リョナラークエスト日記――11回目


2012/12/26


――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――







前回……。



悲しい展開…………。


やっと互いの、そして自分の
気持ちにはっきりと気が付いた。

そんな矢先……。




でも、リョナラークエストの物語はまだまだ終わっていません。


必ず救いがあると信じて。



ストーリーを進めていきましょう。







必死でリゼを追う、
リゼの姉、ライカ

リゼの母親、ヴェルカナ





しかし……前回に説明された通り、
ライカとヴェルカナが探しているリゼは、
悪魔ギルガノの生み出した幻。


ライカとヴェルカナは罠に嵌められていたのです。




――って支部長w何してんの!!


支部長は、すぐに手下の下級悪魔によって
どこか別の場所に連れ去られて行ってしまいます。










カオスがドーラドーラを殺害したときの挙動がおかしかったのは、
器の感情に引き摺られたから。



つまり、

ライカはカオスの行動に悪影響を与える恐れがある。




ギルガノ「・・・貴様は邪魔な存在だ。ここで殺しておくとしよう。」






ライカ対ギルガノ





ただの人間が悪魔に敵うハズがない……!

そう思うヴェルカナでしたが、


意外にもライカがギルガノを押します。





必ず……勝って!リゼと兄さんを助けに行くんだ…………!
















こちらは、ライカとヴェルカナの後を追う、
ルインザナンとライノーニさん。




多くの悪魔に囲まれてピンチな状況。


だが、ルインザナンは負けてはいません。


数は多くても所詮は雑魚。



ルインザナンの実力ならこんな状況、難なく乗り越えられます。






そのハズでしたが…………?







「ロ……ロッド……!!?」




ルインザナンの愛するロッドの命。


それを人質にとられては、


身動きの取れるハズもありません。





悪魔は余裕を持ち、ゆっくりとルインザナンに向けて話しかけます。







「ロッドの首を落とされたくなければ。」











「ライノーニを気絶させろ。」










ライノーニを気絶させたところで、

悪魔がロッドを解放させるとは思えない。



だけど、ここで命令に従わなければ…………。





――ロッドを殺されたくなければ。








ルインザナンの出した結論は…………。








「・・・ごめん、ライ・・・」







愛する人を……守ること。










――くくく。女ってのは怖いねぇ。
  長年の戦いを共にした戦友すら、
  惚れた男のために裏切っちまうんだからなぁ?












……理不尽な命令はまだ続きます。




悪魔が易々とロッドを解放する訳もありません。




そしてその



次の命令とは……。










「・・・大人しく俺たちに喰われるんだなぁ!?」







殺されろ。



ということ。




















(・・・やっぱり・・・私は、魔女を破滅させる者だったみたいだな・・・。)




(・・・キャリオーナの予言が・・・私を破滅の魔女だと示したのを知ったとき・・・。)




(・・・私は・・・悪魔を破滅させる魔女って意味だと受け取ったんだけどな・・・。)




(・・・・・・・・・・。)




(・・・笑えない・・・。)




(・・・この結末は・・・。)




(・・・今まで・・・好き勝手やってきたツケかな・・・。)




(・・・今度は・・・私が嬲り殺しにされる番・・・。)




(・・・そういうことなのかな・・・。)
































































?(・・・くお・・・くお・・・。)



くお「・・・・う・・・・。」



くお「・・・・何・・・だ・・・・?」



?(・・・おk。どうやら、上手く感応できたみたいだな。)



くお「・・・誰・・・だ・・・?」




突然聞こえてきた謎の声。


リゼを……リゼを助けに行かなきゃ!


焦るくおを謎の声の主は落ち着かせます。

「今の君の力ではリゼを救うことは無理だ……」と。



とりあえず今は『感応の力』でくおの傷を治す。

だから落ち着け。




――今のお前は、悪魔たちと渡り合えるほどの力は持っていない。

つまり、今のお前はリゼを助けるには力不足だ。

だから、傷を治すついでに、お前の潜在能力を引き出してやる。














10分間の『感応の力』による治癒も終わり、

さらには、リゼの現在地を教えてもらいます。



何故ここまでしてくれるのか。

くおは疑問に思います。






――気にするな。弟を助けるのは兄の務めさ。


謎の声の主は、最後にそう言い残し、感応の力を解除します。
















目を覚ますくお。


ここで、くおの能力が上昇します。

最大LP:100↑
最大SP:10↑
攻撃  :20↑
回復  :20↑
命中  :20↑
回避  :20↑




……と、
かなり強化されます。

経験値稼ぎをサボっていた方も、
ここで能力値は大きく上昇するので恐らくは心配しなくても大丈夫です。




「よし!行くか・・・!」















その頃ライカはギルガノに苦戦中。


最大の必殺技であるカラミティ。

ギルガノはそれを繰り出そうとしますが――?




