リョナラークエスト日記――12回目


2013/01/18


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くお「・・・なっ・・・!?」

ライカ「・・・ど・・・どういう、こと・・・!?」

カオス「くくく・・・何だ、知らなかったのか?」

カオス「いいぜ・・・教えてやろう。」






魔女が恐れられることになった元凶。

魔女が国を滅ぼせるほどの力を持っているというのは、
物語の序盤、赤い魔女の森でも聞いた話。

しかし、実際(作中で)そこまでの力を持つ魔女は存在したか?

いや、存在しなかった。


ドーラドーラも、

ルインザナンも、

魔女の力に目覚めたリゼも。


国を滅ぼせる程の力は持っていなかった。


なのに何故、魔女が国を滅ぼせるほどの力を持っているという話が広まっているのか。

それは。




最古の魔女であり、最強の魔女であるヴェルカナが、
実際に人間の国を滅ぼしたことがあるから。


リゼの母親が国を滅ぼした魔女。

何故?

何故ヴェルカナがそんなことを?



人間に、世界に絶望していたから。

最古の魔女であるヴェルカナは、
ナナルマーが生まれるまでの500年の間、ずっと独りだった。

その500年もの間、
ずっと人間たちから異端の存在として疎まれ、蔑まれ、恐れられていた。



ヴェルカナは、絶望していた。


死ぬことすらできず、
ずっと独りのままで生き続けることを宿命づけられていたヴェルカナは絶望していた。





そんなヴェルカナの前に現れた一人の男。
カオス。

カオスはヴェルカナにこう言い放ちます。


「そんなに苦しいなら・・・そんなに辛いなら、全て滅ぼしてしまえばいい・・・。」


「そうすれば、お前は疎まれず・・・恐れられることも無くなる・・・。」


「最初から世界に独りだけなら、孤独を感じることも無くなる・・・。」


「お前はその辛さから・・・その苦しみから逃れることができる・・・。」





その男の言葉を聞いて、ヴェルカナは。

カオス「・・・世界を滅ぼそうとしたのさっ!!自分が苦しみから逃れるために・・・ただ、それだけのためになぁっ!!?」





カオス「ヴェルカナは素晴らしかった。」

カオス「俺と共に人間を殺しているときのあの笑顔・・・・あれは最高だった・・・!」

カオス「くくく・・・あのときのお前は可愛かったぜ、ヴェルカナ?」

カオス「ようやく見つけた救いの道に目を輝かせて・・・子供のように嬉しそうに、人間どもを惨殺していたお前の姿はなぁ?」








カオス「・・・くくく・・・くははは・・・!」




カオス「クハハハハハハハッ!!クアァーーーーハッハッハッハハアァァァァァァーーーーッ!!」





カオス「ヒアァーーーーハッハッハッハッハッハッハッハアァァァァァァァァーーーーーーーーーーッ!!」







ライカ「最低よ・・・最低の下種野郎よ、アンタは・・・・!!」

カオス「・・・くくく・・・!」

カオス「あのときのヴェルカナは本当に素晴らしい女だったよ・・・!不覚にも、この俺が心を奪われるくらいにな・・・!」

カオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「だが・・・それから一年も経たずにナナルマーが現れた・・・。」

カオス「ヴェルカナがナナルマーと出会って、何を吹き込まれたかが知らないが・・・。」

カオス「・・・いきなり、もう人間は殺さないとか俺にほざきやがった。」

カオス「挙句の果てに・・・俺にまで、人間を殺すのは止めろだとよ?」

カオス「それからだ・・・それから、俺たち悪魔と魔女の戦いは始まった・・・。」

カオス「ヴェルカナは・・・世界を守るために、悪魔と戦うことを選んだのさ・・・。」


ライカ「・・・!」

カオス「・・・ふざけた話だよなぁ?」

カオス「あれだけ大量の人間を、それこそゴミのように殺しまくってた女がだぞ?」

カオス「あれだけ嬉しそうに、人間どもを惨殺していた女が・・・今更、何をふざけたことを言ってやがるんだと思わねぇかよ、人間?」



ヴェルカナ「・・・違う・・・!カオス・・・私は・・・・!私・・・は・・・!」

カオス「何が違うってんだよ、オイ?」

カオス「お前は、数えきれねぇほどの人間を殺しただろうが?忘れたとは言わさねぇぞ?」

カオス「老若男女問わずに・・・子供すら容赦なく・・・・。」

カオス「すごく楽しそうに・・・すごく嬉しそうな顔でなぁ!?」


ヴェルカナ「・・・違っ・・・!私・・・私・・・!」

カオス「違わねぇよ、魔女がっ!!」

ヴェルカナ「っ!!」

カオス「今更、何を言い訳してやがる?何か弁解の言葉でも吐きたいのか?」

カオス「『私は騙されていただけなんです』とでも言いたいのか?」


ヴェルカナ「・・・そうじゃない・・・!そうじゃなくて・・・!」


くお(・・・?)

くお(・・・この女・・・まさか・・・?)


カオス「・・・うぜぇな。」

カオス「あのときのお前はどこに行った?なぜ、そんな下らない女になった?」


ヴェルカナ「・・・っ!」

カオス「・・・まったく・・・お前には本当にがっかりさせられたぜ・・・。」

ヴェルカナ「・・・っ・・・。」

カオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「・・・ああ、そうだ・・・良いことを思いついた。」


ヴェルカナ「・・・え・・・?」

カオス「ヴェルカナ。」



カオス「お前の目の前で、リゼを・・・ネフェリーゼを惨たらしく殺した上で、喰らってやるよ。」

ヴェルカナ「っ!!?」

ライカ「なっ・・・!?」

くお「・・・て・・・てめぇっ・・・!!?」

ヴェルカナ「・・・やっ・・・!!」

ヴェルカナ「やめて、カオスっ!!お願いっ!!」

ヴェルカナ「それだけはっ・・・!!お願い、それだけはやめてっ!!」

カオス「くくく・・・嫌なら俺を止めてみろよ、最強の魔女ヴェルカナ?」

ヴェルカナ「っ・・・!!」

カオス「・・・ああ、悪い悪い。お前、魔女の力失ってたんだっけ?」

カオス「じゃあ、ネフェリーゼを助けるのは無理だな。娘が喰われるのを、指咥えて黙って見てるしかないわけだ。」

ヴェルカナ「カ・・・カオス・・・!!ネ・・・ネフェリーゼは・・・貴方の・・・!!」

カオス「・・・馬鹿か、お前?俺がそんなことを気にするとでも思ってるのかよ?」

ヴェルカナ「・・・カオスっ・・・!!」

カオス「クハハハハハハッ!!何だよ、その顔はっ!!?今にも泣きだしそうな顔しやがって!!?」

ヴェルカナ「・・・うぅ・・・うぅぅ・・・!」

カオス「・・・くくく・・・!」


くお(・・・ちっきしょうっ!!動けよっ!!動きやがれ、俺の身体っ!!)

くお(リゼがっ・・・!!リゼが殺されるんだぞっ!!?)

くお(今動かなくてどうするんだ、馬鹿野郎がっ!!?)





カオス「・・・さて・・・。」

カオス「・・・まず、どこにしようかねぇ?」

カオス「腕か・・・足か・・・それとも、目玉か?」

ライカ「!?・・・や・・・やめろおぉぉぉっ!!!」

ヴェルカナ「ネ・・・ネフェリーゼぇぇぇぇぇっ!!!」

カオス「・・・くくく・・・よし、まずは・・・。」


くお「うおおおぉぉぉぉぉあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」

カオス「!」

――くおの最後の力を振り絞った攻撃。

カオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「・・・で?」

くお「!?・・・くっ・・・!!」

くお「・・・ずああぁぁぁらぁぁぁぁぁぁっ!!!」

カオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「・・・気は済んだか?」

くお「・・・ぐっ・・・うぅぅっ・・・!!」

くお(・・・少しも・・・少しも、効いてねぇ・・・!!)

