看護方法論Ⅱ
「呼吸循環を整える技術」
呼吸のスケールとして主に、( )と( )がある。

F-H-J分類(フレッチャー・ヒュー・ジョンズ分類)
MRC息切れスケール
( )は呼吸器疾患患者のほか、手術後や、心不全・ショックなどにより全身への酸素供給が不十分な患者に対し、
低酸素状態を予防・改善する目的で行われる治療である。

酸素吸入療法(酸素療法)
近年では( )が広く行われているので、在宅においても患者自身が適切に酸素吸入を行えるように説明・指導する役割も求められる。

在宅酸素療法(HOT)
酸素療法の判断には、厳密には( )が用いられるが、
それを反映する( )を指標とすることが多い。

動脈血酸素分圧(PaO2) 経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)
主な酸素の供給システムには、( )と( )がある。

中央配管方式 酸素ボンベ
酸素療養の目的は
①( )の改善
②( )の改善
③( )の改善

低酸素血症 呼吸仕事量 心筋仕事量
投与方法の種類には以下がある。
①経鼻カテーテル
②( )
③簡易酸素マスク
④( )
⑤( )
⑥酸素テント

②鼻カニューレ
④ベンチュリーマスク
⑤高濃度酸素マスク(リザーバーバック付き)
【鼻カニューレ】
①簡便で会話・食事が可能であり、生活行動の制限が少ないため長期間の使用が可能。
②( )をしている人には効果が無い。
③酸素流量が( )を超えると気流が強すぎて適さない(吸入酸素濃度の上昇も期待できない)。

口呼吸 6L/分
【簡易酸素マスク(フェイスマスク)】
①患者の1回換気量、吸気流量、呼吸パターンにより得られる吸入酸素濃度が異なる。
②5L/分以下の定期瘤では、マスクないにたまった呼気によりに血中二酸化炭素分圧が上昇する危険がある。
【ベンチュリーマスク】
①ベンチュリー効果を利用した酸素投与方法。
②( )を用いることで、患者の換気量に左右されず一定濃度の酸素が得られる。
③設定酸素濃度ごとに色が統一されている。

ダイリューター(希釈器)
【高濃度酸素マスク(リザーバーバック付き)】
①呼息時にリザーバーバッグに酸素をため、吸息時にはバッグにたまった酸素と、酸素チューブから送られた酸素を吸入するため、高濃度の酸素投与が可能。
②流量が( )以下になると、マスク内にたまった二酸化炭素を再吸収することになるので注意する。
③流量が低下するとリザーバーバッグが空になり、効果が得られないので注意する。
④慢性呼吸不全状態では( )の危険性があるため、原則用いない。

6L/分 CO2ナルコーシス
★酸素投与の留意点
酸素流量の確認は、浮子がコマ型のときはコマの( )で、ボール型のときはボールの( )でメモリを読む。

一番上の面 中央位置
★★酸素ボンベの取り扱い★★
①倒れやすいので( )に立てて確実に固定する。

架台
②ボンベの色が( )で、酸素の表示を確認する。

黒
③原則として未使用のものを使用する。やむを得ず使用済みのものを用いる場合、圧力が( )以上あることを確認する。

5MPa
残量(L)=( )

残圧(MPa)÷14.7MPa(ボンベ圧力)×ボンベ容量(L)
※要するに、残圧が充填した最初の圧力(14.7MPa)のまま(未使用)なら、残量はボンベ容量と同様。
残圧が最初の圧力の半分であれば、残量もボンベ容量の半分となる。
④人のいないところで( )し、バルブ周辺のごみを飛ばす。

