リョナラークエスト日記――最終回


2013/05/09


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


長かった悪魔との戦いもついに終わりを迎え、
視点はリョナラー連合東支部へ。



くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なあ・・・兄貴・・・。」

レイジ「・・・ん?何だい?」

くお「・・・本当に・・・。」

くお「・・・本当に、あの魔剣から・・・リゼの意思は消えちまったのか・・・?」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・たぶんね・・・。」





リゼはくおやヴェルカナを守りきったことで安心し、
剣から消えて、あるべき場所に帰っていったのではないかとレイジは言います。


しかし、くおは少し納得のいかないことがある様子。
元々“ヴェルカナを守りたい”と思い、剣に残った意思。

それはリゼが死ぬ間際、くおは死んだと思われていたため仕方が無いことではあるのですが、
自分ではなくヴェルカナの命を守ろうとしていたことに、嫉妬し、
くおは拗ねているのでした。



レイジがそれを茶化し、兄弟喧嘩に。


カレンも加わり大変なことにw


トゲ付き鉄球を持ち出し、
マジに兄貴を殺しにかかりますw







その光景を微笑ましく見守る東支部のメンバーたち。
これを微笑ましいと思えるのがリョナラーらしさw
じゃれ合いってレベルじゃねーぞw



ライル…………。
妹ライカの死に姉ドーラドーラの死。
結局、この戦いで失ったものが一番多いのはライルなのかも知れません。


それを明るく慰めるミタリー。
最初ミタリーのようなキャラクターはあんまり好きではなかったですが、
これは惚れざるを得ない……(汗
こんな妹がいたら最高じゃないじゃないですか><
ミタリー大好きです。


しかし、ライルは何か違うからと断ります。
もったいない。



そんな中、怖い怖いと喚くのはライノーニさん。


ライルはそんなライノーニを見て、
ライノーニなら妹にしてもいいかもと言い出します。

ライカ

ライノーニ
で名前も似ていますし、
おびえた表情もドーラ姉さんに似ています。


「へへへ」
何かを想像しつつ笑みを浮かべるライルを見て、
ライノーニは逃げ出しますw








最後の最後でこんなオチw
でもこんな明るさがリョナラー連合東支部の長所!

暗い気持ちは持ち込まず、
明るく前向きに。

今は勝利を喜びます。






しかし、そんな中ヴェルカナは独り……。

リゼの死とカオスの死。
そう簡単に立ち直れるハズがありません。

立ち直るまでは東支部で面倒を見ることに。





リゼ……ヴェルカナのことは、心配しなくても大丈夫だからな……?

……アイツの元気が出るまでは……お前の代わりに、俺がアイツの面倒を見てやるからさ……。

……だから……お前は……。

……安心して……ゆっくり休んでてくれよな……?




…………。
くおの成長っぷりに泣けます。
最初の頃こそ洞窟で会ったリゼを精神的に追い詰めて高笑いをしていましたが、
今ではそんな姿想像できないまでに成長しましたね。
昔のままなら、ヴェルカナをさらに追い詰めてリョナを楽しんでいたでしょうに。

素直に喜んでいいのやら、悲しめばいいのやら。
プレイヤー自身のリョナラーの精神が揺らぎますw
というか、もはやここまで来たら、
これをリョナゲーとして見ている人はいないんじゃないかしら。






















――――瘴気の砦跡地。

ギルガノ。
他の魔族は全員殺されてしまったものの、
ギルガノだけは得意の“死んだフリ”をして生き残ることに成功。

待っていろよ人間ども。
いつか新たな魔王と共に、人間界に戻ってやる。



ギルガノは決意を胸に、魔界へと帰っていくのでした。








……ということで、
残すは最終章という名のエピローグ。
エンディングのみ!!

インターバルという扱いになるのですが、
次の章へを選択すると、エンディングを見ることが出来ます。

くおはある重大な決心をするのですが――?




……その前に。
隠し要素があるので、そちらのほうを先にやっていきたいと思います。





ストーリーも一通り終わり、
“裏ボス”編へ……。




魔王カオスを倒すと、
難易度3の仕事を行うことが出来るようになります。

リョナールの町で闘技大会が行われるようです。






早速リョナールの町へ。


闘技大会に出場するメンバーを3人を選択。
ここはベストメンバーで臨みます!
そうでないとやってられないです。

くお
ベドロゥ
メーア



これまで主に鍛えてきたくおと、
ラスボス前に一気に能力を上げたベドロゥ。
回避能力だけならチートクラスのメーアの3人。

ベドロゥ汁を主砲に、くおとメーアで時間を稼ぐ作戦。





第一試合


相手はタイラー、キャロル、リッキー。

キャロルちゃん可愛いですねw
相手は固定では無くランダムみたいです。
1回戦ではジャック、ボーマー、カレン達も登場します。




男……に見えなくも無いですが、
それはそれで構わないのでおkです。

初戦はベドロゥ汁を連射してるだけで勝つことが出来ます。
ベドロゥ強え……。







第2試合

次は、
ミタリカーネ、グラミーフ、ライルの3人
2戦目では、魔女やら本部のメンバーやらが相手。



ミタリーちゃん可愛いよ。

ミタリー!ミタリー!ミタリー!ミタリーぃぃいいいわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!ミタリーミタリーミタリーぅううぁわぁああああ!!!
あぁクンカクンカ!クンカクンカ!スーハースーハー!スーハースーハー!いい匂いだなぁ…くんくん
んはぁっ!ミタリカーネたんの橙色の髪をクンカクンカしたいお!クンカクンカ!あぁあ!!
間違えた!モフモフしたいお!モフモフ!モフモフ!髪髪モフモフ!カリカリモフモフ…きゅんきゅんきゅい!!
9章のミタリーたんかわいかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
ミタリーたん!あぁあああああ!かわいい!ミタリーたん!かわいい!あっああぁああ!





2戦目もベドロゥ汁で無双できたり。
ここまでは余裕なのですが、次が問題。







第3試合

最後の相手は四天王アドロゥ。
レイジ、アドロゥ、グレートヌコスの中からランダムかと思われます。





初手、これまでの相手を一撃で倒してきたベドロゥ汁を繰り出しますが、かわされます。
対してアドロゥの攻撃はアドロゥ汁。1405の攻撃力。
シャレになんないですw




ベドロゥのLPを回復する時間稼ぎ……をしようにも、
アドロゥの攻撃力が強すぎて……。




こうなればメーアの吸精でSPを削り取る作戦。
……吸精さえもあたらねえw
ここまで5回攻撃をしてますが、全部避けられてます(汗
回避高すぎじゃないです……?汗

メーアも回避は究極に鍛えてたハズなのですが、
アドロゥの攻撃はガンガンに当たります(汗

ちなみに攻撃があたったとしても、
ソウルチャージですぐにSPを回復されてしまうので、
どちらにしろ意味は無かったり。




…………。

結局一撃も攻撃を当てられないまま終了。








ついでにレイジもアドロゥと同じく、
攻撃を当てることすら出来なかった
です(汗
『感応の力:睡眠』で、攻撃すら出来ないという(涙


攻撃を当てることすら出来ないから作戦云々も無い……。
レベル上げしなきゃ……!