カオス「・・・ま、その傷でよくここまでの攻撃が出来たもんだと褒めてやるよ。さすが、あの男の血族だ。」

リゼ「・・・くお・・・逃・・・げ・・・!」

カオス「逃がすかよ。」










リゼ「・・・っ!!」

カオス「ふん、この魔王カオスに刃向ったんだ。」

カオス「殺されて当たり前さ。なぁ、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・う・・・あぁっ・・・!!」

リゼ「・・・あああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!」

カオス「おっと!」

リゼ「ぎっ・・・!!?」

カオス「さすがにお前のカラミティは喰らいたくないんでな。大人しくしといてもらうぜ。」

リゼ「・・・う・・・うぅぅっ・・・!」

リゼ「・・・ぐすっ・・・!うぅっ・・・!」

カオス「やれやれ・・・親に似て、泣き虫なガキだぜ。」

リゼ「・・・殺す・・・!殺して、やる・・・!」

カオス「クハハハッ!!悔しいかっ!?なら、反撃してみせろよっ!?あのガキの仇を取ってみせろよっ!?」

リゼ「・・・ううぅぅっ・・・!うあぁぁっ・・・!」

カオス「はっ・・・泣いてるだけか?もう抵抗しないのか?」

リゼ「・・・うぅ・・・うぅぅぅ・・・!」

カオス「何だよ、つまらねぇヤツだな?もう少し足掻いて見せろよ、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・ぐっ・・・うぅ・・・うぅぅ・・・!」








突然現れた人物。

カオス「・・・ん?」



アドロゥ「魔王が復活してるとか・・・最悪の状況じゃねぇかよ、オイ・・・。」

アドロゥ「ヌコスに勝ったっていう悪魔ならまだしも、魔王と戦うとかありえねーっての・・・。」

アドロゥ「あーあ・・・こんなことなら、もっと大量にミラクルベル持ってくりゃ良かったぜ、チクショー・・・・。」

カオス「・・・何者だ、お前?」

アドロゥ「俺はアドロゥ。さっき、てめぇが吹っ飛ばしてくれたガキの上司みたいなもんだ。」

カオス「・・・ほう?」

カオス「・・・それで?部下の仇でも取ろうってつもりか?」

――いや、ぶっちゃけ逃げたいッス。

アドロゥ「アイツの弟を殺してくれた魔王に対して、礼くらい返しておかないとな。」

カオス「くくく・・・いいぜ、来いよ。下等生物。」




――という訳で、
アドロゥ VS 魔王カオス です!!






アドロゥVS魔王カオス!



アドロゥの能力はこんな感じです。

滅茶苦茶強いですw
必殺技は 『アドロゥ汁』となっていますが、
表示されている他にも、
魔法『メガバーン』『ソウルチャージ』
『再生』などが使えます。


メガバーンは、3倍ものダメージを与える技。
ソウルチャージは、回復の20%の値分SP回復する技。
再生は、回復の2倍の値分LP回復する技。

と、攻守揃った強力なキャラクターです。


そして何と言ってもアドロゥ汁。
アドロゥ汁は、
 攻撃+現在LPの50%分ダメージ
という超強力な技です。
最初のターンにこれを使用すれば1405ダメージw



こちらがカオスの攻撃。
セーブ・カラミティを喰らったところ、
1100ものダメージを受けてしまいました。

セーブ・カラミティは、
 回復の2倍ダメージ、命中+30
という効果を持っていますから、
カオスの回復力は550……ということになりますね。
つ……強い(汗


さらに、カオスは『瘴気』という
フィールド魔法を使ってきます。
    悪魔は毎ターン回復値分のLPと最大SPの25%分のSP回復、
    それ以外の者は回復-50%(フィールド系、敵味方全員に効果あり)


……こんなの倒せないですよねw
負けイベントにしても絶望的すぎる…………。



――という訳で、敗北。
アドロゥはミラクルベルを5つ所持していますが、
使ったところでカオスのLPを削ることは出来ません。







セーブを挟んで、ストーリーに戻ります。
カラミティを撃たれ、「やっぱ無理でしたぁぁぁぁぁぁーーーっ!!」
と吹き飛んでいくアドロゥ。



呻くリゼ。

カオス「さっそく、嬲り殺しにして喰らってやるよ。」

カオス「・・・くくく・・・!」

ヴェルカナ「・・・あぁ・・・ネフェリーゼっ・・・!ネフェリーゼぇ・・・!」

ライカ「・・・くっ・・・!」

ヴェルカナ「!?・・・ライカ・・・ちゃん・・・!」

ライカ「・・・リ、ゼを・・・守らな、きゃ・・・!」

ヴェルカナ「ラ・・・ライカちゃん・・・駄目・・・!」

ヴェルカナ「貴女まで・・・貴女まで、殺されるわ・・・!」

ライカ「・・・そんな、こと・・・関係ないですよ・・・・!」

ライカ「・・・あの子は・・・私の・・・妹、なんだから・・・!」

ライカ「・・・たとえ、無理でも・・・リゼは私が助ける・・・!」

ヴェルカナ「だ・・・駄目・・・!貴女まで、カオスに殺させるわけにはいかないわ・・・!」

ヴェルカナ「私に・・・私に、任せて・・・!」

ヴェルカナ「・・・何とか・・・何とか、カオスを・・・・!」

ライカ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・ヴェルカナさん・・・。」

ヴェルカナ「・・・?」

ライカ「・・・ヴェルカナさん・・・私は、貴女も守りたいんです・・・。」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

ライカ「ミッフィーと・・・約束したからってだけじゃない・・・。」

ライカ「・・・私は・・・私の意志で、貴女を守りたいんです・・・。」

ヴェルカナ「・・・ライカ・・・ちゃん・・・。」

ヴェルカナ「・・・私は・・・国を滅ぼした、魔女なんだよ・・・?」

ヴェルカナ「・・・ドーラのような・・・何も悪いことをしてない魔女とは・・・違うんだよ・・・?」

ライカ「・・・貴女はっ!!」

ライカ「貴女は寂しかっただけっ!!辛かったから・・・苦しかったから、間違えてしまっただけっ!!」

ライカ「貴女もリゼと同じように・・・寂しかっただけなんですっ!!」

ヴェルカナ「・・・っ!!」

ライカ「だから、リゼのことをあんなに心配してたんでしょっ!!?だから、リゼと一緒にいてあげることができなくて後悔してたんでしょっ!!?」

ライカ「貴女は・・・誰よりも孤独の苦しみを知っていたからっ・・・!!」

ライカ「だから、自分の子供に同じ思いをさせてしまったことが・・・許せなかったんでしょうっ!!?」

ヴェルカナ「・・・あ・・・あ・・・!」

ヴェルカナ「・・・ラ・・・イカ・・・ちゃん・・・!」

ライカ「・・・・・・・・・・。」

ライカ「・・・大丈夫です・・・。」

ライカ「・・・リゼも・・・貴女も・・・。」

ライカ「・・・私が・・・守ってあげるから・・・。」

ライカ「・・・だから・・・。」

ライカ「・・・だからね・・・二人とも・・・。」

ライカ「・・・もう・・・泣かないで・・・。」

ヴェルカナ「・・・っ・・・!」




カオス「・・・ふん・・・。」

ライカ「・・・魔王カオスっ!!」

カオス「・・・何だ、人間の小娘?」

ライカ「私は・・・私は、お前を許さないっ!!」

ライカ「ドーラ姉を・・・兄さんを・・・リゼを・・・ヴェルカナさんを・・・!!」

ライカ「たくさんの人を傷つけたお前を・・・!!」

ライカ「・・・私は、絶対に許さないっ!!」

カオス「ほう・・・許さないから、何だってんだ?」

ライカ「私は・・・お前を倒すっ!!」

カオス「・・・くくく・・・クハハハ・・・!」

カオス「・・・お前ごときがかっ!!?先ほどの怪生物のような強者ならともかく、お前ごときがかっ!!?」

カオス「笑わせてくれるぜっ!!やれるものならやってみろよ、人間風情がっ!!?」

ライカ「・・・言われなくてもっ!!」

ライカ(狙うのは・・・あのグチョグチョが攻撃を集中させていた箇所っ!!)

ライカ(そこを狙えば、少しは勝機があるはずっ!!)

ライカ「・・・はあああぁぁぁぁぁっ!!」

カオス「おらよ。」

リゼ「・・・あっ・・・!?」

ライカ「っ!!?」

ライカ「こ・・・こいつ、リゼを盾にっ・・・!!?」

ライカ「・・・くっ・・・!!」

ライカ「・・・し・・・しまったっ・・・!!?」

ライカ「もう・・・攻撃のチャンスが・・・!!」

カオス「なかなか面白い茶番だったぜ、小娘。」


カオス「さて・・・じゃあ、死ね。」








ヴェル、カナ・・・さん・・・。






・・・私・・・エラそうな・・・こと・・・。





・・・言った・・・くせ、に・・・。



・・・それ・・・なのに・・・。







・・・守っ・・・て・・・あげ・・・られ・・・・なく・・・て・・・。









・・・ご・・・め、ん・・・ね・・・。







































カオス「死んだな。」




リゼ「・・・お姉・・・ちゃん・・・。」


カオス「ほれ、降ろしてやるよ。」





「・・・・・・・・・・。」

「・・・お姉ちゃん・・・お姉ちゃん・・・。」

「・・・お姉ちゃん・・・起きてよ・・・。」

「・・・起きてよ・・・お姉ちゃん・・・。」

「・・・せっかく、また会えたんだよ・・・?」

「・・・もっと、お話ししようよ・・・?」

「・・・そうだ・・・。」

「・・・私、お姉ちゃんのアップルパイが食べたいよ・・・。」

「・・・お姉ちゃんが・・・よく持ってきてくれたあのアップルパイが・・・また、食べたいよ・・・。」

「・・・私・・・あのとき、初めてお菓子を食べたんだよ・・・。」

「・・・それから・・・ずっと・・・アップルパイが私の大好きなお菓子でね・・・。」

「・・・こんなこと言ったら、怒られるかもしれないけど・・・私、たまに町からアップルパイを盗んで、食べたりしてたんだよ・・・。」

「・・・あれを食べてるときは・・・お姉ちゃんがそばにいて、笑ってくれてる気がしたから・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・お願いだから・・・お願いだから、起きてよ・・・お姉ちゃん・・・。」

