域活動支援センターに高齢者の見守りを依頼する。
④孤立死への不安がある高齢者に地域包括支援センターでの相談を勧める。
②自治会に独居高齢者が集う場を設定するよう促す。

保健師は地域の認知症高齢者の居場所を作りたいと考え、 公民館を会場にした事業に取り組むことにした。 事業を実施する上で最も適切なのはどれか。
①認知症高齢者と地域の住民が参加できるプログラムを設定する。
②認知症高齢者と同居している家族の休息を促す。
③活動内容は認知症の専門医が決める。
④開催頻度は年4回とする。
①認知症高齢者と地域の住民が参加できるプログラムを設定する。

ノーマライゼーションについて正しいのはどれか。2つ選べ。
①北米から概念が広まった。
②性的な生活をする権利を含む。
③1970年代にはじめて法律の中で用いられた。
④国際障害者年のテーマを支える理念である。
⑤最初に提唱されたときは身体障害者を対象とした。
②性的な生活をする権利を含む。
④国際障害者年のテーマを支える理念である。

①×北欧
③×1950年代
⑤×知的障害者

Aさん(19歳女性)。発達障害と軽度知的障害があり、 精神障害者保健福祉手帳を取得している。 特別支援学校を卒業後、Aさんは「行くところがない」と言い、 終日自宅で過ごしている。母親が「このままで良いのだろうか」と市の保健師に相談した。 Aさんに社会参加を促すため、保健師が勧める障害福祉サービスで適切なのはどれか。
①自立支援
②就労移行支援
③地域移行支援
④地域活動支援センター
④地域活動支援センター

人口動態統計に含まれるのはどれか。2つ選べ。
①出生
②婚姻
③妊娠
④転出
⑤入院
①出生
②婚姻

人口動態統計の情報を用いた算出を行う指標はどれか。2つ選べ。
①受療率
②婚姻率
③生活影響立
④年少人口指数
⑤合計特殊出生率
②婚姻率
⑤合計特殊出生率

国勢調査について正しいのはどれか。
①住所の情報は含まれない。
②調査は世帯ごとに実施する。
③層化無作為抽出法は地域を選定する。
④日本に居住する外国人は対象としない。
②調査は世帯ごとに実施する。

保健統計調査について正しいのはどれか。2つ選べ。
①国勢調査は5年に1度実施される。
②患者調査から死因別死亡率が得られる。
③人口動態調査は2年に1度集計される。
④国民生活基礎調査は2年に1度実施される。
⑤国民健康・栄養調査の調査項目に腹囲がある。
①国勢調査は5年に1度実施される。
⑤国民健康・栄養調査の調査項目に腹囲がある。

②×死亡統計から
③×毎年集計
④×毎年集計(3年に1度大規模)

国民健康・栄養調査について正しいのはどれか。
①血圧値は調査項目である。
②3日間の食事調査が行われる。
③調査日の食費は調査項目である。
④栄養素等摂取量が市区町村別に比較される。
①血圧値は調査項目である。

④×都道府県まで

国民健康・栄養調査で把握できるのはどれか。2つ選べ。
①健康寿命
②BMIの平均値
③タンパク質の必要量
④喫煙習慣者の割合
⑤支出に占める食糧費の割合
②BMIの平均値
④喫煙習慣者の割合

身長・体重・BMI・喫煙について把握できる。

人口10万人のA市では、 脳血管疾患の死亡割合が全国と比較して大きいことが明らかになった。 そこで、脳血管疾患の予防対策の一環として血圧に注目し、 一部の市民を対象とした塩分摂取量の把握のための聞き取りによる食事調査を行うこととした。 調査者の主観が影響しにくい標本を選ぶ方法はどれか。
①制限
②応募方
③無作為抽出
④マッチング
⑤無作為化(割付)
③無作為抽出

調査の対象者の塩分摂取量を評価するため、平成28年(2016年)の全国の結果と比較することにした。 比較するのに有用な統計資料はどれか。
①国勢調査
②医療施設調査
③国民生活基礎調査
④国民健康・栄養調査
④国民健康・栄養調査