突然の突風がギルガノを襲い。





そして――――





隙を突き、

ギルガノを一刀両断。













さて、

突然の突風の正体とは一体?










塗り潰す魔女、グラミーフ。



彼女はミタリカーネの話によると、
イレムトに襲われていたハズの魔女。



――何故、イレムトに襲われて助かったか?


それは、巨大な氷竜のおかげなのだと言います。

ブレス一発で凍り付き、

簡単に殺されてしまったイレムト。


グラミーフの予想では、あの氷竜は、
“伝説の黄金竜ヴァローシャ”
なのではないかと話しますが……?









ともかく、

ギルガノを倒した3人。


ケイオスと戦っているナナルマーの加勢に戻ることにします。



……その戻る途中。






今度こそ本物のリゼを発見!


ナナルマーへの加勢は私に任せて、
2人は先にネフェリーゼの元へ行って。

グラミーフはそう言います。



























ルイン「・・・あ・・・が・・・!」



悪魔1「ひゃははははっ!!最高だっ!!これが魔女の肉かっ!!?魔女の力かっ!!?」



悪魔2「きひひ、全身に力が湧いてきやがるぜぇ!!



悪魔3「すげぇ・・・!!すげぇぜ、クヒハハハハハハハハハッ!!」



悪魔4「うめぇえっ!!うめぇよぉぉぉっ!!」



ルイン「がっ・・・あああぁぁぁぁぁっ!!?」



悪魔2「俺にもっ!!俺にも、もっと食わせろぉっ!!」



ルイン「ぎぃっ・・・!!?ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」








……とまあ、
微妙にアウト臭いので修正入れときました。


状況を説明するなら、
左目をくり抜かれて+ダルマ状態になってます。

私はダルマも嫌いではないのですが、
ダルマ状態なイラストだと大体が全裸に近い状態なのが嫌ですね。
あと、リョナ画像に詳しい方にはイメージして貰えると思うのですが、
ただ単に切断された断面が見えてるのは良くても、
例えば切断部分が治癒していて肉で覆われてる状態を見るのも
あんまり好きじゃ無いですね。
でも服着てて包帯とか巻いてて~~って言うのなら大好物です。
ダルマ状態の子が一生懸命机の上のものを取ろうとしてる……とかすごく萌えませんか?
それでぴょんぴょんやってたら傷口が開いてうう……みたいな。
見てるだけで癒されます。


まとめると、
ダルマ自体は好きだけど、裸体が駄目……。
と言った感じでしょうか。


という訳で、
今回のルインザナンリョナは
ルインが裸になっててあまり好みじゃ無い感じなんですが、
それでも、他と比較すると、
リョナラークエストの裸体は生々しくなくていいですよね。
他の方はどう思うか分からないですが、
体があまりふっくらしていないというのは、私の好みには素直に合ってます。


リョナと裸体というのは、
女の子の身体を傷つけるという性質上仕方が無いのですが、
画像検索してもわかる通り、切り離せない程に密接な関係にあるものです。
ですからリョナをより広く楽しむためにも裸体への耐性を付けたいと思っているのですが、
裸はどうも私には合わないみたいです…………。

そんな私でも、
目を逸らさずに楽しむことが出来る、
裸体苦手でも、誰でも楽しめるリョナ。
それがリョナラークエストの良さでもあります。

という訳でブログ的にアウトっぽいとは言ってますが、
モザイクを外したとしてもそこまでのグロでは無いので、
もしゲームをプレイすることに不安な方がいればご安心を。
例えば内臓とかも賛否両論分れると思うんですけど、
リョナラークエストでは、そういう人を選ぶリョナはほとんど無いです。
絵柄がリアル系では無く、デフォルメされた可愛らしい絵であることも影響しているんでしょうね。
そういった意味では、
幅広い層のリョナラーに楽しんでいただけるゲームなのではないでしょうか。
自分の好みで無かったリョナに目覚めるきっかけにもなるかも知れません。



……大分話が逸れましたねw
というか何を言っているのか意味が分からないですね!