「・・・あのときみたいに・・・一緒に、アップルパイ食べようよ・・・・」

「・・・今度は・・・お母さんと・・・。」

「・・・くおも・・・一緒に・・・。」

「・・・お姉・・・ちゃん・・・。」

「・・・お・・・姉・・・っ・・・ちゃん・・・!」




「・・・うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーっ!!!!」










カオス「くくく・・・はははは・・・!!」

カオス「クハハハハハッ!!クァーーーーハッハッハッハッハッハアァァァーーーーー!!」






ヴェルカナ「・・・ライ・・・カ・・・ちゃん・・・!」

ヴェルカナ「・・・なんで・・・!?なん・・・で・・・!?」

カオス「くくく・・・おいおい、何だよ二人とも?」

カオス「たかが人間が一匹死んだだけだぜ?何を大げさに取り乱してんだよ、みっともない。」

ヴェルカナ「カ・・・カオスっ!!貴方っ・・・!!」

カオス「何だよ?大量殺戮の恐怖の魔女?」

ヴェルカナ「・・・っ!!」

カオス「・・・くくく・・・!」



リゼ「・・・おい・・・。」

カオス「くくく・・・何だよ?ネフェリーゼ?」

リゼ「お前、死ね。」




カオス「がっ・・・ああぁぁぁぁぁっ!!!?」

カオス(何が・・・何が、起こった・・・!!?)




カオス「げふっ!!?」

カオス「がああああぁあぁぁぁぁぁっ!!!?」

リゼ「苦しめ。もがけ。のた打ち回れ。泣き叫べ。」

カオス「・・・がっ・・・はっ・・・!!」

リゼ「それから・・・死ね。」




カオス「・・・ぁ・・・がっ・・・!」

ヴェルカナ「ネ・・・ネフェ・・・リーゼ・・・?」

カオス「・・・ぐっ・・・くそっ・・・!」

リゼ「お前・・・お姉ちゃんを・・・殺した・・・。」

リゼ「・・・くおを・・・殺した・・・。」

リゼ「許さない。絶対に。」

リゼ「死ね。」

リゼ「死ね、死ね、死ね、死ね、死ね・・・。」

リゼ「・・・死ねえぇぇぇぇっ!!」

カオス「ほざけえぇぇぇぇっ!!!!クソガキがあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!!」



――カオスとリゼのカラミティが相殺。


カオス「ぐおおおおぉぉぉぉあぁぁぁぁっ!!?」

リゼ「ぐっ・・・うぅ・・・!!」

カオス(馬鹿なっ・・・!!?この俺の・・・この俺のカラミティが相殺されただと・・・!!?)

カオス(しかも・・・ヤツには、まだダメージと疲労が残っているはずなのにっ・・・!!?)

リゼ「・・・はぁっ・・・はぁっ・・・!」

カオス(・・・まさか、こいつ・・・!!?)

カオス(・・・目覚めたのかっ!!?)

カオス(最強の悪魔と最強の魔女の・・・究極の力に、目覚めたのかっ!!?)

カオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「・・・くく・・・くくくっ・・・!!」

カオス「・・・クァァァーーーーハッハッハハアァァァァァーーーーーーーーーーーッ!!!」

リゼ「・・・!?」

リゼ「・・・何がおかしいっ・・・!?」

カオス「くくく・・・何がおかしいかだと・・・?」

カオス「おかしいに決まってるじゃねぇか!!!?」

カオス「まさか、大事な人間を殺されたことが悪魔の力が目覚めるきっかけになるなんてよぉっ!!!?」

カオス「道理で、おまえ自身があのガキを殺そうとしたところで覚醒しないわけだっ!!!まったく逆のことをさせていたんだからなぁっ!!!?」

カオス「くくく・・・!まあ、いいさ・・・!」

カオス「その究極の力・・・頂くぜっ・・・!!」





まったく関係ない話を挟みますが、
ゲーム機だと移動キーは左側にありますが、
パソコンだと移動キーが右側にありますね。

とは言えほとんど違和感なくプレイ出来るのは何故でしょうか。
もしゲーム機のキーの位置が逆になったり、
パソコンのキーが逆になったりしたらやりにくいと思います。

慣れの問題ですかね。


左利きの人は最初ゲームの操作大変じゃないかな?
……と私も思ったことがありますが、
実は大した問題では無いのかも知れません。



さて、無駄な話になりましたが、
リョナラークエスト進めて行こうと思います。

現在会話シーンばかりなので、移動キーの話全然関係ねえ。





ヴェルカナ「っ!!?」

ヴェルカナ「ネフェリーゼ、気を付けてっ!!あの剣には・・・あの剣にだけは貫かれては駄目っ!!」






――魔女殺しの剣。

その名の通り、魔女を殺す剣。
魔女ベーネルナルを殺した剣でもあります。

しかし、リゼは半分しか魔女ではない。
魔女殺しの剣に貫かれたとしても、致命傷にはならない。



――いえ、違う。


あの剣は魔女殺しの剣などではない。


あの剣はカオスが封印されていたから魔女殺しの剣となっていただけで、

本来、魔女を殺す力は無い。

本当は。




――封魔の剣。



あの剣は。
本来悪魔のような強力な力を持つ魔物を封印するための魔剣。



つまり、あの剣に貫かれてしまうと、
悪魔の血を引くリゼは封印されてしまう?


――それも違う。

リゼは、魔女と悪魔の間に生まれた存在。

魔物ではない。魔女でもない。


でも、だからこそ、
リゼはあの剣に気を付けなければいけない。



悪魔の力を持ちながら、悪魔ではないリゼは、
封魔の剣にその力のみを吸い取られる。

そして、
剣に全ての力を吸い取られたリゼは、
その存在を維持できなくなって消滅してしまう。





カオス「・・・くくく・・・馬鹿が・・・!」

リゼ「・・・何・・・?」

ヴェルカナ「!?・・・くっ・・・!?」




ケイオス「・・・くふふふ・・・。」

リゼ「・・・お・・・!」

リゼ「・・・お母さんっ!!?」

カオス「ケイオスの存在を忘れていたようだなぁ?」

カオス「くくく・・・間抜けにもほどがあるぜ、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・うっ・・・くっ・・・!」

カオス「動くなよ、ネフェリーゼ?動いたら、ケイオスがヴェルカナを殺すぜ?」

リゼ「・・・っ!!」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼっ!!」

リゼ「っ!」

ヴェルカナ「私は魔女だから死なないっ!!私のことは気にしないで、戦って!!」

ケイオス「くふふ・・・嘘はいけませんねぇ、ヴェルカナ?」

ケイオス「魔女とはいえ、我々悪魔に喰われれば死んでしまう・・・さすがに、もうネフェリーゼも理解していますよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・っ!!」

ケイオス「それに・・・力を失った貴女は不死では無くなったはずでしょう?」

ケイオス「不死であることと、いくらか回復力が優れているだけで・・・今の貴女は、肉体的には普通の人間とほとんど変わらないはず・・・。」

ケイオス「おそらく・・・頭でも噛み砕いてしまえば、それだけで死んでしまうのではないですか?」

ヴェルカナ「・・・っ・・・!」

リゼ「・・・そ・・・んな・・・!?」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼっ!!嘘よっ!!」

ヴェルカナ「ケイオスの・・・悪魔の言うことなんか、信じないでっ!!お願い、私を信じてっ!!」

リゼ「・・・で・・・でもっ・・・!」

ケイオス「・・・おやおや、信じてもらえませんか?」

ケイオス「仕方ないですねぇ・・・では、実際に見せてあげるとしましょうか?」

リゼ「っ!!?」

ケイオス「今から、ヴェルカナの頭を噛み砕きます。」

リゼ「だ・・・駄目っ!!?やめてぇっ!!?」

ケイオス「くふふ・・・だったら、大人しくカオスの剣に貫かれてもらいましょうか?」

リゼ「・・・う・・・うぅ・・・!」

ヴェルカナ「ネ・・・ネフェリーゼ・・・!」

ヴェルカナ「私のことはいいから・・・お願いだから、戦って・・・!」

ヴェルカナ「私のせいで・・・私のせいでネフェリーゼが死んじゃうなんて、嫌だよ・・・!」

ヴェルカナ「・・・戦って・・・ネフェリーゼ・・・!お願いだから・・・私のことは見捨てて、戦ってよ・・・!」

リゼ「・・・お母・・・さん・・・!」

リゼ「・・・私だって・・・嫌だよ・・・!」

リゼ「・・・くおが・・・殺されて・・・!」

リゼ「・・・お姉ちゃんも・・・殺され、て・・・!」

リゼ「・・・それなのに、お母さんにまで殺されるなんて嫌だっ!!私、そんなの絶対に嫌だよぉっ!!」

ヴェルカナ「・・・お願いだからっ!!私のことはいいからっ!!」

リゼ「嫌っ!!嫌だよっ!!」

リゼ「そんなこと言わないでよっ!!?見捨ててなんて言わないでよぉっ!!?」

ケイオス「くふふ・・・麗しい親子愛といったところですか?」

ケイオス「いいですねぇ、二人ともなかなか良い顔ですよ?ぞくぞくしてきますねぇ・・・。」

リゼ「・・・卑怯者・・・!卑怯、者・・・!」

ケイオス「くふふ・・・お褒め頂いて、恐縮ですよ。」

リゼ「・・・お前っ・・・!」

ケイオス「おっと。」

ケイオス「少しでも妙な素振りを見せたら・・・分かっていますね?」

リゼ「・・・っ!」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

ケイオス「くふふふ・・・そうです、それでいいんですよ、ネフェリーゼ・・・。」

ヴェルカナ「ネ・・・ネフェリーゼっ・・・!?」

リゼ「・・・お母さん・・・。」

リゼ「・・・ごめんなさい・・・。」

リゼ「・・・私・・・やっぱり、お母さんが死んじゃうのは嫌だよ・・・。」

リゼ「・・・堪えられないよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・ネフェ・・・リーゼ・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・ケイ・・・オス・・・!!」

