リョナゲー紹介――『カナデロオグ』


2016/3/10



高低差のあるローグライクリョナゲーム
『カナデロオグ』

の紹介です。

製作は“tozica”様。

ダウンロードは製作者様HPから。
http://tozicode.com/index.shtml
フリーゲームなので無料で気軽に遊べます。


私が3年半前に紹介したフリーリョナゲー『カクレンボ』と同じ製作者様です。
『カクレンボ』の紹介記事は今でも自サイト内でアクセス数上位に入っているページで、
とじかさんがどれほど需要を生み出すリョナゲー製作者様かが分かります。


さて『カナデロオグ』ver.0.03e
まだ基盤部分のみの公開ということで、未完成のゲームです。
まだステージも“始まりの迷宮”という1ステージのみで、
敵モンスターは雑魚3種ボス1種しか実装されていません。
ただ、それでも非常にクオリティの高いフリーリョナゲーなので、
期待と応援の意味も込めて紹介させていただきます。
現段階でも3~4時間は遊べるゲームになっています。

フリーゲームは少しずつ新要素が追加されて完成に近づいていくのを、
わくわくしながら待つのも楽しみの一つだと思います。


ストーリーに関してはまだ触りの部分しかありませんが、
会話シーンのレイアウト等はひとまず出来ている様子です。

とじかさんはプログラムだけではなく、
立ち絵やサウンドも基本1人で製作されているので、
ゲーム全体を通してオリジナリティの強いゲームに仕上がっています。



今回、ちんすら師範は登場しませんが、
とじかさんとちんすら師範の共同開発の、
『Recover the Restarts!』同様、
とじかちゃんが魔法少女的な能力を得てダンジョンを進む感じの話になります。

こちらも非常にクオリティが高いゲームなのでオススメです。
HP制でステージの長めの横スクロールアクションゲームです。リョナ要素含みます。
特にグラフィックとエフェクトのレベルが凄まじいです。
ダウンロードは同じページから行えます。フリーゲームです。
http://tozicode.com/index.shtml


ちなみに今作『カナデロオグ』でも、
"まほとじ""あくとじ"のモードチェンジは健在です。
剣と銃を使い分けるゲームとなります。


肝心のゲーム本編の画面はこんな感じです。

かなり珍しい、
“高低差”のあるローグライクゲームということで、
カメラは斜め上から見下ろす角度になっています。
マップの壁は半透明だったり、グラデーションが付いてたりするので、
かなり見やすく、操作しやすい作りです。

この高低差という概念が非常に面白く、
一般的なローグライクゲーム以上に、
敵モンスターと戦う場所取りが重要になってきます。

画像では"あくとじ"モードになっていますが、
敵モンスターごとに「乗り越えられる段数の上限」「攻撃の届く範囲」に限界が決まっているので、
このように場所取り次第では攻撃を一切受けずに、一方的に敵を倒すことも可能です。

また他にも、相手より高い位置から攻撃すると威力が上がったり、
反対に低い位置から攻撃すると威力が落ちたり、銃の届く範囲が変わったりします。

高低差が自分に有利に働くこともあれば、また逆もしかりと、
場所取り次第で状況が大きく変わるので面白いです。

マップはランダム生成なので、臨機応変な立ち回りが要求されます。


壁に罠が仕掛けられていることもあります。
高低差があることも特徴的ですが、
完全ターン制ではないことも『カナデロオグ』の大きな特徴です。

ただ、常に放置していても時間が進む訳ではなく、
どういうことかと言うと、

『ファイナルファンタジーシリーズ』でいうところの、
「アクティブタイムバトル」「ウェイト」モード
……のような形です。↓こういうの



つまり時間経過の概念はあるものの、
コマンド入力中(『カナデロオグ』における殆どの状態)は時間経過が止まっています。



ローグライクゲームには珍しい、
“素早さ”の概念
があり、
画像のモンスター下に表示されている「TURNゲージ」の消費や貯まりの早さが、
とじかちゃんや敵モンスターの行動やステータスによって違ってきます。

そのため、うまく隙をつけば2連続で攻撃が出来たり、
ヒット&アウェイ戦法でちまちま攻撃をあてることも可能です。


わかりにくい説明になってしまいましたが、普通にゲームを進める分には、
難しいことを考えたり、焦って操作する必要は全くありません。
あるとすれば、リョナゲーではおなじみの
拘束解除のためのレバガチャ要素に関してで、
レバガチャ要求中は時間経過が止まらないので、急いで操作する必要があったりします。
逆に言えば、拘束状態で放置していれば勝手にターンが進んで延々とリョナられ続けるということです。
上の画像がそんな状況です。




また、時間経過に関して、
このゲームでは『シレンシリーズ』のように一定ターン以上同じ階層にいても吹き飛ばされたりはしないですが、
同じ階層で時間を使いすぎると、
敵のレベルが上がって厄介なモンスターが出現したり、
とじかちゃんの一部の行動が制限されたりするので注意が必要です。