さて、無駄話はここまでにして、
ストーリーに戻ります!!








――。

ここで悪魔はもはや痛みすらわからない、

そんな瀕死状態のルインをさらに苦しめる、とある作戦を思いつきます。





ロッドの首を今、ここで、切り落とす。

ルインの目の前で、愛する人の、首を、切り落とす。


ルインの絶望した顔。


どんな顔をするのか。


それを見て楽しみたい。


悪魔はそう考えたのでした。










――――と、ここでまたしても




グラミーフの風の魔法。




難なく悪魔を全員倒してしまいます。




……が、

それでもルインザナンの加勢と言うには少し遅く…………。










グラミーフに頼みたいことがある、とルインザナン。


最後の力を振り絞って口を開きます。





「ロッドやライノーニたちの安全。」







わかった。
と、グラミーフ。











それともう一つ、伝えて欲しいこと。

















ロッドに。
























「・・・好・・・き・・・って・・・。」


























・・・・・・・・・・。




ルインザナン・・・・・・・・・・。










それがルインザナンの最後の言葉でした。





もうすぐ2012年も終わるころ、

リョナラークエストプレイ日記。



ここ最近は、超展開が多くて、

余韻を残そうと思うと、

なかなか私の感想が書けないですね。


“プレイ日記”という形を取らせてもらっているのに、

ゲームのテキストを写しているばかりになって申し訳ないです。


一応、テキストを写すのは、

特に重要なシーンだけ……と決めているのですが、

熱いシーンが多すぎて辛いです。





※尚、文字数制限のために、
文字のフォント等を変更出来ていませんがご了承ください。
















ルインザナンの死。

ナナルマーを助けに向かう、グラミーフ。


そのグラミーフの後ろに迫る影。








――っ!





リョナラー連合、本部のメンバーアドロゥ。


グラミーフを体内に取り込み、
それからついでにロッドの保護を行います。


本部に任された仕事は、魔女探しと悪魔退治。

あとはヤツに任せて、ひとまず俺は帰るか。

そう言ってアドロゥは引きかえして行きます。
















ナナルマー対ケイオス


その結末は……、






…………。









ケイオスの……






圧倒的な…………。










「得意げになっているところスマヌが、アテンションプリーズなのである!」





――何語?


グレートヌコス。
以前、東支部のメンバー全員でかかっても歯が立たなかった相手です。




……絵面がひどいw



ともかく!
グレートヌコス対ケイオスの戦いが始まったのでした。




















リゼ。


「私・・・私・・・!」




「・・・アイツを・・・くおを・・・!」





「・・・うっ・・・!」




「・・・うぇっ・・・げぇぇっ・・・!」




「・・・はぁっ・・・!はぁっ・・・!」








カオス。


リゼの様子を見てカオスは悟ります。



「・・・殺せなかったなら、まだしも・・・殺しても解放させられなかっただぁ・・・?」



「・・・最悪の結果じゃねぇかよ、オイ・・・。」



「・・・せっかく、最強の力が手に入ると思ったのによぉ・・・。」



「・・・こいつが・・・肝心のこいつが、こんなザマじゃ・・・。」



「・・・悪魔の精神なんて・・・どうやったって手に入るわけがねぇ・・・・。」



「・・・この失敗作が。」



「・・・もういいよ、お前」



「利用価値が無くなったわ。」




――けど。




リゼはその言葉に驚くことはありませんでした。





もういいや。

疲れた。






(・・・くお、ごめんね・・・・・・。)






(・・・そっちにいったら・・・謝るから・・・。)






(・・・何・・・されても・・・いいから・・・。)





(・・・だから・・・できれば・・・もう一度・・・・。)



カオス「じゃあ、死んどけや。」





カオスの一撃。

目の前が赤く染まります。




――が。



(あれ・・・?痛く・・・ない・・・・?)