ヴェルカナ「お前さえ・・・お前さえ、いなければ・・・!!」

ケイオス「おや・・・この状況で、そんな生意気なことを言うのですか?」

ケイオス「これは、少しお仕置きが必要ですねぇ?」

リゼ「!?・・・やめてっ!!?お母さんにひどいことしないでっ!!?」




カオス「くくく・・・安心しろよ?」

リゼ「・・・え・・・?」

カオス「・・・お仕置きを受けるのはお前のほうだからよぉっ!!?」




リゼ「・・・っ・・・がっ・・・あぁぁっ・・・!」

ヴェルカナ「!?・・・ネフェリーゼっ!!?」

ヴェルカナ「ネフェリーゼぇぇぇぇぇっ!!?」




リゼ「あっ・・・!?があああぁぁぁぁぁっ!!?」

カオス「さっきはよくもやってくれたなぁ?オイ?」

カオス「たっぷり、お返ししてやるよ。」

リゼ「・・・っ・・・か・・・っは・・・!」

ヴェルカナ「ネフェリーゼっ!!?ネフェリーゼぇぇぇぇぇっ!!?」

カオス「おら、まだまだいくぜ?」

リゼ「・・・っ・・・ぁっ・・・!」

ヴェルカナ「・・・やっ・・・!!」

ヴェルカナ「やめてえぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!?」

ヴェルカナ「カオスっ・・・!!お願いっ!!お願いだからっ・・・もう、こんなことやめてよぉっ!!?」

カオス「うるっせぇな、でかい声出しやがって。」

カオス「・・・止めたきゃ自分で止めて見せろよ?」

リゼ「・・・・・・・っ・・・・・・・・っ・・・・・・・・!」

ヴェルカナ「ああぁぁぁぁぁ・・・!!?ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」

ヴェルカナ「ネフェリーゼっ!!ネフェリーゼっ!!」

ヴェルカナ「ネフェリーゼぇぇぇぇぇーーーーっ!!」

リゼ「・・・っ・・・う・・・うぅ・・・!」

リゼ「えぐっ・・・!?」

カオス「くくく・・・踏み心地の良い頭だなぁ?」

カオス「まあ、ちょっと角が邪魔だけどよぉ・・・。」

リゼ「・・・っ・・・ぐっ・・・ぁぁ・・・!」

カオス「おら。」

リゼ「ぎっ・・・!!?」

リゼ「・・・あ・・・ぎ・・・あぁぁっ・・・!!」

カオス「くくく・・・後、どれくらいで頭が砕けるだろうなぁ?試してみるか、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・ぎああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・!!」

ヴェルカナ「・・・あ・・・あぁぁぁっ・・・!」

ヴェルカナ(ネフェリーゼがっ・・・ネフェリーゼが殺されるっ!!)

ヴェルカナ(早く・・・早く、何とかしないとっ!!)

ケイオス「・・・カオス、少しいいでしょうか?」

カオズ「ん?何だよ?」




ケイオス「・・・私にもネフェリーゼを嬲らせてくれませんか?」

ヴェルカナ「・・・っ!?」

カオス「・・・ほう?」

ケイオス「くふふ・・・やはり、ヴェルカナに似ているせいでしょうか・・・。」

ケイオス「その娘を徹底的に嬲り尽くし、痛めつけ・・・凌辱してやりたくなりましてねぇ?」

ヴェルカナ「なっ・・・!!?」

ケイオス「・・・先ほどから、滾って仕方がないのですよ・・・。」

ケイオス「どうせ、殺すのです・・・せっかくですからネフェリーゼの身体を愉しませてくださいよ?」

ヴェルカナ「なっ・・・なっ・・・!!?」

カオス「・・・くくく・・・。」

カオス「・・・いいぜ。好きにしな、ケイオス。」

ヴェルカナ「っ!!?」

ケイオス「くふふ・・・!ありがとうございます、カオス・・・!」

カオス「んじゃ、ヴェルカナを渡しな。」

ケイオス「くふふ・・・ええ、分かりました・・・。」




ヴェルカナ「カ・・・カオスっ・・・!?」

ヴェルカナ「嘘・・・嘘でしょっ・・・!?」

ヴェルカナ「そんな・・・貴方が、そんな・・・!?」

カオス「さあ・・・しっかり見ときな、ヴェルカナ?」

カオス「これから、ネフェリーゼが・・・お前の娘が、ケイオスに嬲り尽くされて凌辱されるところをなぁ?」

ヴェルカナ「っ!!」

ヴェルカナ「・・・ふ・・・!」




ヴェルカナ「ケイオスっ!!ネフェリーゼに・・・!!私の娘に指一本触れるなあぁぁぁぁぁっ!!!」

ケイオス「・・・クヒハハハハハッ!!」

ケイオス「ヴェルカナっ!!そこで、自分の娘が犯されるのを何もできずに見ているんですねぇっ!!?」

リゼ「・・・くっ・・・うぅ・・・!」

ケイオス「・・・くふふ・・・!」

ヴェルカナ「触れるなあぁぁぁぁっ!!!ネフェリーゼに触れるなああぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーっ!!!」

リゼ「・・・う・・・。」

リゼ「・・・っ!!?」

リゼ「・・・えっ・・・何っ・・・!?」

ケイオス「くふふ・・・くふふふ・・・!!」

リゼ「・・・ひっ・・・!?」

ヴェルカナ「ネフェリーゼっ!!逃げてっ!!」

ケイオス「くふふふ・・・さぁ、ネフェリーゼ・・・!私と交わりましょうか・・・!」

リゼ「・・・い・・・嫌っ・・・!?」

カオス「動くな、ネフェリーゼ。そのまま大人しくしておかないと、ヴェルカナの命は無いと思え。」

リゼ「っ!!」

ヴェルカナ「私はいいからっ!!いいから逃げてっ!!お願いだから、逃げてえぇぇぇぇぇーーーーーっ!!」

カオス「うるせぇよ、少し黙って見てろ。」

ヴェルカナ「・・・むぐっ・・・!」

カオス「さあ、ヴェルカナ。ネフェリーゼとケイオスの絡み合いをしっかりと目に焼き付けろよ?」

ヴェルカナ「・・・んぅぅーーー・・・っ!!」












ここから先は少々エリョナ成分が含まれるので、閲覧注意です。
18歳以下は引きかえしてね!!
……と、とりあえず言っておきます。



リゼ「・・・う・・・うぅ・・・!!」

ケイオス「くふふ・・・分かっていますね、ネフェリーゼ?」

ケイオス「私の言うことに逆らったら、ヴェルカナがどうなるのか・・・。」

リゼ「・・・っ!!」

リゼ(・・・に・・・逃げちゃダメっ・・・!)

リゼ(・・・逃げたら・・・逃げたら、お母さんが殺されるっ・・・!)

リゼ(・・・大丈夫・・・耐えられる・・・!ちょっと我慢すれば・・・いいだけ・・・!)

リゼ(・・・きっと・・・すぐに、終わる・・・!)

リゼ(・・・だから・・・大丈夫・・・!)

ケイオス「・・・くふふ・・・瑞々しい肌ですねぇ・・・・。」

リゼ「・・・っ・・・うぅ・・・!」

ケイオス「・・・いいですねぇ・・・その嫌悪に歪んだ表情・・・!」

リゼ「・・・っ・・・。」

リゼ「・・・んっ・・・!?」

ケイオス「・・・じゅるっ・・・じゅるるっ・・・!」

リゼ「・・んんっ・・・んぅぅぅぅっ・・・!!」

リゼ(・・・気持ち悪いっ・・・!気持ち悪い、気持ち悪い、気持ち悪いっ・・・!)

ケイオス「ぷはぁっ・・・!」

リゼ「・・・う・・・うぇぇっ・・・!」

ケイオス「・・・くふふ・・・!」

ケイオス「見なさい、ネフェリーゼ・・・!私の滾りに滾った股間のモノを・・・!」

リゼ「・・・っ!!」

ケイオス「貴女が嬲られる姿を見て、このように滾ってしまったのですよ・・・!」

ケイオス「くふふふ・・・!責任を取って、この股間の滾りを鎮めてもらいますよ、ネフェリーゼ・・・!?」

リゼ「・・・う・・・あ・・・ぁぁ・・・!?」

リゼ「・・・いぅ・・・っ!?」

ケイオス「ほら、もっと顔を近づけて間近で見てみなさい、ネフェリーゼっ!」

リゼ「・・・ひっ・・・ひぃっ・・・!?」

リゼ(・・・嫌っ・・・やだっ・・・!!)