ちなみに注意ですが、闘技大会に何度も挑戦してレベル上げをする際には、
回避だけが極端に高い仲間を入れないほうがいいです。
逃走不可、戦闘直前セーブなので本気で勝負が終わらなくなります!







――かくしてレベル上げ編へ。

どうせなので、メンバー全員バランスよくステータスを上げて行きたいと思っているのですが、
予想以上に長くなりそうです。


<リアルタイムで数日後>



とりあえず、
前回と比較してステータスがあがっているのはこの3人。

メーアは現時点でのパーティに入れてしまうと前回説明したように、
勝負が終わらなくなってしまうので待機。
くお、オーガ、ベドロゥの3人でトーナメントを繰り返しています。


未だにアドロゥとレイジにはまったく歯が立ちませんが、
一度グレートヌコスのLPを3分の1にまで削りとることに成功。
メーアをパーティに入れていたら勝てたかも?



まだまだ命中率が不安定なので、命中をもう少し上げるとして、
ベドロゥのステータスはほぼ完成に近いです。

あとは、他のメンバーのステータスをベドロゥレベルにまで底上げしたいと思います。


リョナラークエストプレイ日記。
裏ボス攻略のために、現在レベル上げ中ー。

次はくおの命中を上げてみました。
今まではリョナラー連合四天王に攻撃を当てることさえ出来なかったので、
今度こそは……!
と命中を上げて臨みましたが、
未だにくおの攻撃は一撃も相手に当たらず(汗
どんだけ強いんだよ……四天王……。




攻撃があたらなければ作戦も何も意味無いよー(涙



メンバー全員に言えることですが、
まだまだ命中を上げる必要がありそうです。
それと、四天王を倒す上で、
必中技であるオーガのキラーバイトも一つのポイントになるかも知れませんね。


リョナラークエストレベル上げ編。
次のステップ。
今の実力を測るために、四天王にガチで挑んでみます。

レイジやアドロゥとはとても勝負になりそうにないので、
グレートヌコスを狙います。

初手はベドロゥ汁。


あれだけ強化したベドロゥのLPが
一気にここまで減らされてしまうのが、
最弱と言えども、さすがは四天王といったところ。
この能力でも魔王カオスを倒せなかったところを見ると、
いかに前回リゼの助けが大きかったかが分かりますね。


それでもレイジやアドロゥと比べると絶望は感じません。



うーん……。
2ターン目にしてくおが倒されてしまいました。




最終的に減らせたのは、
ここまで。
運次第では行ける気もしますね。


経験地を稼ぎつつ、
アイワナのごとく何度も挑戦してみようと思います。



問題点としては、
回復の強化に手が回っていなくて、
ローテーションによるLP回復がまったく機能していない点。
それと何より、1撃で倒されてしまうのをどうにかしたいですね。
今回にしても、くおが一撃で倒されたりさえしなければ、
グレートヌコスを倒せたかも知れないですし。

とりあえず、命中を必要限の値までに引き上げた後、
LPと回復を調節して、1回でも多く攻撃を与えられるよう工夫したいと思います。



さらにリアルタイムで数日後。


なんてこった。
気がつくと倒せそうな状況になっていた。
くおの魔王の瞳が3回連続でひるませに成功したのが原因ですね(汗


トドメはベドロゥ。
これで倒せたら何だか拍子抜けw
完全に運で勝つことに。



そして
勝ってしまった(汗











「・・・優勝は・・・。」

「・・・東支部だぁぁあぁぁぁぁぁーーーーー!!!」

「うおおおぉぉぉおおおぉぉぉぉーーーーーーーー!!」


うわああああああああああああああああああああい
やっと勝てた!
多少運での勝ちになってしまいましたが、勝ちは勝ちです!
闘技大会に何ヶ月かけてんだよって話ですよ!
ついにやってやりました。



レイジ「はは・・・まいったな」

レイジ「まさか、君たちが優勝するとはね・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「そうだな・・・この闘技大会で優勝した君たちなら、もしかしたら・・・。」

レイジ「・・・もし、君たちがさらに強い相手を望むなら、レムウィスの山に行くといいよ。」

レイジ「これを見せれば、アイツも本気で君たちと戦ってくれるはずだ。」

――竜王の鱗を手に入れた!







まだ強い敵いるの!?Σ(; ̄□ ̄)


……という訳で、レムウィスの巣へ。


日記5回目でも見た石碑ですが、
ゲームをクリアした今の知識ならば文章の穴埋めが出来るようになっているので、
再度、書き記すことにします。解答編です。



私こと予言の魔女キャリオーナ・・・に同胞たち・・・記・・・
疾風の魔女ヴェルカナ
紫炎の魔女ナナルマー
幻惑の魔女ライノーニ
大地の魔女ガーガレヴィ
慈愛の魔女フラムウェン
赤い魔女ドーラドーラ
死の魔女アランジョカ
戦の魔女アルカーリウ
歌う魔女リーランメイ
青い魔女ベーネルナル
海の魔女ラーヤルクー
怨讐の魔女フィーリン
笑う魔女ミタリカーネ
塗り潰す魔女グラミーフ
破滅の魔女ルインザナン
惨禍の魔女ネフェリーゼ
わが同・・・よ、どうか・・・・・・ほしい。
この石碑・・・・・・・るとうに我々は・・・はないのだ。
自分と同じ・・・17人も・・・我々は間違・・・在では・・・・・どうか誇りを持・・・・・ほし・・・
私が望む・・・れだけで・・・どうか・・・・