ライカ「・・・大丈夫・・・?リゼ・・・?」




リゼ「・・・!?」




リゼ「・・・だ・・・誰・・・!?」




ライカ「・・・良かった・・・無事みたいだね・・・。」




リゼ「な・・・なんで・・・?」




リゼ「なんで・・・私を、庇ったの・・・?」




ライカ「・・・えへへ・・・決まってるじゃん・・・。」




ライカ「・・・お姉ちゃんが・・・妹のことを守るのは当たり前でしょ・・・?」




リゼ「・・・え・・・?」




リゼ「・・・・・・・・・・。」




リゼ「・・・ま・・・さか・・・?」




ヴェルカナ「ネフェリーゼっ!!ライカちゃんっ!!」









リゼ(・・・ライカ・・・!?ライカって・・・!?)




リゼ(・・・じゃあ・・・やっぱり・・・!?)




ライカ「大丈夫です、ヴェルカナさん・・・リゼも私も無事ですよ・・・。」




ヴェルカナ「・・・良かった・・・!」




リゼ「・・・お・・・姉・・・ちゃん・・・?」




ライカ「・・・久しぶりだね・・・リゼ・・・。」




リゼ「・・・ほんと・・・に・・・?」




リゼ「・・・本・・・当に・・・お姉ちゃん、なの・・・・?」




ライカ「あはは・・・髪短くしちゃったし・・・雰囲気変わっちゃったから、分からなかったかな・・・?」




リゼ「・・・あ・・・ぅ・・・!」




リゼ「・・・お姉・・・ちゃ・・・!違うの・・・!」




リゼ「あのとき・・・あのとき、私・・・!」




ライカ「・・・そんなに、怯えないで・・・。」




ライカ「もう・・・あのときみたいな、酷いことは言わないから・・・。」




リゼ「・・・え・・・?」




ライカ「・・・・・・・・・・。」




ライカ「・・・ごめんね・・・リゼ・・・。」




ライカ「あのとき・・・信じてあげられなくて・・・。」




ライカ「・・・守って・・・あげられなくて・・・。」




リゼ「・・・お・・・お姉・・・ちゃん・・・?」




ライカ「・・・私・・・ずっと、後悔してた・・・。」




ライカ「なんで・・・あのとき・・・リゼを信じてあげたてなかったんだろうって・・・」




リゼ「・・・・・・・・・・。」




リゼ「・・・お姉・・・ちゃん・・・。」




ライカ「・・・リゼ・・・辛かったよね・・・?」




ライカ「・・・苦しかったよね・・・?」




リゼ「・・・あ・・・?」




ライカ「・・・ごめん・・・本当に、ごめんね・・・!」




ライカ「・・・私があのとき、信じていてあげれば・・・・!」




ライカ「・・・リゼは・・・こんなに傷つかずに済んだのに・・・!」




リゼ「・・・・・・・・・・。」




リゼ「・・・お姉・・・ちゃん・・・私の・・・私のこと・・・。」




リゼ「・・・許して・・・くれるの・・・?」




ライカ「・・・そんなの・・・!」




ライカ「・・・そんなの、当たり前じゃない・・・!」




ライカ「リゼは・・・何も悪くなかったんだから・・・・!」




ライカ「悪いのは・・・私だったんだから・・・!」




リゼ「・・・お・・・姉・・・ちゃん・・・。」




ライカ「・・・・・・・・・・。」




ライカ「・・・だから・・・安心して・・・?」




ライカ「お姉ちゃんはね・・・少しも、怒ってないんだよ・・・?」




ライカ「・・・リゼのこと・・・今も、大事に思ってるんだよ・・・?」




ライカ「貴女のことを・・・大切な妹だと思ってるんだよ・・・?」




リゼ「・・・あ・・・。」




リゼ「・・・あ・・・あぁぁ・・・!」




リゼ「・・・うああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」




リゼ「お姉ちゃんっ・・・!!お姉ちゃんっ・・・!!」




リゼ「ぐすっ・・・!!ひっく・・・!!」




リゼ「・・・ああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!」




ライカ「・・・ごめんね・・・リゼ・・・ごめんね・・・・!」




リゼ「うああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・!!」




ヴェルカナ(・・・・・・・・・・。)




ヴェルカナ(・・・やっぱり・・・ネフェリーゼに必要なのは・・・。)




ヴェルカナ(私じゃなくて・・・ライカちゃんだったんだ・・・。)




ヴェルカナ(・・・今更・・・私なんか・・・。)




ヴェルカナ(・・・必要・・・なかったんだ・・・。)