ケイオス「ほら、どうしましたっ!?早く私の股間のモノに奉仕しなさいっ!」

リゼ「・・・ひ・・・ひぅっ・・・!」

リゼ(・・・び・・・びくびく、してる・・・!)

ケイオス「くふふ・・・震えていますねぇ?」

ケイオス「見るのは初めてですか?生憎ですが、初めてでも優しくしてあげるつもりはありませんからねぇ?」

リゼ「・・・あ・・・あぁ・・・う・・・!」

リゼ(・・・怖い・・・怖い・・・怖い・・・怖い・・・怖い・・・怖い・・・!!)

ケイオス「さぁ、舌で舐めなさい・・・。」

リゼ「!?・・・い・・・嫌っ・・・絶対、嫌・・・!」

ケイオス「くふふ・・・ヴェルカナがどうなってもいいのですか?ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・っ!!」

リゼ「・・・う・・・うぅ・・・!」

リゼ「っ!!?」

リゼ「う・・・うぇっ・・・!!?」

ケイオス「何をしているのですっ!?少し舌を付けただけで顔を背けるとはっ!?」

リゼ「・・・無、理っ・・・!!汚いっ・・・!!」

ケイオス「・・・いい加減にしないと、本当にヴェルカナを殺しますよ、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・う・・・うぅ・・・!」

リゼ「・・・ぐすっ・・・うぅぅっ・・・!」

ケイオス「泣いてないで、早く舐めなさいっ!」

リゼ「・・・うぅっ・・・!」

ケイオス「・・・くふふ・・・!そうです・・・!それでいいのです・・・!」

リゼ「・・・う・・・ぇ・・・うぇぇ・・・!」

リゼ(・・・気持ち悪い・・・気持ち悪い・・・気持ち悪い・・・!)

ケイオス「どうしました?舌が止まっていますよ?」

リゼ「・・・っ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・よしよし、いいですよ・・・。そのまま、続けなさい・・・。」

リゼ「・・・う・・・ぇ・・・!」

リゼ(・・・酷い、味・・・吐き・・・そう・・・!)

ケイオス「くふふ・・・では、次は口に含んでもらいましょうか?」

リゼ「・・・えっ・・・!?」

リゼ「・・・く・・・口に、含む・・・!?」

ケイオス「ほら、早くしなさいっ!」

リゼ「・・・や・・・やだっ・・・!」

リゼ「・・・嫌だよっ・・・やだぁ・・・!」

ケイオス「・・・カオス、ヴェルカナを・・・。」

リゼ「!?・・・分かった!!含むっ!!口に含むからっ!!」

ケイオス「なら、早くしなさいっ!!」

リゼ「・・・うぅっ・・・ぐすっ・・・うぅっ・・・!」

リゼ(・・・なんで・・・!なんで、こんなヤツに・・・・!)

リゼ「・・・ーーーっ!!?」

リゼ(・・・う・・・えっ・・・!!)

リゼ(・・・変な味が・・・口いっぱいに・・・!!)

ケイオス「く・・・おぉっ・・・!?」

ケイオス「く・・・くふふ・・・!いいですよ・・・!気持ち良いですよぉ、ネフェリーゼぇ・・・!」

リゼ「・・・んんっ・・・んうぅっ・・・!」

ケイオス「おっと・・・口を離すことは許しませんよ?」

リゼ「っ!!?」

リゼ「・・・んむうぅっ・・・!!」

リゼ(・・・嫌っ・・・!?く・・・口の中の変な味が濃くなって・・・!?)

リゼ「・・・んぅーーーっ・・・!!」

ケイオス「ほら、どうしました?しっかりとしゃぶりなさい?」

ケイオス「ヴェルカナの命は、貴女の奉仕具合にかかっているんですよ?」

リゼ「・・・っ・・・!」

リゼ「・・・んっ・・・!」

ケイオス「・・・うっ・・・ふぅっ・・・おぉぉっ・・・・!」

ケイオス「いいですよ・・・!続けなさい、ネフェリーゼ・・・!」

リゼ(・・・うぐっ・・・うええぇぇぇっ・・・!)

リゼ(・・・吐きそうっ・・・!気持ち悪いっ・・・!気持ち悪いよぉっ・・・!)

リゼ(・・・でも・・・!続けないと、お母さんが・・・!)

ケイオス「・・・う・・・ぐっ・・・!」

リゼ「・・・んっ・・・!?」

ケイオス「・・・出しますよ・・・全部、飲み込みなさい・・・!」

リゼ「・・・んうぅっ!!?」

リゼ(・・・く・・・苦しっ・・・!!?こんな・・・こんな、無理やりっ・・・!!)

ケイオス「・・・お・・・くおおおぉぉぉっ!!」」

リゼ「!?・・・んんんんぅぅぅぅっ!!?」

リゼ(・・・う・・・うえぇぇぇっ・・・!!)

リゼ「ん・・・ぐうぅぅっ・・・!!」

リゼ(気持ち悪っ・・・!!気持ち悪いぃぃっ!!)

リゼ「んうぅぅっ!!?」

ケイオス「飲み込みなさいと言ったでしょうっ!?」

リゼ「んぅぅっーーー!!んんんぅぅっーーー!!」

リゼ(無理っ・・・!!やだっ・・・!!)

リゼ(お願いっ・・・!!それだけは、許してっ!!)

ケイオス「・・・カオス、ヴェルカナを・・・。」

リゼ「っ!!」

リゼ(・・・う・・・ううぅぅぅっ・・・!!)

ケイオス「くふふふ・・・!よしよし・・・いい子ですねぇ、ネフェリーゼ・・・!」

リゼ「・・・うっ・・・げ・・・ぇぇぇっ・・・!!」

リゼ(・・・気持ち・・・悪、いっ・・・!)

リゼ(・・・気・・・持ち、悪い・・・よぉ・・・!)

ケイオス「くふふ・・・では、本番を始めましょうか?ほら、こっちに来なさい。」

リゼ「・・・ひっ・・・ひぃっ・・・!?」

ケイオス「くふふふ・・・!可愛いですよ、ネフェリーゼ・・・!」

ケイオス「こうやって怯えた顔を見ていると、先ほどカオスを追い詰めていたのが嘘のようですねぇ・・・!」

リゼ「・・・や・・・やめてっ・・・!」

リゼ「・・・お・・・お願いっ・・・!怖いっ・・・!怖いよぉっ・・・!」

ケイオス「くふふふ・・・!」

リゼ「・・・あっ・・・ひっ・・・ひぃ・・・!?」

ケイオス「・・・ふふ・・・秘所に、逸物を擦り付けられる感触はどうですか・・・?」

リゼ「・・・き・・・気持ち・・・悪い・・・!」

ケイオス「・・・くふふ・・・。」

リゼ「!!・・・い・・・やっ・・・!!?」

ケイオス「さぁ・・・そろそろ、中に入れてあげましょうか・・・!」

リゼ「・・・い、や・・・嫌ぁぁ・・・!!」

リゼ「・・・助けて・・・助けてぇ・・・!」

ケイオス「・・・くふふ・・・!誰も助けには来ませんよ・・・!」

ケイオス「さあ・・・このまま、私に犯されなさい・・・!」

リゼ「・・・嫌ぁぁぁっ・・・!!」

リゼ「いっ・・・!!?」

リゼ「・・・あっ・・・あぁぁっ・・・!?」

ケイオス「くふふ・・・痛いでしょう・・・?ですが、もっと痛くなりますよ・・・覚悟しなさい・・・。」

リゼ「・・・う・・・うぅっ・・・!!」

リゼ「・・・ぎっ!!?」

リゼ「あっ・・・ぎああぁぁぁぁぁっ!!?」

ケイオス「く・・・くふふ・・・!」

ケイオス「いいですよぉ・・・!ネフェリーゼの膣内は素晴らしいですねぇ・・・!?」

リゼ「う・・・あ・・・あぁぁぁぁっ・・・!!」

リゼ「・・・あ・・・がぁっ・・・!!?」

リゼ「・・・う・・・ぐっ・・・ひっく・・・!」

ケイオス「くふふ・・・痛いでしょう・・・?悔しいでしょう・・・?」

リゼ「・・・ぐすっ・・・!うあぁぁぁっ・・・!」

リゼ「・・・うああぁぁぁぁぁっ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・憎い敵に犯され、抵抗することも許されずに良いようにされる・・・。」

ケイオス「哀れな少女ですねぇ・・・貴女は・・・。」

リゼ「・・・ぐっ・・・うぅぅっ・・・!」

リゼ(・・・くお・・・お姉ちゃん・・・!)

リゼ(・・・怖・・・い・・・助、けて・・・!)

リゼ(・・・助・・・けて・・・!)