ただ、そんな厄介なモンスターがドロップする強力なアイテム等もあったりもします。
余裕があれば狙うのも手です。


ローグライクゲームにリョナ要素がしっかり組み込まれています。
従来のローグライクゲームだと、
カメラの位置が真上方向でキャラの表情が見えにくかったり、
そもそもキャラのグラフィックが小さかったりの印象が強いですが、
『カナデロオグ』ではその辺りがリョナゲー向けとしてしっかりデザインされていて、
はっきりくっきり、リョナシーンを眺めることが可能です。


現段階でも色んなやられモーションが取り揃えられています。
モンスターとの位置関係を変えると違う角度から少し違ったリョナを見れたり、
“あくとじ”モードに切り替えてのリョナもまた違った良さがあります。
可愛いボイスもついているので、実際のゲームで試してみるのがオススメです。


キャラクターモーション等はとじかさんの自作エディタで作成されていて、
こだわって作られたリョナモーションはかなり可愛くて細かいです。


どちらかと言うとエリョナが中心の作風ではありますが、
とじかさんはリョナゲー製作の方なので、しっかりリョナリョナされてます。


細かい部分はまだ改良中かもですが、
ステータス画面等のUIはわかりやすくてオシャレな仕様です。

そして『カナデロオグ』はダンジョンに潜るたびに、
レベルが1に戻る形式
ですが、
万が一ダンジョン内で死んでしまったとしても、
アイテムやマナ(お金)などを失うデメリットはありません。


……という訳で、
安心してガンガンリョナられることが可能です。
後で一部お見せしますが、
モードの違いや状態異常によって画面左の立ち絵が変わります。


ステータスアップの要素として、
基本的なレベルアップの他にも特定の行動(剣を振る/攻撃を受ける等)を繰り返すことで、
スキル個別のレベルアップが発生したりします。
こちらもアイテムやマナ同様リセットされることのないステータスなので、
最初はクリア出来なかったダンジョンにも何度も挑戦していれば、
ゲームが苦手な人でもいつかはクリアできるようになる仕組みです。

セーブデータに記録される情報の種類が多く、
行動の1つ1つが無駄にならないというのも面白いです。


こちらはアイテム管理画面。
灰色のアイテムがあると思いますが、
ダンジョンで拾ったばかりのアイテムは未鑑定のものが多く、
マナを使って鑑定するか、実際に使ったり装備したりするまで効果がわかりません。
(マナは最初のダンジョンをクリアすると使用可能になります)
悪い効果を持つアイテムも交じってたりするので注意です。


その他に面白い点で、
アイテムは1回使い切りではありません。
画像でフラスコに入っている薬の量や、
林檎のサイズを見て貰えれば分かると思いますが、
これがアイテムの残り使用可能回数を表しています。


満タンの状態から3回使えるものが基本で、
未鑑定の状態でも、余裕があるうちに一度使って効果を確かめれば、
残り2回分は効果がわかった状態でストック出来たりします。

必ずしも満タンな状態のものが手に入るとは限らないので、
アイテムの使い方も重要になってきます。敵に向かって投げたり、
いらないアイテムをマナに変換したり、貴重なアイテムを倉庫に預けたりすることも可能です。


色々と特徴を説明しましたが、
『カナデロオグ』一番の見どころはここからです。



“触手服”という要素が存在します。

1つ上でお見せしたアイテム画面の右上と中央下の方に袋のようなアイテムがありますが、
これは敵モンスターを倒したときに稀に落とすことがある因子というアイテムで、
これを触手服にいくつか取り込み浸食レベルを上げると、
特定のステータスが上昇する等の恩恵を得ることが出来ます。
(強くし過ぎた場合はそれぞれON/OFF切り替えることも可能です)

因子系アイテムの中には体内にモンスターの卵を産み付けられた状態からしか手に入れられないような
特殊な入手方法の因子アイテムも存在しているので、色々探すと面白いと思います。



しかし、強化したときのリスクもあり――――、

MPが枯渇すると触手服が活性状態になり、
とじかちゃんの身に色々な悪影響があります。


どういう悪影響かはお察しの通りだと思います。


触手服リョナをやりたいが故に製作が開始されたゲームと言っても
過言ではないくらいなので注目の要素です。
反応のバリエーションもバージョンアップで増える予定……?






各ダンジョンの最深部にはボスモンスターが待ち構えていて、
それを倒せばステージクリアとなります。





――――さて、
とにかく、この『カナデロオグ』
ジャンルは“ローグライク”であっても、
従来のものとはまったく違ったタイプの新しいローグライクゲームとなっています。



ゲームバランスの調整もうまくとられていて、
かつ、収集要素も充実しているので、
ゲームとしても何時間も楽しめる素晴らしいゲームです。

高低差、時間経過制、スキルやアイテムの仕様、リョナ要素。等々。

まだまだ開発途中ですが、
新しいジャンルを開拓した非常に面白いゲームなので、
是非、体験してみることをオススメします。
フリーゲームなので気軽に遊べます!


変身モーションなどさりげない動きが可愛いです。

ダウンロードは製作者様HPから!
http://tozicode.com/index.shtml