ヴェルカナ(・・・・・・・・・・。)




ヴェルカナ(・・・構わない・・・それでも・・・。)




ヴェルカナ(あの子が幸せになれるなら・・・それで、構わない・・・。)









ヴェルカナ「・・・!」




ライル「・・・ライカ・・・ライカを傷つけ・・・!」




ライル「・・・うるせぇっ・・・!黙れっ・・・!」




ライル「・・・くそっ・・・!何で、ヤツがここに・・・・!?」




ライル「・・・ギルガノのヤツ、何してやがるんだ・・・・!?」




ヴェルカナ「・・・ライカちゃんっ!!カオスがっ!!」




ライカ「・・・ええ・・・分かってます、ヴェルカナさん・・・。」




ライカ「・・・・・・・・・・。」




ライカ「リゼ・・・ちょっと待っててね・・・。」




リゼ「・・・え・・・?」




ライカ「リゼの他にも・・・助けなきゃいけない人がいるんだ・・・。」




ライカ「だから・・・少しだけ、待ってて・・・。」




リゼ「!?・・・お姉ちゃん、背中・・・!?」




ライカ「大したことないよ、これくらい・・・。」




リゼ「で・・・でも・・・!」




ライカ「・・・心配しないで・・・。」




ライカ「お姉ちゃんは・・・リゼを守れるくらい強くなったんだから・・・。」




リゼ「・・・!」




リゼ(・・・お姉・・・ちゃん・・・。)




ライル「なんで・・・なんで、てめぇがここに・・・!」




ライカ「・・・どうでもいいでしょ、そんなことは。」



ライカ「・・・兄さんの身体・・・返してもらうよ。」




ライル「・・・ぐ・・・うぅっ・・・!!ふざけ・・・やがってぇ・・・!!」




ヴェルカナ(・・・やっぱり、カオスはギルガノの言う通り、ライル君の意志に引き摺られているみたい・・・。)




ヴェルカナ(・・・でも・・・それでも、カオス相手には・・・!)









リゼ「えっ・・・!?くお・・・!?」




ライカ「!?・・・あ・・・あのときの変態っ!?」




くお「・・・え?あれ?何これ、どういう状況?」




リゼ「くお・・・!生きてたんだ・・・!」




くお「う・・・!な・・・何だよ・・・?やっぱり、死んでたほうが良かったのにって思ってたり・・・。」




――――。




くお「なっ・・・?」




ライカ「へっ・・・!?」




ヴェルカナ「・・・あ・・・。」




くお「お・・・おい、リゼ・・・?」




リゼ「・・・良かった・・・!生きてて・・・!」




リゼ「・・・くお・・・!」




くお「な・・・なんだよ・・・いきなり・・・?」




リゼ「・・・良かった・・・!良かったよぉ・・・!」




くお「・・・な・・・なんだか知らねぇけどよ・・・。」




くお「・・・その・・・さ・・・。」




くお「・・・そんなに・・・泣くなよ、リゼ・・・。」




くお「・・・俺は・・・大丈夫だからさ・・・。」




リゼ「・・・うん・・・!うん・・・!」




リゼ「・・ごめん・・・!ごめんね・・・!」




リゼ「・・・私・・・私・・・!」




くお「・・・いいって・・・お前が、無事ならさ・・・。」




リゼ「・・・うん・・・!」




リゼ「・・・ありがとう・・・くお・・・!」




くお「・・・ああ・・・。」




くお「・・・・・・・・・・。」




くお(・・・なんか・・・拍子抜けしちまったな・・・。)




ライカ「・・・アンタ・・・。」




くお「?・・・えーと・・・俺か?」




ライカ「・・・私の妹をたぶらかしたことと、あのときのお礼は後でたっぷり返してやるとして・・・。」




くお(うぉっ・・・!?こ・・・こいつ、なんか前と殺気が段違いなんですけどっ・・・!?)