こんな感じです。
魔女の名前は分かりますが、文章のところはちょっと自信なかったのでそのまま。








ではでは閑話休題、
レムウィスの元へ。



先ほどレイジから貰った竜王の鱗をレムウィスに見せます。


レムウィスは竜王の鱗を一瞥すると、真っ直ぐにこちらを見据え、口を開いた。

レムウィス「・・・汝ら、我が試練を受けるに相応しき力を持つ者と認める。」

レムウィス「・・・我が試練、越えてみせよっ!!小さき者たちよっ!!」





以前、手加減をしていたレムウィス相手にかなり手こずったことを覚えています。

そして、ラストラト編で見たレムウィスの本気……。


かなりの苦戦が予想できます。



結果は言うまでもないですねw

レムウィスのステータスはラストラト編のままなら、
LP  6500
SP  350
攻撃 500
回復 480
命中 620
回避 540


……という訳で少なくとも、
命中を最悪600くらいにはしておかないと、
マトモに攻撃を当てることすら出来ない

ということになります。




前回のグレートヌコス戦で稼いだ経験地を
ベドロゥの命中にすべて振ることとします。
320→400

リョナラークエストにおける命中率の計算は、
命中-回避[%]
なので、
400-540で数字はマイナスに……。
命中率は最低の5%となります。

という訳で、
“攻撃を当てるため”にも
まだまだ経験地を貯める必要があります。


前回まではひたすら闘技場での戦闘を繰り返しましたが、
実は天魔の塔の方が効率よく経験地を貯められるのではないか?
ということで、今回から『天魔の塔』で敵を倒してみることとします。








~~~そして数時間後。

ベドロゥの命中がついに640に!
これでレムウィスに確実に攻撃を当てることができるようになりました。
かなり安定してくると思います。
期待が持てます(σ`・ω・´)σ





それでは早速、戦闘開始!





あー



わー









驚きの速さで、
くおとオーガの二人が倒されてしまいます。



メーアも……。






一撃で……と思いきや、
難なく攻撃をかわします!


実はベドロゥの命中と同じように、
メーアの回避もレムウィスに合わせてうpさせていたのでした!!1
400→720まで頑張りました!




さあ、ここから反撃だ!
ベドロゥのベドロゥ汁はもちろん命中!
1000ものダメージを与えます。

しかし、レムウィスの攻撃によって――。




……という対策もばっちり><

ミラクルベルの数をカンストさせてきましたw
これぞ不死身。

ミラクルベルは死亡時に体力を全回復するので、
ベドロゥ汁の威力にも期待が持てます。




メーアで攻撃をかわしつつ、SPを稼ぎ、
捨て身でベドロゥ汁を当てにいく。



なんという最低な作戦(汗





この作戦なら行ける(`・ω・´*)!

と思っていた矢先……。



何だかベドロゥの攻撃がレムウィスにあたらないことに気が付きます。

ステータス上げをどこかミスったかなと、
ベドロゥのステータスを確認してみると、
本来640あるべきはずの命中が、400台に……(汗


どういうことかといいますと、
レムウィスの“コキュートス”という技に、
相手のステータスを下げる効果がある
んですね。




という訳で、
やむを得ずここからは、メタ戦法をとることとします。
ベドロゥがコキュートスを喰らってしまったらリセット!




が。


その作戦もうまく決まらず。
もしかすると、レムウィスのステータスは
ラストラト編のときよりも上昇しているのかも知れません。


ベドロゥの攻撃が本来の命中通りの際にもなかなか当たらず、
かなり苦戦。


それもそのハズ。
今回のレムウィスの正しいステータスは……。
LP  8000
SP  500
攻撃 600
回復 550
命中 650
回避 600

だったのです!つっよ。





という訳で、
さらに作戦変更。

せっかく鍛えたベドロゥですが、捨てます。



オーガのみに攻撃を任せ、メーアでSPを稼ぐ作戦!

必中技であるオーガの“キラーバイト”
これなら、いくらコキュートスでステータスを下げられたとしても、
確実にダメージを入れることが出来ます。

難点としては、湯水のようにミラクルベルが必要なことと、
一度に与えられるダメージが低いため、かなりの長期戦になることですかね。





予想通りですが、かなりの泥仕合。
10分近く戦闘が続いています。

ちなみにレムウィスのSPは、
いくら削ってもフルソウルチャージで回復されてしまいますのでご注意を。





そんな泥仕合ですが、
ついに終わりが見えてきました。



あとキラーバイト一撃。





そして、






ついに。



















終わったああああああああああああ!!!!!111


ゴリ押し戦法ですが何とか勝てましたw
最後なのに、こんな戦法でごめんなさい。




例え総合的なステータスが低くても、
攻撃力300のオーガと
回避720のサポート役と、
ミラクルベル15個程度があれば、
本気レムウィスを倒すことが出来ます!

どうしても倒せないという方はこういう戦法もいかがでしょうか。









「・・・見事だ。」

「竜王の試練を乗り越えし者よ。この紋章を受け取るが良い。」



――黄金竜の紋章を手に入れた!


「・・・その紋章は、我らが神の御許しに至るための道し標・・・。」

「・・・もし、神の御許しに近づきたいというのなら、いつでも我の力を貸してやろう」







って。



もしかして。






まだ強い敵いるの!?Σ(; ̄□ ̄)











リョナゲーらしい難易度になってきました(汗
プレイヤーを躊躇い無くリョナって来てます。
……まあ、ミラクルベルのストックはまだまだあるので大丈夫でしょう!b


そんな訳で、真のラスボス!
裏ボス攻略編に入りたいと思います!!!!11


ミラクルベルがあれば怖くない……!
それは今回のレムウィス戦で証明済み!!





(;゚д゚)アッ….





リョナラークエストプレイ日記。
本当の本当にラストダンジョンです。


ミタリカーネちゃんprpr
ここまでまったく使用して来ませんでしたが、
実は主人公は魔法を習得することが出来ます。


最終決戦に備えて、グラミーフから、
サイクロンという魔法を教えてもらいたいと思います。

【サイクロン】
必要経験値 45000
最大SPの5倍ものダメージを相手に与える魔法。
60%の確立で相手ターンをスキップ。消費SP10。



現在のくおのSPは30。
今のままではとても使える技ではありませんが、
普通に攻撃を上げるよりもSPを上げるほうが効率が良いと判断しました。
ただ、命中も上げなきゃな……。
ちなみにレムウィスとはもう戦うことが出来なくなっているので、
別の方法でちまちまと経験地を稼がなくてはいけません。
これは困った。







それから、
くおに“16の災難”という技をラーニングさせにいきます。
16の災難は相手の全てのステータス-5%
……というステータスの高い相手には非常に有力な技なので、
積極的に使っていきたいです。
ラストバトルではかなり役に立ちそうですね。

16の災難は、、
アーリマンという雑魚モンスターが覚えています。





それと、
メンバーは前回まで
くお、オーガ、ベドロゥ、メーアでしたが、
今回からメーアをモヒカンに変更しようかと思っています。
……というのも、
裏ラスボスが奇跡破壊を使用してくるんですよね(汗

という訳で、前回のようなごり押し戦法は通用しません。


私が今のところ考えている作戦は、
とにかく攻撃して押し切る!ということです。
長期戦になると確実にこちらが不利になってくると思われるので、
短期戦で仕留めます!

その上で、
モヒカンの必殺技であるイリュージョンは5回連続攻撃という威力の高い技なので、
出来るだけ採用していきたいかなと思っています。

ただ、非常に命中が不安定な技なのでそれが心配だったりします。







それでは、ストーリーを進めていきます。
レムウィスから貰った黄金竜の紋章を、
日記6回目でも訪れたラストラトにある謎の石版を調べます。
日記6回目の時点では、
何か分からなかった石板ですが、
こういうイベントがあったのですね。



あたりは光に包まれ、
洞窟の外がダンジョンへと変化。





黄金竜の洞窟

【敵の強さ:★★★★★★★★★】
浮遊山ラストラトの石版による転生先の洞窟。
洞窟全体に神々しい力を感じる。



敵の強さがついにMAXに。