クラッキング
⑤酸素流量計はスパナ等でしっかりと取り付け、床に対して( )に設置する。

平行
⑥酸素流量計のメモリが( )ことを確認のうえ、ボンベのバルブを開く。

閉じている
【吸入】
吸入とは、水分や薬剤を( )や( )として気道に直接吸入する治療。

エアロゾル ドライパウダー
ネブライザーの種類
( )……薬液の吸引に適す。圧縮空気を送り、薬液を粒子化させる。
( )……加湿目的に適す。

ジェットネブライザー[1~15μm] 超音波ネブライザー[1~5μm]
エアロゾル粒子の沈着機序は( )・( )・( )がある。

衝突 重力による沈着 拡散
1回の吸気量と息止め時間について、
( )で( )からの吸気で十分。終末に( )程度息を止める。

腹式呼吸 安静呼気位 10秒
吸入時体位は( )。

座位またはファーラー位(呼吸面積を大きくする)
マウスピースは( )。ジェットネブライザーのマウスは傾けない。

軽く口でくわえる
吸入後は含嗽を行う。
・薬液の苦みによる不快感の軽減。
・( )からの薬液の吸収による副作用防止。

口腔粘膜
【排痰ケア】
排痰ケアの適応は、
①( )の喀痰orそれに相当し喀出困難な場合。
②急性呼吸不全
③無気肺
④肺膿瘍
⑤気管支拡張症・嚢胞性肺線維症

1日30mL以上 [30mL以上で喀出困難]
喀痰の性状について、
( )……気管支線や杯細胞からの過分泌によって生じる、半透明で粘稠な痰。
( )……細菌感染による好中球などがまじった、黄色ないし緑色の痰。
( )……肺および気管支の毛細血管透過性亢進によって生じる、水様透明痰。
( )……組織破壊性の病変が気道に波及して、血液が気道へ入り込む。
( )……血液が混入。鮮紅色を帯びることもある。

粘液性痰 膿性痰 漿液性痰 血性痰 泡沫性痰
排痰ケアとして( )・( )・( )・( )の方法がある。

体位ドレナージ スクイージング ハフィング 吸引
【体位ドレナージ】
分泌物が貯留した肺区域を( )にした体位をとることで、重力を利用して分泌物を移動・排出する方法。

上
体位ドレナージの禁忌は、
頭頸部外傷による脊椎固定の不安定状態な患者。
活動性( )を伴う患者。
頭蓋内圧20mmHg以上。など。

出血
体位ドレナージでは最短でも( )は同一体位を継続する。

5~15分
【スクイージング】
( )を呼気時に圧迫し、分泌物の移動を促進する方法。
時間は体位ドレナージと同様5~15分を目安にする。
咳嗽力が低下した患者には、タッピング(軽打法)やバイブレーション(振動法)などを行う。

胸郭
スクイージングの基本体位は( )。仰臥位の場合は膝を立てて行う。
手掌全体で全体を包み込むように、呼息に合わせて圧迫する。
圧迫するとき看護師は腕を軽く曲げておくと、肋骨に直接力がかからなくてよい。
禁忌は骨粗鬆症や、胃や食道からの逆流や誤嚥のリスクが高い場合など。

座位
【ハフィング】
最大( )の後「ハーッ」と強制呼気を早く短く1~2回行う。
看護師の手のポジションは、患者の鎖骨上部に母指を置く。
母指で瞬間的に気管を圧迫して咳嗽を誘発する。

吸気
【吸引】
吸引の種類は、気道内吸引のように随時必要に応じて行う( )と、
体腔内・管腔内・臓器内にカテーテルを挿入する( )がある。

一時的吸引 持続的吸引
【口腔・鼻腔吸引】
成人の場合、吸引カテーテルは( )Fr[フレンチ]を使用する。

12~14Fr [小児は5Frなど細いものを使用]
吸引圧は成人で( )にする。

20kPa(150mmHg)以下
鼻腔からの吸引時は( )とし、
口腔からの吸引時には顔を軽く看護師側に向けてもらう。

頸部伸展位
利き手でカテーテルを鼻腔から( )cm挿入する。
口腔からの場合( )cm挿入する。

15~20cm 7~10cm
吸引機をONにして( )の圧で( )で吸引する。

20kPa 10秒以内
母子と示指で( )ながらカテーテルを静かに引き抜く。

こよる様に回しながら
【気管内吸引】
使用物品は( )・( )・( )・滅菌吸引カテーテル(気管チューブの内径の1/2以下)

滅菌手袋 滅菌蒸留水 パルスオキシメーター
【低圧持続吸引 胸腔ドレナージ】
エアリークについて胸水は無いことが正常で、気胸はあるほうが正常。
吸引圧は一般的に( )。

-12~-15cmH2O
【人工呼吸療法及び末梢循環促進ケア】
人工呼吸器開始基準として、
( )以下の徐呼吸の場合。
( )以上の頻呼吸の場合。

5回/分 40回/分
【末梢循環促進法】
( )の予防としてベッド上で足の運動をしたり、弾性ストッキングなどを使用したりする。

深部静脈血栓症
「感染防止の技術」
★感染の成立の条件
①( )②( )③( )④( )⑤( )⑥( )

①病原体
②感染源
③排出門戸
④感染経路
⑤侵入門戸
⑥感受性宿主
感染対策は、すべての患者に行う( )と、
特定の感染症を疑われる患者に行う( )の2段階の予防策が基本となっている。