母子保健活動の見直しのために地域診断を行うことになった。 地区担当保健師が最初に行うことで最も適切なのはどれか。
①地区内の子供がいる世帯にアンケート調査を実施する。
②乳幼児健康診査の問診票から相談内容の集計を行う。
③子育て広場に来ている母親に聞き取り調査を行う。
④地区にある保育所の保育士と連絡会議を行う。
②乳幼児健康診査の問診票から相談内容の集計を行う。

地域アセスメントを行う際、 地域の健康に影響する背景や要因を把握するために、 既存の統計資料よりも保健師の地域活動から得ることが適切な情報はどれか。
①生活環境
②主観的健康観
③地域の主要疾病
④年齢別人口構成
①生活環境

地区踏査による情報収集の特徴はどれか。
①地区の環境を把握することができる。
②地区の医療費を分析することができる。
③地区の健康指標の情報を得ることができる。
④1回の地区踏査で十分な情報を得ることができる。
①地区の環境を把握することができる。

人口15万人、高齢化率25%の市。 独居高齢者に関する相談が増加している。 保健師は、市の独居高齢者の生活状況および健康状態を把握するための実態調査を企画した。 調査の手法で最も適切なのはどれか。
①要介護認定結果を用いた後ろ向き調査。
②特定健康診査受診者の標本調査。
③地区住民への電話調査。
④個別の訪問調査。
④個別の訪問調査 [ただし3.75万人もいるので普通はしない]

A市のB地区は肥満者の割合は市内の他の地区に比べて高い。 B地区の担当保健師が健康相談を実施した際、夜食を摂る者が多くいる ことが分かった。B地区の担当保健師の活動で最も優先されるのはどれか。
①食生活改善推進員へのフォーカス・グループインタビュー。
②市の栄養士による栄養相談内容の分析。
③地区住民を対象とした食生活実態調査。
④国民健康保険の医療費分析。
③地区住民を対象とした食生活実態調査。

市の保健師が市内在住の成人の生活実態調査のために横断調査を行う。 対象者の選定で適切なのはどれか。
①市内の主要駅の通行人。
②無作為に選定した1地区の成人全員。
③市の住民基本台帳から無作為に選定した成人。
④インターネットで募集した成人。
③市の住民基本台帳から無作為に選定した成人。

A市では特定健康診査の結果、生活習慣病の該当者が年々増加していることがわかった。 A市の保健師が一次予防として行う活動はどれか。
①夜間に受診できる健康診査を企画する。
②精密検査が必要な人に受診勧奨を行う。
③市民を対象に食習慣改善教室を企画する。
④該当者の家族を対象に悪化予防の健康教室を開催する。
③市民を対象に食習慣改善教室を企画する。

地域における看護活動で用いるポピュレーションアプローチとハイリスクアプローチについて正しいのはどれか。
①ケーブルテレビによる健康講座はハイリスクアプローチである。
②ポピュレーションアプローチでは健康問題のない集団に働きかける。
③住民全体の健康レベルの向上にはハイリスクアプローチが適切である。
④生活習慣病の受療者への健康教育はポピュレーションアプローチである。
②ポピュレーションアプローチでは健康問題のない集団に働きかける。

変化ステージ理論について正しいのはどれか。
①対象者の行動変容の段階に合った保健指導に有用である。
②糖尿病に対する行動変化の研究から見出された。
③解凍、変化、再凍結の3段階がある。
④ステージは後戻りしない。
①対象者の行動変容の段階に合った保健指導に有用である。

禁煙指導において、対象者の行動変容のステージと指導内容の組み合わせで正しいのはどれか。2つ選べ。
①無関心期―自分の喫煙と結びついている行動様式を考えるよう促す。
②関心期――禁煙宣言書を作成するよう促す。
③準備期――ニコチン代替療法の情報を提供する。
④実行期――禁煙できたときの自分への褒美を考えるよう助言する。
⑤継続期――喫煙の害を書き出すよう促す。
③準備期――ニコチン代替療法の情報を提供する。
④実行期――禁煙できたときの自分への褒美を考えるよう助言する。