9章のダンジョンがMAXでは無くて変だなとは思っていたのですが、
こういうことだったとは……。

今までのダンジョンとは段違いに敵が強いので注意が必要です。



ではでは、
久々敵キャラ紹介。
これが最後になるのだと思うとさびしいですね。



○神霊
 LP1600 SP240
 攻撃170 回復310 命中395 回避320
 必殺 安らぎの調べ(自分の回復の10%の値分、味方全員のSPを回復)
     ユピテルサンダー(最大SPの4倍ダメージ、相手の回避-5(戦闘中永続))
     ヒーリング(回復の3倍の値分、LP回復)


精霊シェイドの色違い。可愛いです。
蛇足になりますが、
私が精霊で好きなのはウィスプちゃんです。
2番目にシルフちゃん!
最下位がハーピーですねw全裸嫌い。

LPが低めなので、倒せそうではあるのですが、
相手もチームを組んでローテーションしているので、
相手の回復力にこちらの攻撃が追いつかず、
ミラクルベルを使っているにも関わらず、
敵を一体も倒せない状態が続いてたり……。






○天使
 LP2800 SP200
 攻撃400 回復300 命中365 回避150
 必殺 目からビーム(ダメージ2.5倍、自分の最大LP-20%、自分のLP-20%)
     ユピテルサンダー(最大SPの4倍ダメージ、相手の回避-5(戦闘中永続))
     ヒーリング(回復の3倍の値分、LP回復)


天使。

……。

天使!?w

名前はRクエストのファイルを覗いて調べているのですが、
こういうのがあるから面白いですねw
敵キャラのデザインは何だかんだ秀逸なものが多かったりしますが、
何だこれは(汗

ウイングゴーレムのときもそうでしたが、
弱そうに見えて実は滅茶苦茶強いという……。

回避が低いのが唯一の救い。






○神族
 LP2000 SP180
 攻撃250 回復230 命中410 回避295
 必殺 サンシャイン(最大SPの3倍ダメージ、必中)
     ユピテルサンダー(最大SPの4倍ダメージ、相手の回避-5(戦闘中永続))
  ヒーリング(回復の3倍の値分、LP回復)


まさかのまさか。
リョナ本に出てくる女の子!!
日記6回参照

伏線とは少し違うかもですが、
こういう登場は燃えますね。
そして可愛いです。萌えます。

一見か弱そうですが、
さすがは神族。強いです。
結局私はこのダンジョンの敵をまだ一体も倒せてないわけですが、
倒した場合、経験値はどれくらい手に入るのでしょうかね。
レベルを上げなければ。






顔色の悪いにゃくさn 神獣
 LP2300 SP170
 攻撃310 回復260 命中425 回避305
 必殺 洗う(相手のSP-自分の最大LPの5%)
ユピテルサンダー(最大SPの4倍ダメージ、相手の回避-5(戦闘中永続))
     乱切り(ダメージ1 ~ 2倍、命中+10)









ダンジョンは短いので、迷うことはないと思われます。
奥まで進むとイベント発生。




「いらっしゃい。」


「どうしたの?驚いた顔をして」

「ふふ・・・誰もいないと思ったから、びっくりした?」


――黄金竜の紋章を見せる

「・・・それ・・・もしかして、レムが・・・?」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・そっか・・・貴方たち、神と戦いに来たんだね・・・。」

「・・・・・・・・・・。」

「じゃあ・・・遅くなっちゃったけど、自己紹介するね。」

「私はヴァローシャ。この世界を見守る者。」

「・・・『黄金竜ヴァローシャ』って言ったほうが、貴方たちには馴染み深いかな?」

「・・・・・・・・・・。」

「・・・お喋りはここまでにしよっか。」




「・・・竜王の試練を越えし者よ。」

「汝らを我が試練を受けるに相応しき力を持つ者と認める・・・。」

「・・・我が試練、越えてみせよっ!小さき者たちよっ!」




ヴァローシャ。


どうせ倒せはしないでしょうが、
ただではやられない。ステータスくらい調べてやられましょう!
今までのボスでも調べればよかったですが、
何故かボスにサーチの魔法は効かないという先入観があったので、
調べていませんでした(汗
最後の最後で気がつけてよかった……。


 LP30000 SP99999
 攻撃1000 回復950 命中1200 回避1050
 必殺 奇跡を禁ずる(相手の所持しているミラクルベルを全て破壊する、消費SP20)
     ギガバーン(相手のLPを1にする、相手の最大LP-50%、消費SP20)
     コキュートス(相手のSP・回復・命中・回避-(10%+5))
     ブレス(不明)
     なぎ払い(ダメージ1.2倍、命中+10)
     黄金竜の咆哮(相手全員のSPを0にする、必中)







対ヴァローシャ
最終決戦!!!11




じゃーんo(゚∀゚o)!!
レベル上げやって来ました!
苦労しただけあってかなりステータスが上がっています。

攻撃力2000!!

キラーバイトは“攻撃×1.5”の威力の必中技。
つまり実質、オーガの攻撃力は3000ということになります。
ヴァローシャの体力は30000なので、
キラーバイトを10回出すことが出来れば勝利ということになりますね。

そして回避は1300。
ヴァローシャの命中は1200なので、
相手の攻撃がこちらへ当たる可能性は5%(咆哮除く)です。




要するに、

結局、

最後の最後まで汚い戦術w

敵が強いんだもの。
これが私のプレイスタイルです!

万弁なくステータスを上げる?
そんなこと私にはできません!!!


ヴァローシャは1ターン目に必ずミラクルベル破壊を行ってきます。
ミラクルベルを破壊されるのは痛いですが、
逆に言えば1ターン目は攻撃が来ないということでもあります!

ガンガン攻撃を当てていきます!
現在2発のキラーバイトを当てているので、残りは8発。




黄金竜の咆哮は仲間全員のSPを削る必中技。
これが来たらすぐメーアに交代します。
メーアの回避もヴァローシャに合わせてうpさせて来ました。
ついでにLPも微妙に上げてあるので多少の攻撃なら耐えられるハズです。

ここからはレムウィス戦と同じように、
メーアでオーガのSP回復の時間を稼ぎ、
キラーバイトを当てていく作戦
となります。

ただ、ミラクルベルが使えないので、
今回は完全に運の勝負です。




SPが溜まったのでオーガにチェンジ……。
ってよく見たら、最大SPが減ってる(ノ;・ω・)!?

恐らくは黄金竜の咆哮の効果だと思われます。
最大SPを半分に削りつつSPを0にする……。
予定外。これはやっかい。


ともかくこれで3発。
あとは7発―――




うわあああああああああああああああ


SPの限界が2になってしまった……orz
キラーバイトを出すことすら出来ません(汗

黄金竜の咆哮は控えも含めてメンバー全員に効果のある必中技なので、
これを防ぐ方法は無し!


すべては運次第。
速攻で倒すしかありません。









リセット。











いい感じ……!
あと一発…………






……うう。











その後、かなりの頻度で繰り出される黄金竜の咆哮にやられ、
何度もゲームオーバー画面を見せられまして……。








そして。




























勝…った……?
















ヴァローシャ「・・・・・・・・・・。」

ヴァローシャ「・・・すごいね。」

ヴァローシャ「まさか、負けるなんて思わなかった。」

ヴァローシャ「・・・・・・・・・・。」

ヴァローシャ「・・・本当にすごいね。」

ヴァローシャ「ここまで強くなれるんだね、人って。」

ヴァローシャ「人のままで、神に勝てるほど強くなれるなんて・・・。」

ヴァローシャ「・・・・・・・・・・。」

ヴァローシャ「あ・・・そうだ、忘れてた・・・。」

ヴァローシャ「・・・えーっと・・・。」

ヴァローシャ「・・・神の試練を乗り越えし者よ。」

ヴァローシャ「汝らの武勇に敬意を込めて、これを送ろう。」



――――黄金竜の鱗を手に入れた!


ヴァローシャ「・・・・・・・・・・。」

ヴァローシャ「えっと・・・ごめんね?」



ヴァローシャ「せっかく神に勝ったのに、報酬がこんな鱗一枚で・・・。」


――許さん

ヴァローシャ「あう・・・ゴメンなさい・・・。」

ヴァローシャ「・・・・・・・・・・。」

ヴァローシャ「あのさ・・・もう、ここには用は無いかもしれないけどさ・・・。」



ヴァローシャ「・・・たまには、遊びに来てね?」