標準予防策 感染経路別予防策
★標準予防策では、
すべての患者の①( )②( )③( )④( )⑤( )⑥( )は、
伝播しうる病原体を含んでいるかもしれないとみなして取り扱う。
感染症の有無にかかわらず、すべての医療現場におけるすべての患者に実施する対策。

①血液 ②体液(汗を除く) ③分泌物 ④排泄物 ⑤傷のある皮膚 ⑥粘膜
★手指衛生のタイミング
WHO 医療における趣旨衛生に関するガイドライン
①( )
②( )
③( )
④( )
⑤( )
+出勤・退勤

①患者に直接接触する前
②患者の近くの物に接触した後
③粘膜・排泄物・体液などに接触した後
④無菌操作の前
⑤患者に直接接触した後
★個人防護具(PPE)の種類には、
①( )②( )③( )④( )⑤( )⑥( )がある。

①キャップ ②フェイスシールド・ゴーグル ③マスク
④ガウン・エプロン ⑤手袋 ⑥シューズカバー
★医療関連感染の防止のために必要なことは何か。( )

医療施設において感染症の患者と易感染の患者が混在していることを踏まえて、感染の伝播を最小限にとどめなくてはならない。
感染から患者や医療従事者を守るために標準予防策(スタンダードプリコーション)および感染経路別予防策を行い、
職員一人一人が医療関連感染対策に積極的に取り組み、安心安全にできる医療が提供できるようにしなくてはならない。
また、感染防止は医療従事者のみが行えばよいものではなく、
常日頃から、患者や家族へ手洗いなど感染予防のための教育や協力が不可欠である。
★感染経路別の予防策には( )・( )・( )がある。

空気予防策 飛沫予防策 接触予防策
【飛沫予防策】
インフルエンザ・風疹・流行性耳下腺炎・髄膜炎菌・マイコプラズマ肺炎・アデノウイルスなど。
患者配置について、個室管理を行う。
個室がない場合は、同じ病原体のみに感染している患者とだけ同室にする( )。
ベッド間隔を1m以上離し、カーテンなどを引いておく。

コホーティング
【空気予防策】
結核菌・麻疹・水痘・帯状疱疹ウイルスなど。
患者配置について、( )にて管理する。
移動するときはサージカルマスクでもよいが、部屋に入るときは( )を着用する。

空気感染隔離室 N95マスク
【接触予防策】
メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)・多剤耐性緑膿菌・ロタウイルス・クロストリジウム-ディフィシレによる胃腸炎・疥癬など
患者配置について、原則として個室管理。個室がない場合は( )。
医療従事者は病室にはいる前に( )を着用する。

コホーティング 手袋・ガウン
★医療器材が感染源とならないために適正な再生処理( )・( )・( )を行うことが大切。

洗浄 消毒 滅菌
★洗浄とは( )。

汚物・有機物などのあらゆる異物を対象物から物理的に除去すること。
★洗浄の方法
①( ):洗浄剤に器材をつけ血液などの洗浄・分解する。
②( ):人の手でスポンジやブラシで汚れを除去する。
③( ):ウオッシャーディスインフェクターや超音波洗浄機などを用いる洗浄法。

①浸漬洗浄(シンシ)
②用手洗浄(ヨウシュ)
③機械洗浄
用手洗浄の注意点として、
( )下で直接器材を洗浄すると、汚染した水が悲惨して作業者や環境を汚染する危険があるため行ってはならない。

流水
★消毒とは、①生体には( )②環境には( )

①生体には、皮膚や粘膜表面に化学物(薬品)を塗布することにより、病原体数を減らすこと。
②環境には、細菌芽胞を除くすべての、または多くの病原体を殺滅すること。
★滅菌とは( )

芽胞を含むすべての微生物を撲滅除去すること。
高い感染の危険が生じる( )[手術器具・血管内留置カテーテル・インプラントなど]は、( )する。

クリティカル器材 滅菌
粘膜や健常でない皮膚と接触する( )[人工呼吸器・麻酔器具など][口腔体温計・ネブライザーなど]は( )する。

セミクリティカル器材 高水準消毒・中水準消毒
健常な皮膚とは接触するが、粘膜には接触しない( )[聴診器・マンシェット・ガーグルベースン・ベッド柵など]は( )する。