新興住宅地を担当している保健師は、地域の介護者が孤立して外語をしている状況を把握し、 介護者の仲間づくりを目的として介護者の交流会を事業化した。 保健師が行った活動の中でPDCAサイクルの[C]に該当するのはどれか。
①交流会の評価方法を決めた。
②交流会で話し合いのファシリテーターを担当した。
③地区での交流会の必要性を担当者間で話し合った。
④アンケートにより交流会の参加者の満足度を集計した。
⑤参加者の要望をもとに介護者の健康管理についてのプログラムを導入した。

④アンケートにより交流会の参加者の満足度を集計した。


「質問」


日本人の平均寿命は男女それぞれ何歳?(令和元年)
男:81.41歳
女:87.45歳

日本人の健康寿命は男女それぞれ何歳?(令和元年)
男:72.68歳
女:75.38歳

健康寿命を延ばすためには何が必要か?
①生活習慣の改善。
②人とのつながり地域の力(ソーシャルキャピタル)

Breslow<ブレスロー>の7つの生活習慣とは何か?
①喫煙をしない。
②定期的に運動する。
③飲酒は適量を守るか、しない。
④1日7-8時間の睡眠を。
⑤適正体重を維持する。
⑥朝食を食べる。
⑦間食をしない。

現状で成人男性の何人に1人が肥満?
3人に1人

現状で成人女性の何人に1人が肥満?
5人に1人

現状で20代女性の何人に1人がやせ?
5人に1人

メタボリックシンドロームを日本語でいうと?
また、そのなりゆきは?
内臓脂肪症候群
動脈硬化の原因となる。

BMIの計算方法。
BMI=(  )
また標準体重のBMIはいくらか。
BMI=体重kg/身長m^2
標準体重:BMI22
BMI22になる身長・体重のバランスが最も病気になりにくい。
やせ<18.5
肥満>25

メタボリックシンドロームの診断基準。
◎内臓脂肪の蓄積(腹囲 男性85cm以上 女性90cm以上)

①脂質異常症(中性脂肪150以上またはHDLコレステロール40未満)
②高血圧(収縮期血圧130以上または拡張期血圧85以上)
③高血糖(空腹時血糖値110以上)
内臓脂肪の蓄積+①②③のうち2項目以上当てはまるとメタボリックシンドローム。

肥満・メタボリックシンドロームを減らすために、行政としてどんな事業が企画されているか?
高齢者医療確保法による、特定健康診査・特定健康指導
[40歳~74歳のすべての国民に対して年1回行い、その結果を踏まえて保健指導を行う。]
※実施率は54.7%と改善の余地あり。

日本の高齢化率(65歳以上の人口割合)は何%?(令和2年)
28.8%

約75%が(  )での介護を希望している。
自宅

地域ケア会議の参加者は、
行政職員・センター職員・介護支援専門員・介護サービス事業者・保健医療関係者・(  )・(  )・本人・家族等
民生委員  住民組織

サービス担当者会議の参加者は
(  )など。
主治医

地域包括ケアシステム構築のプロセス
①地域の(  )と社会資源の発掘。
②地域の関係者による(  )の検討
③対応策の(  )
①地域の課題の把握と社会資源の発掘
②地域の関係者による対応策の検討
③対応策の決定・実行

要支援者(要支援1・2の方)ができなくて困っていることは?
①トイレ
②食事摂取
③買い物
③買い物

介護が必要になる原因として多い病気は?
1位:認知症  2位:脳血管疾患

地域共生社会の実現に向けて、専門職による(  )型の支援が必要。
伴走型

日本の障害者は人口の何%か?
7%

日本の障害者でもっとも多いのは?
身体障害

身体障害の種類は?
①視覚障害
②聴覚又は平衡機能の障害
③音声機能、言語機能又は咀嚼機能の障害
④肢体不自由
⑤内部障害(ペースメーカー・ストーマをしている等)

障害者の95%が在宅生活。
ただし、世界的にみると日本は障害者の(  )が多い。
入院・入所

ノーマライゼーションの理念:(  )
障害のある人もない人も、互いに支え合い、地域で生き生きと豊かに暮らしていける社会を目指す。

(  ):全ての国民が、障害の有無にかかわらず、等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの 理念にのっとり、全ての国民が、障害の有無によって分け隔てられることなく、 相互に人格と個性を尊重し合いながら強制する社会を実現する。
障害者基本法