デレた(*´ω`)

ヴァローシャ「最近、レムは子育てが忙しくて、会いに来てくれなくてさ・・・。」

ヴァローシャ「・・・私、ここから離れるわけにはいかないし・・・。」

ヴァローシャ「だから・・・本当に、たまにでいいからさ・・・。」

ヴァローシャ「歓迎するから・・・。」





ああ~
シャロちゃん可愛い可愛い。









…………という訳で、

ようやく(現時点において)リョナラークエスト全イベントの終了です。

残すはエンディングのみ!






ヴァローシャ「待っててね。今、お茶出すから。」

――――。

ヴァローシャ「えへへ、今日はありがとね。はいこれ、お土産。」

――メギンギョルズを手に入れた!

ヴァローシャ「また来てね。待ってるから。」


約束どおり、シャロちゃんに会いに行ってみると、
何かお土産を貰っちゃいました。
“メギンギョルズ”って何ぞ(汗
調べてみると神話に出てくる神様が身に着けていた帯らしいです。
変な名(ry

せっかく貰ったお土産ですが、
20000Gで売る以外に使い道はありません。







「・・・何?リョナラー連合を辞めたい?」








さて、いよいよ終章。

エンディングへ――――――













ロッド「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・本気なのか・・・くお?」

くお「・・・はい。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・それは・・・やはり、リゼのことが関係しているのか?」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・俺・・・ヴェルカナに・・・。」

くお「・・・リゼの母親に・・・アイツが殺されたときのことを聞いたんです・・・。」

くお「・・・アイツを・・・守れなかった俺は・・・。」

くお「・・・アイツがどうやって殺されたのか・・・聞いておかないといけないと思ったから・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・聞かなきゃ・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・聞かなきゃ・・・良かったと思いました・・・。」

くお「・・・アイツ・・・ずっと・・・。」

くお「・・・ずっとっ・・・!」

くお「・・・っ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・助けてって・・・泣きながら叫んでいたって・・・。」

くお「・・・お姉ちゃん、助けてって・・・お母さん、助けてって・・・。」

くお「・・・それに・・・くお・・・。」

くお「・・・っ・・・!」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・っ・・・っぅ・・・っ・・・!」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・くお・・・助けてって・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・俺・・・の・・・。」

くお「・・・っ!」

くお「・・・俺のっ・・・名前をっ・・・!」

くお「・・・呼びっ・・・なが、らっ・・・!」

くお「・・・助、けてっ・・・って・・・!」

くお「・・・助けてって・・・泣き叫んでたんですっ・・・!」

くお「・・・アイツ・・・俺にっ・・・!」

くお「・・・俺・・・にっ・・・!」

くお「・・・助けて・・・欲しかったんですよっ・・・!」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・それ・・・を・・・。」

くお「・・・それを・・・聞いた後・・・俺は・・・。」

くお「・・・女を・・・女を、痛めつけても・・・。」

くお「・・・全然・・・楽しくも・・・。」

くお「・・・気持ちよくも・・・なくなっちまって・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・逆に・・・リゼの・・・。」

くお「・・・アイツの・・・泣き叫ぶ顔が・・・。」

くお「・・・頭に・・・浮かぶように・・・なって・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・俺・・・女を・・・。」

くお「・・・女を・・・痛めつけるのが・・・。」

くお「・・・辛く・・・なって・・・。」

くお「・・・苦しく・・・なって・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・支部長・・・。」

くお「・・・だから・・・俺は・・・。」

くお「・・・もう・・・ここでは・・・。」

くお「・・・ここでは・・・やっていけない・・・。」

くお「・・・俺は・・・もう・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・もう・・・リョナラーじゃ・・・。」



くお「・・・リョナラーじゃ・・・なくなってしまったんですよ・・・。」



ロッド「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・そうか・・・。」

ロッド「・・・良く分かった、くお。」

ロッド「・・・お前は、ここにいるべきじゃない。」

ロッド「・・・お前は・・・。」

ロッド「・・・本日限りで、クビだ。」

ロッド「どこへなりとも・・・。」

ロッド「・・・どこへなりとも、行くがいい。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ありがとうございます・・・支部長・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・もう、お前が・・・。」

ロッド「・・・私のことを支部長と呼ぶ必要もない。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・お世話に・・・なりました・・・。」

ロッド「・・・・・・・・・・。」

ロッド「・・・くお。」

くお「・・・?」

ロッド「・・・達者でな。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ありがとう・・・ございます・・・。」












・・・二日後・・・。





オーガ「・・・行くのか?」

くお「・・・ああ・・・。」

オーガ「・・・そうか・・・。」

オーガ「・・・まさか・・・お前が東支部に入って来たときは、こんな結末になるとは思ってなかったがな・・・。」

オーガ「・・・・・・・・・・。」

オーガ「・・・元気でな・・・くお・・・。」

くお「・・・ああ・・・ありがとう、オーガ・・・。」






モヒカン「・・・おい・・・考え直すことはできねぇのか・・・?」

モヒカン「俺は・・・お前と、ずっと相棒でいられると思ってたのによぉ・・・。」

くお「・・・悪い・・・モヒカン・・・。」

くお「・・・俺は・・・。」

くお「・・・もう・・・リョナラーじゃないんだよ・・・。」

モヒカン「・・・・・・・・・・。」

モヒカン「・・・そう・・・か・・・。」

モヒカン「分かった・・・てめぇの人生だ・・・。」

モヒカン「・・・好きに生きやがれ、相棒・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ありがとう・・・モヒカン・・・。」






ベドロゥ「・・・ウジュゥゥ・・・。」

くお「・・・そんな顔するなよ、ベドロゥ・・・。」

ベドロゥ「・・・ウジュゥ、ウジュウジュ?」

くお「・・・これからどうするんだって?」

くお「・・・そうだな・・・まだ決めてないけど・・・。」

くお「・・・まあ・・・適当にぶらついてみるさ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なぁ、ベドロゥ。」

ベドロゥ「・・・ウジュ?」

くお「・・・いつか・・・アドロゥに勝てよ?」

くお「・・・俺・・・ここからいなくなるけど・・・。」

くお「・・・ずっと、応援してるからな?」

ベドロゥ「・・・・・・・・・・。」

ベドロゥ「・・・ウジュ!!」

くお「・・・ああ・・・お前なら、いつか絶対にアドロゥにも勝てるさ・・・!」

ベドロゥ「ウッジュゥ!!」

ベドロゥ「・・・・・・・・・・。」