ノンクリティカル器材 洗浄・低水準消毒
中水準消毒薬である( )は芽胞以外のすべての微生物を殺滅する。

次亜塩素酸ナトリウム 消毒用エタノール ポビドンヨード
★クリティカル器材は①( )②( )③( )の方法で滅菌する。

①高圧蒸気滅菌(オートクレーブ:AC)
②酸化エチレンガス滅菌(EOG)
③過酸化水素ガスプラズマ滅菌
医療上の清潔と汚染の考え方。
★清潔……( )

物体の表面に病原微生物が付着していない状態。
★汚染……( )

病原微生物が付着しているか、あるいは付着していると想定される状態。
[見た目では判断できない]
[清潔領域を明確にして清潔状態を保ったまま操作する必要がある]
★滅菌物として使用可能であるか確認する内容。
①( )
②( )
③( )

①滅菌済みである。インジケータが規定の変色・着色をしているか確認。
②滅菌有効期限内である。
③包装の破損や水濡れがない。包装のしみ・よごれがある場合も汚染したものとして取り扱う。
★滅菌物を取り扱う前には( )を行い、十分に( )させる。

衛生学的手洗い 乾燥
★無菌操作をするための環境として、( )・( )を避ける。

ほこりのたちやすい場所 水気のある場所
★必要物品は、滅菌物が使用後の物品や廃棄物と( )することのない位置に配置する。

接触
★感染性廃棄物の分類について、
赤色:( )
橙色:( )
黄色:( )

赤色:液状または泥状のもの[血液・体液]
橙色:固形状のもの[血液が付着したガーゼ・血液バッグ]
黄色:鋭利なもの[注射器・メス・破損アンプル]
★容器の中に廃棄物が( )たまった時点で廃棄する。

7~8割
★鑷子の扱い方
①( )
②( )
③( )
④( )
⑤( )
滅菌物の受け渡しは、渡す側が( )になるようにする。

①鑷子は第1指と第2・3指で把持する。
②鑷子は上1/3の部分を持つ
③鑷子の先端を水平位より上に向けないようにする。
④鑷子は物を把持していない時は、常に閉じておく。
⑤鑷子の操作は自分の腰より上で行う。
上側
接触感染に注意する必要がある患者に対して、入室前にどのような防護具を着用するか。記述問題( )

サージカルマスク・手袋・ガウン・キャップ・フェイスシールド・シューズカバー
退出時に最初に外す防護具は何か。記述問題( )

利き手でない方の手袋から外す。
もっとも汚染している防護具であり、手袋をしたまま他の防護具を外すと。汚染拡大の原因となる。
防護具を外す際の注意点は何か。記述問題( )

・手袋の手首部外側をつまみ、手首に手袋が触れてしまわないようにする。手袋は裏返し、小さくまとめる。
・ガウンの紐は前へたらし、汚染部分が身体に触れないように脱ぐ。ユニフォームに触れないよう、身体から遠い位置でガウンを中表に小さくまとめる。
・キャップとマスクは前かがみになり、表面に触れないように外す。
・各操作の間にはアルコールで手指消毒を行い、退室後は流水と石鹸で手洗いをする。
「創傷管理技術」
炎症の5徴候
①( )②( )③( )④( )⑤( )

①発赤
②腫脹
③熱感
④疼痛
⑤機能障害
感染創では、+膿性の分泌物の増加
創傷治癒の過程は一般に( )→( )→( )の3段階に分けられる。

炎症期 増殖期 成熟期
汚染創とは、細菌・異物が創面に付着しているが、増殖して創周囲の組織に浸潤してはいない状態。
細菌数によって感染までは至らないが創治癒が遅延している状態を( )という。

限界保菌状態(クリティカル コロナイゼーション)
高度な汚染創や褥瘡には( )を適応する。
解放創のままで自然治癒させる。

二次治癒
創傷治療について一次治癒と比較した二次治癒の特徴はどれか。
①瘢痕を形成する。
②組織欠損が少ない。
③肉芽組織量は少ない。
④組織修復は速やかである。

①瘢痕を形成する。
[②③④は一次治癒(切創のように肉芽組織をほとんど形成せずに早期治癒する)の特徴]
創傷治癒のための環境づくり
①( )を行う。
②感染のコントロールを行う。
③浸出液のコントロールを行う。
④病的創縁の管理を行う。