(  ):障害者及び障害児が基本的人権を享有する個人としての尊厳にふさわしい日常生活又は社会生活を 営むことができるよう、必要な障害福祉サービスに関わる給付、地域生活支援事業その他の支援を総合的に行う。
障害者総合支援法

地域診断のための情報収集の流れとして、
まずは既存資料を確認する。
例えば(  )
①人口動態統計・国勢調査
②妊娠届・乳幼児健康診査の問診表

地域診断のための情報収集の流れとして、
地区踏査では、実際に地域に出向き(  )や(  )を観察する。
地域の環境  人々の様子

人口静態統計は(  )で調べる。
国勢調査

国勢調査は(  )ごとに実施される。
5年ごと

国勢調査の対象は3か月以上住んでいる(  )を含める。
外国人

国勢調査の調査方法は(  )である。
全数調査

人口動態統計の調査項目は(  )
出生・死亡・死産・婚姻・離婚の5項目

(  )が人口動態調査票を作成する。
市町村

出生1000人に(  )人くらいが死産となる。
20人

国民健康・栄養調査[健康増進法]について、
身体状況調査票の調査項目は(  )
身長・体重・腹囲・血圧・血液検査

国民健康・栄養調査[健康増進法]について、
栄養摂取状況調査票の調査項目は(  )
食物摂取状況(食塩摂取量など)

1次予防:①(  )②(  )
2次予防:③(  )
3次予防:④(  )⑤(  )
①健康増進(健康教育、保健指導・栄養指導)
②特異的予防(予防接種)
③早期発見・早期治療(健康診査、がん検診、栄養指導・運動指導・服薬指導)
④機能障害防止(適切な治療・後遺症予防・再発予防)
⑤リハビリテーション(機能回復訓練・社会復帰・雇用促進)

(  ):集団のうち、危険度が高い者に働きかける方法。
(  ):集団全体に働きかける方法。
ハイリスクアプローチ
ポピュレーションアプローチ

行動変容ステージモデルについて
①(  ):6か月以内に行動を変えようと思っていない。
②(  ):6か月以内に行動を変えようと思っている。
③(  ):1か月以内に行動を変えようと思っている。
④(  ):行動を変えて6か月未満である。
⑤(  ):行動を変えて6か月以上である。
①無関心期
②関心期
③準備期
④実行期
⑤維持期

無関心期への働きかけとして、
(  )、環境を評価する。
このままではいけないと思わせる、周りへの影響を考えさせる。
知識や情報を提供する、問題点を指摘する。

関心期への働きかけ、
(  )、動機付けを行う。
よい生活習慣の自分をポジティブにイメージさせる。
現状をどう考えているか尋ねる

準備期への働きかけ、
(  )、目標設定など計画を支援する。
生活習慣の改善を始めることを周りの人に宣言させる。
具体的な行動を提案する

実行期・維持期への働きかけ
(  )
環境などで障害になっている問題があれば解決に向け調整する。
意欲を強化する、賞賛する・報酬を与える(強化マネジメント)

PDCAサイクルとは、
P:(  )
D:(  )
C:(  )
A:(  )
P:計画
D:実行
C:評価
A:改善


「疫学演習」


令和2年(2020年)の人口動態統計及び結核の疾病統計から。
人口:(  )
1億2000万人
[世界人口は80億]
[中国・インド15億弱]
[アメリカ3億]

出生数:(  )
84万

死亡数:(  )
137万

出生率(人口千対):(  )
6.8

死亡率(人口千対):(  )
11.1

乳児死亡率(出生千対):(  )
1.8

新生児死亡率(出生千対):(  )
0.8

死産率(出産千対):(  )
20.1

婚姻率(人口千対):(  )
4.3

離婚率(人口千対):(  )
1.6

結核罹患率(人口十万対):(  )
10.1

結核有病率(人口十万対):(  )
6.8

結核死亡率(人口十万対):(  )
1.5



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