ベドロゥ「・・・ウジュウジュ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・うん・・・ありがとう・・・。」

くお「・・・じゃあな・・・ベドロゥ・・・。」

ベドロゥ「・・・ウジュ・・・。」






ハーヴェル「・・・もう、出るのか?」

くお「・・・ああ・・・」

ハーヴェル「・・・そうか・・・。」

ハーヴェル「・・・・・・・・・・。」

ハーヴェル「・・・くお。」

くお「?・・・何だ・・・?」

ハーヴェル「人間というものは・・・いろんなものに影響され・・・変わっていく・・・。」

ハーヴェル「お前が・・・ここでリゼや俺たちと出会って、経験してきたことが・・・。」

ハーヴェル「・・・お前という人間を変えて・・・。」

ハーヴェル「・・・そして、成長させていったのだ。」

くお「・・・ハーヴェル・・・。」

ハーヴェル「・・・お前がリョナラーではなくなったことは・・・。」

ハーヴェル「・・・おそらく、お前が成長したということなのだよ。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ハーヴェル「・・・少なくとも・・・。」

ハーヴェル「・・・俺はそう思うがな。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・そうだな・・・。」

くお「・・・ありがとう、ハーヴェル・・・。」

ハーヴェル「・・・ああ・・・。」

ハーヴェル「・・・・・・・・・・。」

ハーヴェル「・・・達者でな。」

くお「・・・ああ・・・ハーヴェルもな・・・・。」





メーア「・・・なあ、くお・・・。」

くお「・・・メーア・・・。」

メーア「お前が・・・ここから出て行くのを決めたのってさ・・・。」

メーア「・・・やっぱり・・・リゼのことが・・・?」

くお「・・・・・・・・・・。」

メーア「・・・ごめん・・・。」

メーア「・・・嫌なこと、聞いちゃったな・・・。」

くお「・・・いや・・・構わないよ・・・。」

くお「・・・実際・・・その通りだしな・・・。」

メーア「・・・・・・・・・・。」

メーア「・・・くお!」

くお「・・・?」

メーア「・・・頑張れよっ!」

メーア「何ていうか・・・きっと、お前・・・!」

メーア「・・・これからのほうが・・・大変だと思うからさっ!」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ・・・そうだな・・・。」

くお「・・・ありがとう、メーア・・・。」

メーア「・・・おうっ!元気でやってけよっ!?」

くお「ああ・・・お前も元気でな、メーア・・・。」





ライル「・・・行くんだな、くお・・・。」

くお「・・・ライル・・・。」

ライル「僕は・・・しばらくはここに残るけど・・・。」

ライル「・・・でも・・・僕も、おそらく・・・。」

ライル「・・・近いうちに・・・ここを出て行くことになると思う・・・。」

くお「・・・そうか・・・。」

ライル「・・・・・・・・・・。」

ライル「・・・くお・・・。」

くお「・・・何だ・・・?」

ライル「・・・ありがとう・・・。」

ライル「・・・君のおかげで・・・ドーラ姉さんと・・・ライカの・・・。」

ライル「・・・仇を・・・取ることができたよ・・・。」

ライル「・・・君には・・・。」

ライル「・・・本当に・・・感謝している・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・何言ってんだよ・・・?」

くお「・・・俺のほうこそ・・・お前のおかげで・・・。」

くお「・・・リゼの仇を・・・取れたんだぜ・・・?」

ライル「・・・くお・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・じゃあ・・・一足先に行かせてもらうよ・・・。」

ライル「・・・ああ・・・。」

ライル「・・・元気でな、くお・・・。」

くお「・・・ああ・・・お前もな、ライル・・・。」





カレン「・・・くお君・・・。」

くお「・・・姉貴・・・。」

カレン「・・・ねえ・・・本当に・・・。」

カレン「・・・本当に・・・行っちゃうの・・・?」

くお「・・・ああ・・・。」

カレン「・・・やだよ・・・。」

カレン「・・・せっかく・・・せっかく、弟ができたと思ったのに・・・。」

カレン「・・・くお君と・・・。」

カレン「・・・会えなくなっちゃうなんて・・・。」

カレン「・・・私、そんなのやだよぉ・・・!」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なあ、姉貴・・・。」

カレン「・・・?」

くお「・・・俺、姉貴のこと・・・正直、苦手ではあったけどさ・・・。」

くお「・・・でも・・・嫌いじゃなかったぜ・・・?」

カレン「・・・くお・・・君・・・。」

くお「・・・姉貴が・・・弟ができて、嬉しかったように・・・。」

くお「・・・俺も・・・ちょっと変わってるけど、面白い姉貴ができて・・・嬉しかったよ・・・。」

カレン「・・・くお・・・く、ん・・・。」

カレン「・・・・・・・・・・。」

カレン「・・・ぐすっ・・・。」

カレン「・・・ひっく・・・ぐすっ・・・!」

くお「・・・姉貴・・・?」

カレン「・・・うえぇぇぇぇぇぇぇん・・・!!」

くお「・・・おいおい・・・泣くなよ、姉貴・・・?」

カレン「だって・・・だって・・・!」

カレン「・・・私・・・くお君に・・・!」

カレン「・・・嫌われてるんじゃないかって・・・!」

カレン「・・・ずっと・・・!ぐすっ・・・不安だったけど・・・!」

カレン「・・・でも・・・くお君は・・・!」

カレン「・・・私っ・・・!私の、ことっ・・・!」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・馬鹿だなぁ、姉貴は・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・姉が・・・嫌いな弟なんか・・・。」

くお「・・・いるわけないだろ・・・お姉ちゃん・・・?」

カレン「・・・え・・・?」

カレン「・・・くお君・・・今・・・?」

くお「・・・ん?どうかしたか、姉貴?」

カレン「・・・・・・・・・・。」

カレン「・・・う・・・ううん・・・。」

カレン「・・・何でも・・・ないよ・・・。」

カレン「・・・・・・・・・・。」

カレン「・・・くお君・・・。」

くお「・・・ん?」

カレン「・・・・・・・・・・。」

カレン「・・・元気で・・・ね・・・?」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・姉貴も・・・元気でな・・・。」

カレン「・・・うんっ・・・!」






ビリー「・・・お?行くのか?」

くお「・・・ああ・・・。」

ビリー「・・・そうか・・・。」

ガレス「・・・寂しくなりますね・・・貴方がいなくなると・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ビリー「・・・達者でやれよ・・・?」

くお「・・・ああ・・・ありがとう、おやっさん・・・。」

ガレス「・・・ここを辞めたとしても・・・貴方は我々の仲間ですよ?」

くお「・・・ああ・・・ありがとう、おっさん・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・じゃあ・・・俺、行くよ・・・。」

ビリー「・・・ああ・・・じゃあな・・・。」

ガレス「・・・頑張ってくださいね・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・ありがとう・・・二人とも・・・。」






タルタ「・・・くお」

ウインド「・・・くお君・・・。」

くお「・・・タルタ・・・ウインド・・・。」

タルタ「・・・君がいなくなると・・・ここも寂しくなるな・・・。」

くお「・・・そうかも・・・な・・・。」

ウインド「・・・体に、気をつけてね・・・?」

くお「・・・ああ・・・ありがとう・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・じゃあ・・・俺、行くよ・・・二人とも・・・。」

タルタ「・・・ああ・・・達者でな・・・。」

ウインド「・・・元気でね・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・ありがとう・・・二人とも・・・。」