壊死組織の除去(デフリードマン)
痂皮(かひ)とは、いわゆる( )のこと。

瘡蓋(かさぶた)
感染のない創面は( )が重要である。

消毒より洗浄
[消毒は最近だけでなく、治癒に必要な繊維芽細胞や表皮細胞も死滅させてしまう]
また、創周囲の皮膚は石鹸で洗浄する。
医療用テープの種類・貼り方・剥がし方について正しいものはどれか。
1. ガーゼが剥がれないように、テープをしっかり引っ張って留める。
2. テープを剥がす時は、痛みを長引かせないよう素早く剥がす。
3. テープを剥がす時は150~180度の角度で剥がす。
4. しっかり固定ができるよう、粘着力の強いテープを使用する。

3. テープを剥がす時は150~180度の角度で剥がす。
創傷部位の創面の管理について正しいのはどれか。
1. 洗浄する。
2. 加圧する。
3. 乾燥させる。
4. マッサージする。

1. 洗浄する。
解説
1. 洗浄する。
創面の細菌、血液・リンパ液、壊死組織などを除去するため創部の洗浄を行い、湿潤環境を維持するのが創傷の治癒を早める。
2. 加圧する。
創傷が治癒する過程には炎症反応や肉芽組織の増殖などがあるが、加圧やマッサージなどの不適切な刺激は炎症期の持続や肉芽組織のダメージの原因となる。また加圧によって血液循環が妨げられる恐れもある。
3. 乾燥させる。
創傷を乾燥させると炎症期が持続したり、肉芽組織が死滅する可能性がある。
4. マッサージする。
創傷が治癒する過程には炎症反応や肉芽組織の増殖などがあるが、加圧やマッサージなどの不適切な刺激は炎症期の持続や肉芽組織のダメージの原因となる。またマッサージによって血液循環が妨げられる恐れもある。
従来には創傷を乾燥させるケアをしていたが、現在では創傷は湿潤環境を維持するようなケアをする。
創傷の治癒過程で炎症期に起こる現象はどれか。
1. 創傷周囲の線維芽細胞が活性化する。
2. 肉芽の形成が促進される。
3. 滲出液が創に溜まる。
4. 創の収縮が起こる。
5. 上皮化が起こる。

3. 滲出液が創に溜まる。
解説
1. 創傷周囲の線維芽細胞が活性化する。
創傷周囲の線維芽細胞が活性化するのは増殖期である。線維芽細胞がコラーゲンを生成し、肉芽組織形成を促進することで欠損した組織が埋められる。
2. 肉芽の形成が促進される。
肉芽の形成が促進されるのは増殖期である。線維芽細胞がコラーゲンを生成し、肉芽組織形成を促進することで欠損した組織が埋められる。
3. 滲出液が創に溜まる。
滲出液が創に溜まるのは炎症期である。滲出液内の好中球やマクロファージの働きによって創の清浄化が図られる。
4. 創の収縮が起こる。
創の収縮が起こるのは成熟期である。成熟期ではコラーゲンが成熟して瘢痕化が進み、創が中心部に収縮して上皮化が完成する。
5. 上皮化が起こる。
上皮化が起こるのは成熟期である。成熟期ではコラーゲンが成熟して瘢痕化が進み、創が中心部に収縮して上皮化が完成する。
創傷の治癒過程(瘢痕治癒)は止血期、炎症期、増殖期、成熟期に分類される。各治癒過程とメカニズムを関連させながら解答しよう。
★包帯の目的
①( )②( )③( )④( )⑤( )

①被覆:創傷部を覆い、化学的・物理的な外的な刺激から保護する。
②支持:創傷部に用いた薬剤やガーゼなどのずれを防止する。
③固定:骨折や脱臼などの際に骨と関節を固定する。
④圧迫:出血部位を圧迫して止血をはかったり、静脈還流を促す。
⑤牽引・矯正:骨折部の進展や整復。
ひあこけし
巻軸帯の名称

巻軸包帯は、上腕や下腿では( )、手・足・指では( )を使う。

6号(5cm) 10号(3cm)
前腕の内側中央部に創部がある患者で、創部のガーゼがずれないよう固定をする必要がある。
伸縮性のある巻軸包帯を使う場合に適切なのはどれか。2つ選べ。
1. 創の部位から巻き始める。
2. 包帯を伸ばした状態で巻く。
3. 前腕部の巻き方は螺旋帯とする。
4. 手関節から肘関節まで巻く。
5. 巻き終わりは環行帯とする。