リゼ「・・・うっ・・・あ・・・あぁっ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・そろそろ、血と愛液でほぐれてきましたねぇ?」

ケイオス「貴女も気持ちよくなってきたのではないですか、ネフェリーゼ?」

リゼ「・・・うぅ・・・ひっく・・・!」

リゼ「・・・誰、が・・・ぐすっ・・・気持ちよくなんか・・・!」

ケイオス「おや、生意気な返答ですねぇ?自分の立場がまだ分かっていませんか?」

リゼ「っ!!」

リゼ「・・・うっ・・・ぅぅ・・・!」

ケイオス「もう一度、聞きますよ?私の逸物に貫かれて気持ちがいいのでしょう?」

リゼ「・・・っ・・・う・・・ぅ・・・!」

リゼ「・・・気持ち・・・良い、ですっ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・私の逸物に貫かれて、嬉しいでしょうっ?もっと突かれたいでしょうっ!?」

リゼ「・・・っ!!」

リゼ「・・・嬉しい・・・ですっ・・・!!」

リゼ「もっと・・・突かれたい、ですっ・・・!!」

ケイオス「くふ・・・くひひっ・・・!!」

ケイオス「くひははははははっ!!この淫乱娘がっ!!では、望み通りにしてあげましょうかっ!!?」

リゼ「ひっ・・・!?あっ・・・あぁっ・・・!?」

ケイオス「ほら、どうしましたっ!!?もっと甘い声で鳴きなさいっ!!?」

ケイオス「もっとっ!!もっと、私を楽しませなさい、ネフェリーゼぇぇぇっ!!」

リゼ「ひぅっ・・・んあっ・・・あぁぁっ・・・!?」

リゼ「ひっ・・・ひぃっ・・・ひぅっ・・・あぅっ・・・・!!?」

リゼ「痛っ・・・!!?」

ケイオス「くひひっ・・・!この滑らかな首筋・・・!思わず噛み千切ってしまいたくなりますねぇ・・・!?」

リゼ「ひっ・・・ひぃっ・・・!!?」

ケイオス「くふふ・・・実際に、そうしてしまいましょうかねぇっ!!?」

リゼ「やっ・・・やめっ・・・!!?」

リゼ「いづぁっ!!?ああぁぁぁぁっ!!?」

リゼ「ひぎっ、ひあっ、うああぁぁあぁぁぁっ!!?」

ケイオス「くふ・・・くひひっ・・・!!」

ケイオス「股間の逸物を包み込む貴女の膣の快感っ!!そして、首筋から滴る血の甘露っ!!」

ケイオス「なんと、素晴らしいことでしょうねぇ!!?」

リゼ「う・・・あぁぁ・・・あぅっ・・・ぅ・・・!」

ケイオス「ネフェリーゼぇっ!!お前は最高の玩具ですよぉっ!!」

リゼ「ぎぃっ、あっ、いぅぅ、あぐぅっ・・・!!」

ケイオス「ほら、そろそろ出しますよっ!!?たっぷりと中にぶちまけてあげますからねぇ!!?」

リゼ「!?・・・いやっ・・・やだっ・・・!!?」

ケイオス「逃げるんじゃありませんっ!!」

リゼ「ひぃっ・・・!!?」

ケイオス「しっかりとお互いの身体を密着させておきましょうねぇっ!!?」

リゼ「う・・・あ・・・あぁぁぁっ・・・!!?」

ケイオス「さあ、ネフェリーゼっ!!貴女の膣内に私の子種を注ぎ込んであげますからねぇっ!!?」

リゼ「いやあぁぁっ!!?やだああぁぁぁぁっ!!?」

ケイオス「うっ・・・うおおおぉぉぉぉぉぉっ!!!」

リゼ「ひぅっ、あぅっ・・・!あぁっ、んあっ・・・!」

リゼ「っ!!?」

リゼ「い・・・いやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?」

ケイオス「・・・ふぅっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・・!!」

リゼ「・・・あ・・・あぁ・・・あぁぁ・・・!?」

リゼ「・・・うあぁぁぁ・・・あぁぁぁっ・・・!!」

ケイオス「くふふふ・・・!良かったですよぉ、ネフェリーゼぇぇ・・・!?」

リゼ「ひぅっ・・・ぐすっ・・・ひぅぅっ・・・!!」

ケイオス「くふふふ・・・あれだけ、たっぷりと子種を注ぎ込んだのです・・・。」

ケイオス「・・・もしかしたら、子供が出来てしまうかもしれませんねぇ・・・?」

リゼ「っ!!?」

リゼ「・・・い・・・いやあぁぁっ・・・!!?」

リゼ「・・・いやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ・・・!!」

ケイオス「くふふ・・・!素晴らしい・・・!なんと、良い声で泣くのでしょうねぇ、貴女は・・・!」

リゼ「ぐすっ・・・えぅっ・・・ひぅぅぅっ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・ほら、いつまで泣いているのですか?もう一度いきますよ?」

リゼ「っ!!?」

ケイオス「くひひ・・・まさか、一度で終わる訳ないでしょう?」

リゼ「・・・あ・・・あぁ・・・あぁぁ・・・!!?」

ケイオス「この身体を味わう機会は、今しかないのですからねぇ・・・。」

ケイオス「・・・まだまだ、貴女の身体を愉しませてもらいますよぉっ!!?ネフェリーゼぇっ!!?」

リゼ「いっ・・・!」

リゼ「いやぁぁぁぁっ!!?やだぁぁぁぁっ!!?」

リゼ「やめてっ・・・!!お願い、許してっ・・・!!お願いだから、もう許してよぉぉっ!!?」

リゼ「もうっ・・・!!もう、こんなのやだあぁぁぁぁぁぁっ!!」

ケイオス「くひははははははははははっ!!やめてあげるわけがないでしょうっ!!?」

リゼ「うあ・・・あぅっ・・・うぁぁ・・・!!?」

リゼ(・・・怖いっ・・・怖いよぉ・・・!!)

リゼ(助けて・・・助けて、お姉ちゃん・・・助けて、お母さん・・・!!)

リゼ(・・・助けて・・・くお・・・!!)

リゼ(・・・助、け・・・てぇ・・・!!)

ケイオス「・・・さあっ!!」

リゼ「ひっ・・・!!?」

ケイオス「たっぷりと愛してあげますからねぇっ!!?ネフェリーゼぇぇぇぇぇぇぇっ!!?」

リゼ「いやあああぁぁぁぁぁーーーーーーっ!!!?」




カオス「・・・やれやれ、随分と長いこと愉しんでたもんだぜ、ケイオスも・・・。」

ヴェルカナ「・・・うぅ・・・ぐすっ・・・うぅぅ・・・・!」

カオス「くくく・・・お前もそう思わないか、ヴェルカナ?」

ヴェルカナ「・・・ぐすっ・・・ネフェ、リーゼぇ・・・・ネフェリーゼぇ・・・!」

ヴェルカナ「・・・うああぁぁぁぁぁっ・・・!!」




ケイオス「良かった・・・!実に良かったですよぉ・・・・ネフェリーゼぇ・・・!」

リゼ「・・・ぁ・・・ぅぅ・・・ぅぁぁ・・・。」

ケイオス「・・・これで貴女の身体を愉しむのもお終いだというのは、名残惜しいことですねぇ・・・。」

ケイオス「・・・では、カオス・・・。」

カオス「ああ。」

ヴェルカナ「・・・カオ・・・ス・・・!」

カオス「・・・あ?何だよ?」

ヴェルカナ「・・・お願、い・・・!」

ヴェルカナ「・・・お願い・・・だから・・・!」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼに・・・!」

ヴェルカナ「・・・あの、子に・・・!」

ヴェルカナ「・・・もう・・・これ以上・・・!」

ヴェルカナ「・・・酷いこと・・・しないで・・・!」




カオス「・・・ああ・・・分かった・・・。」

カオス「もう・・・酷いことはしないさ・・・。」

ヴェルカナ「・・・っ!!」

ヴェルカナ「・・・本当・・・!?本当に・・・!?」

カオス「ああ、本当さ・・・。」

カオス「・・・俺はもう、ネフェリーゼに何も酷いことはしないよ、ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・あぁ・・・カオスっ・・・!」