その他たち「くおーーーーーーーーーー!!!」

くお「・・・お前ら・・・?」

その他たち「頑張れよぉぉぉーーーーーーーー!!!?」

くお「・・・・・・・・・・。」

その他たち「元気でなあぁぁぁーーーーー!!!?」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ・・・!」

くお「・・・ありがとう・・・皆・・・!」

くお「・・・皆も・・・元気でな・・・!!」









レイジ「・・・くお・・・。」

くお「・・・兄貴・・・。」

くお「・・・すまねぇ・・・いろいろ助けてもらったのに・・・。」

くお「・・・俺・・・ここを・・・。」

くお「・・・リョナラー連合を・・・辞めることになっちまって・・・。」

レイジ「・・・いや・・・。」

レイジ「・・・構わないよ、くお・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・それに・・・お前は勘違いしてるよ・・・。」

くお「・・・?」

レイジ「・・・僕はね、くお・・・。」

レイジ「・・・むしろ・・・お前がリョナラーじゃなくなったことが嬉しいんだよ・・・。」

くお「・・・え・・・?」

レイジ「・・・いいかい、くお?」

レイジ「僕らリョナラーは、人を痛めつけることに快感を感じるヤツらだけどさ・・・。」

レイジ「・・・でも・・・それは・・・。」

レイジ「・・・それは、本当はとても悲しいことなんだよ・・・?」

くお「・・・兄・・・貴・・・?」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・なあ、くお・・・。」

レイジ「・・・痛みってのは・・・。」

レイジ「・・・苦しみってのは・・・。」

レイジ「・・・嫌な・・・もんだろ・・・?」

くお「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・自分の・・・大切な人が・・・。」

レイジ「・・・酷い目に・・・遭うのは・・・。」

レイジ「・・・嫌な・・・もんだったろ・・・?」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・すごく・・・嫌なもんだよ・・・。」

くお「・・・二度と・・・味わいたくないくらい・・・。」

くお「・・・最低の・・・気分だよ・・・。」

レイジ「・・・そうだろう・・・?」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・僕たち・・・リョナラーはさ・・・。」

レイジ「・・・その嫌な気持ちを・・・生み出す存在なんだよ・・・?」

くお「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・だから・・・僕は・・・。」

レイジ「・・・お前が・・・リョナラーを辞めることができて・・・。」

レイジ「・・・すごく・・・嬉しいんだ・・・。」

くお「・・・兄・・・貴・・・。」

レイジ「・・・お前が・・・リョナラーを辞めることができた事実は・・・。」

レイジ「・・・僕に・・・希望を与えてくれたんだ・・・。」

くお「・・・希望・・・?」

レイジ「・・・いや・・・。」

レイジ「・・・何でもないさ・・・。」

レイジ「・・・ただ・・・お前が・・・。」

レイジ「・・・リョナラーではない・・・普通の人間に戻れたことを・・・。」

レイジ「・・・僕は・・・心から喜んでいる・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ありがとう・・・兄貴・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・僕も・・・。」

レイジ「いつか・・・これから、お前が歩んでいく道を歩きたいと思っている・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・そう・・・か・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・カレンも・・・。」

レイジ「・・・心の底では・・・きっと、そう思ってるはずだ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・なあ・・・くお・・・。」

くお「・・・?」

レイジ「いつか・・・僕とカレンがリョナラーを辞めることができたとき・・・。」

レイジ「・・・そのときは・・・兄弟三人・・・。」

レイジ「・・・一緒に・・・旅でもしようぜ?」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・分かった・・・待ってるからな、兄貴・・・。」

レイジ「・・・約束だぜ?くお?」

くお「・・・ああ。約束だ・・・。」

くお「・・・そのときを・・・。」

くお「・・・楽しみに待ってるよ・・・兄貴・・・。」

レイジ「ははは・・・。」

レイジ「・・・本当に・・・。」

レイジ「・・・本当に・・・楽しみだ・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・元気でな・・・くお・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・兄貴も・・・元気でな・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・じゃあ・・・そろそろ、行くよ・・・。」

レイジ「・・・ああ・・・。」

レイジ「・・・僕たちも・・・すぐに、追いつくよ・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」








レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・ありがとう・・・リゼ・・・。」

レイジ「・・・君の・・・おかげで・・・。」

レイジ「・・・弟は・・・くおは・・・。」

レイジ「・・・リョナラーを・・・辞めることができたよ・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・リゼ・・・君が・・・。」

レイジ「・・・君が・・・くおを・・・。」

レイジ「・・・救ってくれたんだ・・・。」

レイジ「・・・僕は・・・。」

レイジ「・・・アイツの兄として・・・。」

レイジ「・・・君に・・・とても・・・。」

レイジ「・・・感謝しているよ・・・。」

レイジ「・・・・・・・・・・。」

レイジ「・・・ありがとう・・・。」

レイジ「・・・ありがとう・・・リゼ・・・。」




























?「・・・くお君・・・。」

くお「・・・ん?」



くお「・・・ヴェルカナ?」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・どうしたんだ?」

くお「もう・・・ここからは出て行ったんじゃなかったのか?」

ヴェルカナ「・・・くお君・・・。」

ヴェルカナ「・・・これを、持っていって・・・。」

くお「・・・これは・・・。」

ヴェルカナ「・・・そう・・・。」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼ・・・魔剣ネフェリーゼだよ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・いいのか・・・?俺なんかに渡して・・・?」

くお「アンタの娘の・・・形見みたいなもんだろ・・・?」

ヴェルカナ「・・・いいの・・・。」

ヴェルカナ「・・・あの子も・・・君と一緒にいたがると思うし・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・本当に・・・いいのかよ・・・?」

ヴェルカナ「・・・うん・・・いいの・・・。」

ヴェルカナ「・・・いつか・・・返してもらうから・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・君が・・・お爺ちゃんになって・・・。」