ライカ「・・・とりあえず・・・アンタはリゼの敵じゃないのね?」




くお「・・・・・・・・・・。」




くお「・・・ああ・・・俺は、リゼを助けに来た・・・。」




ライカ「・・・そう・・・。」




ライカ「・・・なら、手伝って。あの男を倒すのを。」




くお「・・・ああ、分かった。」




ライカ「・・・ただし・・・。」




くお「・・・殺すな、だろ?分かってるさ。」




くお「アイツには天魔の塔での借りがあるしな。俺もなるべくなら、殺したくはねぇさ。」




ライカ「?・・・まぁ、分かってるならいいわ。」




ライル「ぐ・・・うぅ・・・!ライ、カ・・・!」




ライカ「!?・・・兄さんっ!?」




ライル「ライ・・カ・・・!逃げ・・・!」




ライカ「・・・大丈夫だよ、兄さん・・・。」




ライカ「・・・すぐに、その剣を・・・兄さんから引き離してあげるからね・・・。」




リゼ「・・・お姉ちゃん・・・!」




ライカ「?・・・リゼ?」




リゼ「・・・私も・・・私も、手伝う・・・!」




ライカ「!?・・・駄目だよ、リゼっ!?危ないよ!?」




リゼ「お姉ちゃん・・・私だって、戦えるよ・・・!」




リゼ「お姉ちゃんが命がけで戦うのを・・・黙って見てるなんて、できないよ・・・!」




ライカ「・・・リゼ・・・。」




くお「・・・やらせてやれよ、ライルの妹」




ライカ「なっ・・・!?無責任なこと言うなっ!!」




ライカ「もし、リゼが怪我なんかしたら・・・!!」




くお「・・・だったら、お前が怪我しないように守ってやればいいだろ。」




ライカ「・・・!」




ライカ「・・・うるさいわねっ!!そんなこと、アンタに言われなくても分かってるわよ!!」




くお「・・・さいで。」




ライカ「・・いいよ、リゼ。一緒に戦おう。」




リゼ「うん・・・ありがとう・・・!」




リゼ「でも・・大丈夫だよ、お姉ちゃん・・・。」




ライカ「え・・・?」




リゼ「お姉ちゃんが・・・私を守れるくらい強くなったように・・・。」




リゼ「・・・私だって・・・お姉ちゃんを守れるくらい強くなったんだから・・・!」




ライカ「・・・・・・・・・・。」




ライカ「・・・そっか・・・。」




ライカ「・・・分かった。頼りにしてるからね、リゼ。」




リゼ「・・・うんっ!!」




くお「・・・さて・・・んじゃ、戦闘開始といこうか?」




ライル「・・・ぐっ・・・!てめぇら・・・!」




ライル「調子に・・・乗りやがって・・・!俺に・・・この魔王カオスに・・・勝てると思ってやがるのか・・・!?」




くお「・・・魔王だか何だか知らねぇが・・・。」




くお「・・・今まで、散々好き勝手やってくれた礼はさせてもらうぜ、クソ悪魔が・・・!」




リゼ「・・・もう・・・アンタには騙されない・・・!」




リゼ「・・・私は・・・独りじゃない・・・!」




リゼ「私は・・・お姉ちゃんと・・・!」




リゼ「・・・くおを、信じる・・・!」




ライカ「・・・待っててね・・・兄さん・・・!」




ライカ「・・・今・・・助けてあげるから・・・!」




ライル「・・・ふざけやがって・・・!!ふざけやがってえぇぇぇぇっ!!」




ライル「殺してやるっ!!てめぇら全員殺して、喰らい尽くしてやらあぁぁぁぁぁっ!!」


















くお、リゼ、ライカ

 VS

魔王カオス







リョナラークエスト。
ついに魔王カオス戦。

今更ですけど、
セーブデータのロード画面で、
一番最新のセーブデータにカーソルが合わせれられてるのとか凄い便利ですね。




そういえば、3回前のくおVSリゼで、
普通にリゼを倒しちゃってますが、
あれ本当は負けイベントだった
みたいです(汗


普通に倒しちゃったw


わかってはいましたが、
くおのレベル上げすぎかもですね。
経験値がそのまま能力に繋がるのでレベル上げが楽しくて、
ついつい経験値を稼ぎ過ぎちゃうんですよねw

まあ、いいか。




尚、ここからはカオス戦な訳なのですが、
私がgdgdとカオス戦をプレイしている様子を文章にまとめただけなので、
凄く読みづらい上にストーリーはまったく進んでいません。

ストーリーだけが見たい……という方は読み飛ばして貰って大丈夫です。



それと、今回、まさかの文字数制限をオーバーで、
編集中のデータが後半すべて消えてしまい、
書き直し……。
というヒドすぎる事件が起こったため、
文字数削減のために
途中から、文字のフォントを変えられていません。
ご了承下さい。