カオス「・・・というわけだ、ケイオス。」

ケイオス「・・・・・・・・・・。」

カオス「ほれ。」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

カオス「ヴェルカナはどうやら、俺にはネフェリーゼに酷いことはしてほしくないらしいぜ?」

ケイオス「くふふ・・・そうらしいですねぇ?」

カオス「ああ。」

カオス「だから・・・お前、頼むわ。」

ヴェルカナ「っ!!?」

ヴェルカナ「・・・カオスっ!!?」

ヴェルカナ「何でっ・・・!!?」

ヴェルカナ「何でよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!?」

カオス「はぁ?お前こそ、何言ってんだよ?」

カオス「まさか、俺が本当にネフェリーゼを助けてやるとでも思ったのか?」

ヴェルカナ「私はっ・・・!!私はっ・・・!!」

ヴェルカナ「・・・私っ・・・はっ・・・!!」

カオス「・・・くくく・・・!」

カオス「・・・本当にお前は・・・昔っから変わらねぇ女だなぁ?」

カオス「こんな悪魔の言うことをよぉ・・・。」

カオス「・・・未だに真に受けるとは、救いようの無い、馬鹿女だよなぁった!!?」

ヴェルカナ「・・・うぅ・・・あぁぁぁっ・・・!!」

ヴェルカナ「・・・うあああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」




ケイオス「私のモノで散々貫いてあげた後ですが・・・最後はこの剣で貴女を貫くことで、貴女の全てを終わらせてあげますよ・・・!」

リゼ「・・・ぁぅ・・・ぅ・・・ぁ・・・。」

ヴェルカナ「やめてっ・・・やめてえぇぇぇぇぇーーーーーーっ!!!?」

ヴェルカナ「ネフェリーゼ、ネフェリーゼ、ネフェリーゼぇぇぇぇぇぇーーーーーっ!!!?」

カオス「クハハハハッ!!すごい取り乱しようだなぁ、ヴェルカナっ!!?」

ヴェルカナ「お願いっ!!カオスっ!!カオスぅっ!!やめさせてっ!!何でも・・・何でもするからぁっ!!お願いだからあぁぁぁぁっ!!」

カオス「ケイオス。」

ケイオス「何でしょうか、カオス?」

カオス「この女、さっきからうるさくて敵わん。」

カオス「早くやっちまって黙らせてくれ。」

ケイオス「くふふ・・・分かりました・・・。」

ヴェルカナ「カオスぅぅぅぅぅぅぅーーーーーっ!!!」


――。

ケイオス「さあ、ネフェリーゼ・・・。」

リゼ「・・・ぁ・・・ぅ・・・ぁぁ・・・。」

ケイオス「貴女の無残な生も・・・。」

ケイオス「・・・これで・・・終わりですよぉっ!!」

リゼ「・・・っ・・・。」

ヴェルカナ「・・・い・・・!」

ヴェルカナ「いやああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!?ネフェリーゼぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!」


















ヴェルカナ「・・・あ・・・。」





ヴェルカナ「・・・あ・・・あ・・・あ・・・。」






ヴェルカナ「・・・あぁ・・・あぁぁぁ・・・。」






ヴェルカナ「・・・・ネ・・・・フェ・・・・リー・・・・ゼ・・・・。」















カオス「・・・ようやく、完成したぜ・・・!!」



カオス「・・・最強の悪魔と最強の魔女の力を宿した、究極の魔剣っ・・・!!」


カオス「・・・『魔剣ネフェリーゼ』がなぁっ!!?」





カオス「くくく・・・クハハハハ・・・!!」



カオス「クアアアァァァーーーーーーハッハッハッハッハッハッハハアァァァァァァーーーーーーっ!!!」


ケイオス「ヒャアアァァァーーーーッハッハッハッハッハハアアァァァァーーーーーーっ!!!」




ヴェルカナ「・・・ネ・・・フェ・・・リィ・・・・ゼェ・・・・。」


ヴェルカナ「・・・・ネ・・・・フェ・・・・。」


ヴェルカナ「・・・・リィ・・・・ゼェ・・・・。」









カオス「かもな。」

カオス「まぁ、問題はねぇさ。連れ帰って、たっぷりと嬲ってやれば正気も取り戻すだろう。」

ケイオス「くふふ・・・それもそうですねぇ・・・。」

カオス「・・・じゃあ、とりあえずは戻るとするか。」

ケイオス「残りの魔女については、どうしますか?」

カオス「そうだな・・・まぁ、明日以降に考えるとしようぜ。」

カオス「・・・もう、焦る必要も無いんだからな。」

ケイオス「ぅふふ・・・ええ、そうですね・・・。」



































リゼ…………。


長くなりましたが、
その他感想は、この章が終わった際にまとめて書くとして、
とりあえずこれだけ言っておきましょうか。

ケイオスきもい(汗

何が滾りに滾った股間のモノだよ、きもいよw

終盤にきてのメインヒロインのリョナシーンは、
ご褒美ではなく胸糞悪いものでした。

文章にしているのでわからないと思いますが、
効果音がより一層気持ち悪さを引き立たせています。
ケイオスきめえwと思った方は、
実際にプレイしてみるのをオススメします。
凄くイライラしてきますから!

ケイオスに嫌悪感を抱かせるという、
王道展開的には完璧!

ここまで来ればもうリョナゲーとして見てはいけない。
ケイオスを、悪魔どもを倒すために!

リョナラークエストプレイ日記もいよいよラストスパート!!
応援よろしくお願いします!!





復活した魔王、カオス。
そのカオス率いる魔物たちに、
ドーラドーラ
ルインザナン
ナナルマー
ライカ
そしてリゼまでも…………。






目を覚ますくお。
ボロボロの身体を引き摺り、
必死にリゼを探します。

「・・・リゼっ・・・リゼぇっ・・・!!」


しばらく探していると、
“とあるもの”を見つけます。

「・・・・リ・・・・ゼ・・・・?」

そこに転がっていたのは、
リゼの死体。


なんで……だよ……?

……やっと……仲直り……できたんだぞ……?



どれだけ声をかけても、
リゼは反応してくれません。


……これ……から……。

……ずっと……お前と……。

……一緒に……いてやろうって……。

……酷いこと……した分……。

……これから……優しくしてやろうって……。

……俺……思ってたんだぞ……?



地面に横たわったままのリゼ。


……なあ……リゼ……。

……頼むよ……目を……開けてくれよ……?

……お願いだよ……リゼ……。



リゼが目を開けることは決して無く。


……っ……ぐっ……!!

……うわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

何でだよっ!!?

何でっ……何でだあぁぁっ!!!?

リゼぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!



……っ!!?



そのとき、リゼの身体に異変が起こります。


……リゼの身体がっ……砂みたいに崩れてっ……!!?

……待てっ!!?待ってくれよっ!!?

……崩れるなよおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!?





――封魔の剣。

悪魔の力を持ちながら、悪魔ではないリゼは、
封魔の剣にその力のみを吸い取られる。

そして、
剣に全ての力を吸い取られたリゼは、
その存在を維持できなくなって消滅してしまう。



その封魔の剣の力は、
くおに別れの時間を残してさえくれませんでした。



…………。

……は……。

……ははっ……何だよ……?

……墓の一つも……作ってやれないのかよ……?

…………。

……なんで……なんだよ……?

……リゼは……リゼ、は……。

……俺たちの……ような……。

……俺たちのような……悪党と違って……。

……こんな……死に方……するような……。

……悪いヤツじゃ……なかった、だろ……?

……アイツ……は……。

……忌み子……だったけど……。

……幸せに……なったって……。

……許される……はず……だろ……?

……な……ん……で……。

……こんな……酷い……死に方……。

…………。



……許さねぇっ……!!

……魔王……カオスっ……!!

……あの野郎が……リゼをっ……!!

魔王カオスゥゥーーーーーーーーーーっ!!!!

聞こえてやがるかっ!!!!?

聞こえていやがるなら、よく聞け、クソ野郎があぁぁぁぁぁーーーーっ!!!!

……てめぇはっ……!!!!

てめぇは必ず、この俺がぶっ殺してやるからなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!





…………。

……畜生っ……!

……畜……生っ……!

…………。

……リゼ……ごめんな……。

……助けて……やれなくて……。

……守って……やれなくて……。

……本当に……ごめんな……。

…………。

……?

……なんだ……?

!……これは……。

…………リゼの……角……?

…………。




消滅してしまったリゼの身体。

その中で一つ残っていたもの。



……リゼ……。

……今度は……。

……今度は……一緒に、いてやるからな……?

リゼ……お前の身体は……。

……角しか……残らなかったけど……。

……せめて……そのくらいは……。





?「・・・くお・・・。」


……?

突然背後から聞こえてきた声。





くお「ライ・・・ル・・・。」

ライル「・・・すまない・・・僕が・・・。」

ライル「・・・僕が・・・あんな剣を・・・。」

ライル「・・・あんな剣を・・・手に入れなければ・・・!」

くお「・・・ライル・・・。」

ライル「・・・あれの・・・せいで・・・!」

ライル「・・・僕は・・・ドーラ姉さんを・・・ライカを・・・!」

ライル「・・・死なせて・・・しまった・・・!」

ライル「・・・しかも・・・ライカの・・・妹まで・・・!」

ライル「・・・君の・・・君の、大切な人まで・・・!」

くお「・・・ライル・・・お前・・・。」

ライル「・・・すまない・・・!」

ライル「・・・本当に・・・すまない・・・!」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ライル・・・頼む・・・。」