3. 前腕部の巻き方は螺旋帯とする。
5. 巻き終わりは環行帯とする。
解説
1. 創の部位から巻き始める。
前腕の中央部に創部がある場合、ガーゼ全体が固定できるように包帯を巻く必要があるため、創の部分から巻き始めるのは不適切である。
2. 包帯を伸ばした状態で巻く。
伸縮性のある包帯の場合は包帯を伸ばした状態で巻くと過度な圧迫が加わり循環障害が生じることがあるため、巻軸包帯を皮膚に密着させて転がすように巻く。
3. 前腕部の巻き方は螺旋帯とする。
包帯の巻き始めと巻き終わりは環行帯で、途中は螺旋帯で巻く。
4. 手関節から肘関節まで巻く。
固定すべきガーゼが前腕中央部にあるため、手関節や肘関節まで包帯を巻かなくてもガーゼは固定できる。
5. 巻き終わりは環行帯とする。
包帯の巻き終わりは外れにくくゆるみにくい環行帯で巻く
★巻軸帯の巻き方の種類

①環行帯……どのような巻き方も巻き始めと巻き終わりは環行帯で幕。
②螺旋帯
③折転帯
④亀甲帯
⑤麦穂帯
「苦痛の緩和・安楽確保の技術」
体位保持(ポジショニング)の実施方法として大切なことは、
①良肢位を基準として自然な( )を保つ。
②支持基底面を広くとる。
③胸郭の動きを妨げない。
④摩擦・ずれを生じさせない。
⑤関節・筋肉への負担をなくす。
⑥骨突出部など局所的な圧迫を避ける。

生理的湾曲
褥瘡は、200mmHgで( )でできる。
500mmHgで( )でできる。
仰臥位で仙骨部に150mmHg加わり、座位で坐骨へ500mmHgの圧がかかる。

2時間 20分
罨法が筋・神経に及ぼす影響について、
寒冷刺激は( )の低下、( )の低下が起こるため、
神経線維の伝達速度が低下し、感覚受容器の閾値が低下する。
局所の神経を鈍麻させ、鎮痛・鎮静に有効。

血流 代謝
温罨法で湯たんぽを使用する際の温度は、
金属・プラスティックでは( )℃。
ゴム製では( )℃。

70~80℃ 60℃以下
温罨法で湯たんぽを使用する際の温量は、
金属・プラスティックでは注入口まで。
ゴム製では2/3~4/5までにして平らなところで湯を注入口まで( )。

空気を抜いて栓をする
温罨法で湯たんぽを使用する際は注入栓を上に向け、( )して使用する。

身体から10cm以上離して使用
冷罨法について、貼用部位の( )や( )を抑制する効果も期待できる。

止血 浸出液の分泌
冷罨法について、炎症直後は神経を鈍麻させることによる( )作用もあり、( )の予防にも効果的である。

鎮痛・鎮静作用 浮腫の予防
「侵襲的処置の介助技術」
胃洗浄について、
胃管挿入前は患者の体位を( )にし、( )しておく。

★左側臥位 頭部を15°程度まで低く
[幽門側を高くすることで、胃内容物の十二指腸への流入を防ぐ。]
両下肢は( )位にし、腹壁の緊張を和らげる。

屈曲
胸腔穿刺は胸腔内の浸出液・血液・空気の排出や薬液の注入、診断のための採取を目的に行う。
胸水の場合は( )を穿刺する。
気胸の場合は( )を穿刺する。

中後腋下線上第5~7肋間
鎖骨中線上第2~3肋間
胸腔穿刺の体位は( )。

半座位あるいは座位
腹腔穿刺の穿刺部は( )が選択される。

腹直筋外側の側腹部
腹腔穿刺の体位は( )。

仰臥位または半座位
腰椎穿刺の際に( )を観察することにより( )を知ることが出来る。

クエッケンシュテット現象 クモ膜下腔の閉塞
( )を見る際には、( )を圧迫する。

クエッケンシュテット現象 頸静脈
[髄液検査の際に両側頸静脈を圧迫すると性状では脊髄圧が上昇し、手を放すと下降する。
ただし、腫瘍などで脊髄腔に狭窄があると髄液圧は上昇しない。]
腰椎穿刺の穿刺部位は( )の最高点を結ぶ( )上の第4腰椎突起部。

腸骨稜 ヤコビー線
「安全確保の技術」
抗がん剤曝露防止の方法として( )がある。
抗がん剤を( )こと、( )ことが特に重要。

バリアプロテクション
皮膚に付着させない エアロゾルを吸入しない
[手袋・マスク・ガウン・ゴーグル。キャップを用いる。]
抗がん剤の混入やプライミング、点滴ボトル交換時には、抗がん剤を( )。

目線より上に上げない
放射線防護の3原則は
①( )
②( )
③( )

①遮蔽の利用
②距離の確保
③時間の短縮
もどる