VS カオス


先程も言いましたように、
くおが少し強力すぎて普通に戦っても、
恐らくは圧勝してしまうので、
少しだけ縛りを入れようと思います。
(あまりgdgdになってしまっても駄目なので、そこまできつい縛りは入れませんが)


それは、
くおの必殺技の禁止……ですね。



極力、リゼとライカの2人でカオスを倒そうと思います。








……ただ、その前に一つくおでやることが。


1ターン目。

くお :ラーニング
カオス:イミテート・カラミティ




相手は、『魔王の瞳』という強力な専用技を持っているのですが、

実は、この技が“ラーニング可能”なんですよね。





ですから、相手が魔王の瞳を使用してくるまでは、ひたすらラーニングを使います。






2ターン目。

くお :ラーニング
カオス:魔王の瞳



ラーニングの成功!
実はラーニング成功させるまで何度もやり直してますw

さて、ここからが勝負。







まず最初はリゼにチェンジ。

リゼの能力は表示してある通りの能力で固定です。


例え、どれだけリゼに経験値を振っていたとしても、
能力はこれで固定となります。


リゼを育てて無い!……という方もご安心を。


ちなみに、魔法欄は、
 セーブ・カラミティ
 ベノムストライク
 ソウルチャージ

と変わっています。






3ターン目。

リゼ :カラミティ
カオス:ライルの抵抗




セーブ・カラミティを使うべきか、
カラミティを使うべきか悩みましたが、

攻撃は最大の防御である!


……ということで、カラミティを使用。


SPを全消費してしまうのは痛いですが、
1350という大ダメージを与えられます。



対してカオスの攻撃は“ライルの抵抗”

これは、厳密に言えば攻撃……とは違いますね。

ライカたちを傷つけさせてはいけない!
と、ライルがカオスに抵抗している訳です。

なんという熱い展開。





続いて、ライカちゃんにキャラを変更。
ステータスは表示通りです。


最初の赤い魔女の森で出会ったときにも苦戦しましたが、
そのときよりもさらに強くなった、
かなり心強い味方です。


共闘。
これがリョナゲーなことを忘れてしまいますねw






4ターン目

ライカ:ツインカット
カオス:ソウルドレイン



ツインカットの効果は、
Rクエの説明を読んでみると、
 ダメージ1.5倍、相手のSP-50%

となっているのですが、
見ての通りカオスのSPは全然残ってますねw

説明と少し効果が違うっぽいです。






5ターン目

ライカ:通常攻撃
カオス:ライルの抵抗



LPに余裕があるので、ライカちゃんにもう1ターン粘って貰って、
リゼのSPの回復を試みます。
カオスのLPも4000近くあるので、カラミティは必要不可欠。

……という訳で、
極力くおの使用は避けたかったのですが、
リゼのSPを回復させるまでの時間稼ぎにくおにも協力して貰いましょう。






6ターン目

くお :通常攻撃
カオス:ブラストレイ







ここでまさかのくおが倒されます(汗





……まあ、予想はしてたんですけどねw




甘く見てました。
これはマズい展開……。








ここから先は、リゼとライカで攻撃しつつ

ひたすら殴り続けます。


都合よくライルの抵抗が来れば良いのですが…………。












なんてこった……w

6ターン目で、
くおの無駄使いをしてしまったのが問題でしたね。















という訳で再戦。
縛り内容は変えません。

くおの必殺技の使用の禁止です。

1ターン目。

くお :ラーニング
カオス:魔王の瞳

今回は1ターン目から魔王の瞳をラーニングすることに成功。
やり直さずともすんなり行けました。




2ターン目。

リゼ :カラミティ
カオス:魔王の瞳

安定の初手カラミティ。
正直、最初にラーニングを行うよりも、
先にカラミティを撃ってから、リゼのSPを回復させつつ、
ラーニング……の方が効率は良いのですが、
極力リゼとライカの2人でカオスを倒すという、縛りの1つでもあります。