ライル「・・・くお・・・?」

くお「・・・力を・・・貸してくれ・・・!」

くお「・・・あの悪魔どもを・・・倒すために・・・!!」

くお「・・・リゼの仇を・・・取るためにっ・・・!!」

ライル「・・・・・・・・・・。」

ライル「・・・もちろんだ・・・!」

ライル「・・・僕も・・・ヤツらのことは・・・!!」

ライル「・・・絶対に、許しておけないっ!!」

くお「・・・ありがとよ・・・ライル・・・。」



くおとライル。

二人は深い傷を負いながらも。

決して目の光を失わず。

しっかりと前を向き。

その手に剣を取るのでした。





アドロゥ「・・・ぐっ・・・いてて・・・!」

アドロゥ「!?・・・くおっ!!?」




アドロゥ「・・・お前・・・生きていたのかっ!?」

くお「・・・ああ・・・何とかな・・・。」

くお「・・・救援ってのは、お前だったのか?」

アドロゥ「ん・・・まぁ、魔王にあっさりやられちまったけどな・・・。」

アドロゥ「しかし、お前・・・どうやって、あの攻撃を喰らって生き延びたんだ・・・?」

アドロゥ「・・・って、待てよ・・・?」

アドロゥ「お前・・・もしかして、盾のレリーフ持ってたりしないか?」



――盾のレリーフ。

リゼを助けるために、くおが天魔の塔に命を賭けて登り、取ってきたもの。


くお「?・・・ああ・・・持ってるけど、それがどうした?」

アドロゥ「・・・なるほど、そのおかげか・・・。」

くお「・・・どういうことだ?」

アドロゥ「そいつはな・・・持ち主が死に至るダメージを受けたとき、ダメージを肩代わりしてくれる道具なんだよ。」

アドロゥ「おそらく、お前が生き延びることができたのは、その盾のレリーフのおかげだな。」

くお「・・・ってことは・・・。」

くお(・・・俺は・・・リゼを助けるために手に入れた道具に助けられたってことか・・・。)



リゼを助けるために必死になって入手した道具。

結局リゼを守ることは出来ませんでした。

しかしその結果が、くおの命を守ることとなったのでした。


アドロゥ「ちょっと見せてみな。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・あ・・・。」

アドロゥ「・・・やっぱり、ヒビが入っているな。さすがに、魔王の攻撃は完全には防げなかったらしい。」

アドロゥ「本当は、もっと長持ちするはずの道具なんだがなぁ・・・。」

くお「・・・もう、効果は無くなったってことか?」

アドロゥ「そういうことだ。」

くお「・・・そう・・・か・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なあ、アドロゥ・・・。」

アドロゥ「分かってる。魔王のことだろ?」

アドロゥ「魔王については、俺たちリョナラー連合としても無視できる問題じゃねぇ。」

アドロゥ「本部も全力で事に当たるさ。世界滅亡の危機にリョナラーもクソもねぇからな。」

くお「・・・アドロゥ・・・。」

アドロゥ「・・・お前にも力を貸してもらうことになるぜ?気合入れて働けよ?」

くお「・・・ああ・・・分かった・・・!」

アドロゥ「・・・とにかく、東支部に行くぞ。」

アドロゥ「今、東支部にはリョナラー連合の精鋭たちが集まっているはずだ。」

くお「・・・何?」

アドロゥ「東支部が一番、悪魔の本拠地に近いらしい。レイジが・・・お前の兄貴がそう言ってたぜ。」

くお「・・・は・・・?俺の・・・兄貴・・・?」

アドロゥ「・・・そこらへんも東支部に着いたら、説明してやるさ。」

アドロゥ「・・・で、そこのお前もついてくるんだろ?」

ライル「・・・ああ。僕にも悪魔との戦いを手伝わせてほしい。」

アドロゥ「よし。じゃあ、二人とも行くぞ。」

くお「・・・ああ。」










リョナラー連合 東支部。

BGM、サイバーシティが流れます。
RPGツクールのBGMですが、
もはやリョナラー連合の曲として私の脳に染み付いています。

ここ最近、8章の話が長く、
リアルタイムにして3ヵ月間この曲を聞けませんでしたが、
やっぱりこの曲を聞くと安心しますねw



初っ端から、皆大好きライノーニさん。
何かに怯えている様子ですが――?


ライノーニさんを怖がらせていたのはこの人。
いいぞ!もっとやれ!

どうやら、ライノーニさんはこの人の父親を怖がっているみたいです。

ところでこの人は一体……?



?「何も、気絶するほど怖がらなくてもいいじゃんよ?ちょっと傷ついちゃいますよ、僕?」



ミタリカーネ「君のとーちゃんがライちゃんにどんだけのことをしたか、君だって知ってんでしょ?」

例えば、魔女の不死身さを生かして、
腸を引きずり出したり、
脳をぐちゅぐちゅ弄ったりを毎日続けるとかそういうことでしょうか?

いいですね。
レイジという人のお父さん。友達になれそうです。
あれ?レイジ……というと?


レイジ「いや、まぁ、そうだけどさぁ・・・。」

レイジ「でも、僕自身は魔女の皆さんには何もしてないわけじゃない?」

ミタリカーネ「うん。ボクも君のとーちゃんは嫌いだったけど、君のことは別に嫌いじゃないしね」

レイジ「でしょ?僕は親父と違って、リョナラーの割には女の子に優しいって評判なくらいだからねぇ?」

レイジ「つか、むしろ今回とか助けてあげたわけじゃんよ?感謝のチューくらいしてくれてもいいんじゃない?」

ミタリカーネ「ほほう?ボクでよけりゃ、チューしたげよっか?」

レイジ「マジでっ!!?お願いしますっ!!」

ミタリカーネ「ウ、ソ♪」

レイジ「ぶちのめすぞっ!!?原型とか留めないくらいにリョナっちゃうぞ、コノヤローっ!!?」

ミタリカーネ「いっひっひっひ、君もまだまだ青っちいねぇ、レイジ君?」




レイジ「死ねとまでっ!?せっかく助けてあげたのに、何この扱いっ!?」

グラミーフ「別に感謝してない私。むしろ、そのせいでナナルマーたちが殺されて心中穏やかでない私。」

レイジ「んなこと、あの馬鹿猫に言ってくださいってんですよ、ミッフィーちゃん。」

レイジ「・・・そもそも、アイツが油断さえしなけりゃ全部上手くいくはずだったってのにさぁ・・・。」

グラミーフ「言い訳は男らしくないと思う私。貴方とは絶対友達になれないと思う私。」

レイジ「・・・やれやれ、随分と嫌われちゃったもんだなぁ、ミッフィーちゃんには・・・。」

ミタリカーネ「・・・ま、仕方ないよ、ミッフィー。」

ミタリカーネ「ミッフィーを一撃で気絶させた人と同じくらい強い人でも、ケイオスのヤツには勝てなかったらしいじゃん?」

ミタリカーネ「ミッフィーがケイオスと戦いに行ってたとしてもさ・・・。」

ミタリカーネ「・・・ミッフィーまで、ケイオスに喰われちゃってただけだと思うよ?」

グラミーフ「・・・・・・・・・・。」

グラミーフ「分かってる。これ以上、悪魔に力を与えるわけにはいかないと思う私。」

グラミーフ「レイジ・リョナヤマ。貴方の判断は間違っていなかったと謝る私。」

レイジ「・・・いや、気にしてないよ。君の無念は良く分かるしね。」

グラミーフ「でも、貴方は嫌い。これはしっかりと言っておきたい私。」

レイジ「・・・そっすか・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・本当に、運が悪かったとしか言いようがないよ。」

レイジ「せめて、僕がもう少し早くアドロゥから悪魔のことを聞いていれば、君たち魔女に協力できたのに・・・。」

ミタリカーネ「まぁまぁ、気にするない。今からでも、レイジ君たちの力を借りれるってのは、かなり大きいんだからさ。」

ミタリカーネ「それに、元々ボクたちも人間を巻き込むつもりなんてなかったからねぇ。」

レイジ「・・・ふーん・・・。」

ミタリカーネ「・・・正直、不本意なんだけどね。悪魔どもを倒すためとは言っても、人間を巻き込んじゃうってのは・・・。」

レイジ「・・・あのさ、ミタリーちゃん。」

ミタリカーネ「?・・・何さ、レイジ君?」

レイジ「・・・君たちは、もう少し人間を頼りなよ。」

レイジ「君たちだけの世界じゃないんだぞ、ここは。」

ミタリカーネ「・・・いや、まあ・・・。」

ミタリカーネ「・・・面目ないっす・・・。」





モヒカンwww
いや、別に笑うところではないのでしょうが、
やはり久々に見るとインパクトがありますねw



それと南支部のジャック
彼も東支部へと招集がかけられたようです。

ジャック「おい、レイジ。説明も無しに俺らを呼び出しときながら、その態度はねぇんじゃねぇか?」



ボーマー。




リョナラー連合四天王。
アドロゥ、グレートヌコスに続くもう一人こそが、
金髪のこの男“レイジ”でした。


ジャック「・・・ふん、その噂もどこまで本当なんだかなぁ?」

ジャック「大体、カレンやこいつの親父が強いからってこいつも強いって話にはならねぇだろ?」

ボーマー「そうだなぁ?実際は大したことないってオチだったりするんじゃねぇのかぁ?」

レイジ「おっやー?そんなこと言っちゃいます?」

レイジ「君たち程度がこの僕にそんな口聞いちゃいますか?それ、ちょっと聞き逃せませんよ?」

ジャック「・・・ふざけるのもっ・・・!!」

ボーマー「・・・いい加減にしやがれ、オラァ!!?」




……と、二人がレイジに襲いかかろうというとき、私も混ぜてと声がします。
ジャックとボーマーがいるということは、あの子も……?


「わーい、殺し合いだー♪」





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