ヴェルカナ「・・・限りある時間を・・・その子と過ごし終えた後にでもね・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・その子のこと・・・よろしくね・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・ありがとよ・・・ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・うん・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・ああ、そうだ。お礼にこれやるよ。」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

ヴェルカナ「!・・・これって・・・。」

くお「・・ああ・・・リゼの角さ・・・。」

くお「・・・まあ、やるっていうか・・・返すっていうのが、正しいのかもしれねぇけどよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・あり・・・がとう・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・もう一本は・・・俺が、貰ってもいいよな?」

ヴェルカナ「・・・うん・・・もちろんだよ・・・。」

くお「・・・悪いな・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なあ・・・ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・?」

くお「・・・今のアンタに・・・こんなこと言うのも、酷かもしれないけどさ・・・。」

くお「・・・いつまでも、そんな暗い顔してんなよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

くお「・・・アンタの暗い顔、見てるとさ・・・リゼが落ち込んでるように見えて、嫌なんだよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・あのさ・・・ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・?」

くお「・・・俺・・・アイツが暗い顔して、『お姉ちゃん』って呟くのが大嫌いでよ・・・。」

くお「・・・それが原因で・・・アイツのこと、よく虐めちまったりしてたんだ・・・。」

ヴェルカナ「・・・そう・・・なんだ・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・今思えば・・・俺は・・・。」

くお「・・・『お姉ちゃん』に・・・。」

くお「・・・ライカに・・・嫉妬してたんだろうな・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・でも・・・俺さ・・・。」

くお「・・・アイツが・・・悪魔に連れ去られたとき・・・。」

くお「・・・そんなこと・・・どうでも良くなって・・・。」

くお「・・・ただ・・・アイツを・・・。」

くお「・・・助けてやりたいって・・・。」

くお「・・・そう・・・思ったんだ・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・なあ・・・ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・何・・・?」

くお「・・・俺・・・リゼやアンタが・・・暗い顔してるのを見るのは、もう嫌なんだよ・・・。」

くお「・・・俺は・・・さ・・・。」

くお「・・・アイツのこと、よく虐めて・・・泣かせたりしたけど・・・。」

くお「・・・本当は・・・俺・・・。」

くお「・・・リゼが・・・。」

くお「・・・アイツが・・・たまに見せてくれた・・・。」

くお「・・・笑った顔が・・・一番好きだったから・・・。」

ヴェルカナ「・・・!」

くお「・・・だからさ・・・。」

くお「・・・笑ってくれよ、ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・あ・・・。」

くお「・・・俺・・・アンタには、笑っていてほしいんだ・・・。」

ヴェルカナ(・・・この・・・子・・・。)

くお「・・・アンタは・・・リゼに・・・。」

ヴェルカナ(・・・そっか・・・。)

くお「・・・アンタの娘に・・・本当にそっくりだからさ・・・。」

ヴェルカナ(・・・似て・・・るんだ・・・。)

くお「・・・アンタが辛そうな顔してるのは・・・もう、見たくないんだよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

くお「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・うん・・・。」

ヴェルカナ「・・・ありがとう・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」

ヴェルカナ「・・・ふふ・・・。」

くお「・・・そうそう。やっぱり、リゼもアンタもそんな風に笑ってるほうがいいよ。」

ヴェルカナ「・・・うん・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・くお君・・・。」

くお「?・・・何だよ?」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼと・・・リゼと一緒にいてくれて、ありがとう・・・。」

ヴェルカナ「・・・リゼと一緒にいてくれたのが・・・君で良かった・・・。」

くお「・・・な・・・何だよ、いきなり・・・?」

ヴェルカナ「・・・ふふ・・・気にしないで・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・じゃあ・・・そろそろ・・・。」

くお「・・・ああ・・・元気でな、ヴェルカナ・・・。」

ヴェルカナ「・・・君もね・・・。」

くお「・・・ああ・・・。」









ヴェルカナ(・・・・・・・・・・。)

ヴェルカナ(・・・ネフェリーゼ・・・カオス・・・。)

ヴェルカナ(・・・これで・・・また、親子三人一緒だね・・・。)

ヴェルカナ(・・・・・・・・・・・。)

ヴェルカナ(・・・それにしても・・・。)

ヴェルカナ(・・・ふふ・・・おかしいよね・・・。)

ヴェルカナ(・・・親子揃って、似たような人を好きになるなんてね・・・。)

ヴェルカナ(・・・・・・・・・・。)

ヴェルカナ(・・・やっぱり、貴方は私の娘だね。)

ヴェルカナ(・・・男の趣味、悪すぎだよ?)



































くお「・・・さて・・・どこに行くとするかね?」

くお「・・・お前はどこ行きたいよ、リゼ?」

くお「・・・そうだな・・・。」

くお「・・・とりあえず、アップルパイの美味い店がある町でも探すか?」

くお「お前、アップルパイ好きだったし・・・俺も久しぶりに食いたいんだけど、どうよ?」

くお「よし・・・んじゃ、それで行こうか?」







(・・・・・・・・・・。)

(・・・くお・・・・。)

(・・・・これからは・・・・。)

(・・・ずっと・・・一緒だね・・・・。)































【使用ツール】

RPGツクール2003



【BGM素材】

FREEDOM HOUSE 2nd 様
http://fhouse.s17.xrea.com/

デジファミ音楽堂 様
http://www.enterbrain.co.jp/digifami/digiweb/ongakudou/

G2-MIDI 様
http://guru2.nobody.jp/

光闇世界-モノクロ- 様
http://monokuroworld.nobody.jp/



【効果音素材】

WEB WAVE LIB 様
http://www.s-t-t.com/wwl/

ザ・マッチメイカァズ 様
http://osabisi.sakura.ne.jp/m2/mtc/se_new.html



【背景素材】

背景素材店 様
http://shass.sakura.ne.jp/




【画像素材】【ストーリー】【システム】

8スレ289(作者)




【スペシャルサンクス】

スレの皆様方







































――――もう少しだけ続きます><



おまけ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
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