3ターン目。

ライカ:ツインカット
カオス:ライルの抵抗

続いてライカのツインカット!
ここまでは先ほどの作戦と同じですね。
カオスはライルの抵抗により動けない状況。



4ターン目。

ライカ:ツインカット
カオス:ソウルドレイン

前ターンで、カオスの攻撃が失敗しているので、
ライカのLPにはまだまだ余裕があります。
ということで、続けてツインカット。
しかし、運悪くカオスに回避されてしまいます。
ソウルドレインによりライカのSPも吸収され、
ピンチの状況に。





5ターン目

くお :通常攻撃
カオス:魔王の瞳

ここでくおのLPも回復してきました。
くおは縛り上、通常攻撃しかしないので、
SPを気にする必要はありません。
LPが380もあれば、カオスの攻撃に一度で倒される心配はないので、
これを目安にすると良いかも知れません。




6ターン目

リゼ :通常攻撃
カオス:ライルの抵抗

ターン調整のためにリゼで通常攻撃。
実は“ソウルチャージ”を上手く活用すれば、
もっと簡単にカオスを倒すことが出来るのですが、
正直ソウルチャージの存在を忘れていました(汗

カオスはリゼの攻撃を回避。
ただ、回避されたからと言って落ち込む必要は無く、
むしろ、通常攻撃を回避されると、こちらが消費するSPは0になるので、
リゼのカラミティ(残りSPにより威力変化)の威力を考えると、
通常攻撃が当たるよりも、結局は当たらない方が良い、ということになります。
結果オーライですね。

カオスはライルの抵抗により動けません。



7ターン目

リゼ :通常攻撃
カオス:ソウルドレイン

ギリギリセーフ。
SPを吸収されたのは痛いですが、
何にしても死ななくてよかったw
前ターンでの攻撃外れの意味は無くなりましたねw
まあ、2ターン分稼げたのでよしとしましょう。



8ターン目

ライカ:ツインカット
カオス:ソウルドレイン


ツインカットの消費SPは3ですが、3ターンもすれば、
LPの回復もほとんど終わっているので、
ライカはSPの溜まり次第、
ツインカットでガンガン攻めさせます。

という訳で、
相手のソウルドレインはSPを吸収する技ですが、
ライカはSPギリギリのラインを保っているので、
SPの吸収される心配はありません。
……が、ソウルドレインは普通に攻撃技としても優秀。
かなりやっかいな攻撃です。


ここで、ライカの攻撃により、
カオスのLPも半分を切りました。




9ターン目
くお :通常攻撃
カオス:ライルの抵抗


10ターン目
くお :通常攻撃
カオス:ライルの抵抗


特に変化のないターンだったので、まとめて紹介。
くおは縛り通り、通常攻撃で攻めます。

カオスは2回連続でライルの抵抗。
ライルはライルで必死に抵抗してくれているようです。

自分の身体を勝手に使われ、
愛するドーラ姉さんを傷付けられ。
今は戦友、そして妹までもを傷付けようとしているカオスを見過ごすことは出来ません。



11ターン目

くお :通常攻撃
カオス:イミテート・カラミティ


ライルの抵抗はありますが、
カオスの精神力も相当です。

イミテート・カラミティをブチ込んできました。

くおも相当強いハズなのですが、
カオスの強力な攻撃には、2ターン耐えれるか耐えれないか……というレベル。
前回のようにブラストレイで倒されてもいけないので、
ここは無茶せず、SPの回復してきたライカに変わることにします。



12ターン目

ライカ:ツインカット
カオス:ライルの抵抗


ライカのツインカット!
私はちょくちょく攻撃エフェクトを取り損ねますが、
珍しく失敗しなかった1枚。
ただ、LPなどの状況も伝えようと思うと、
なかなかどの場面を撮るか選ぶのが難しいんですよね。
とりあえず全部撮れよ……と思われるかも知れませんが、
PCのスペック的に撮るまでにラグが発生して何枚も撮ることは厳しいのです。

カオスはライルの抵抗。
ライカを目の前にしてのライルの抵抗。
ライカにも何か感じるものがあるのではないでしょうか。
兄さん…………。




13ターン目
くお :通常攻撃
カオス:フルソウルチャージ

ここでカオスはSP回復です。
……というか、カオスのSPが一気に減ったように見えますが、
これは何ででしょうね(汗
恐らくはツインカットの効果なのだと思いますが、謎…………。
説明書によると、ツインカットはSP-50%という効果を持っているらしのですが、
もしかすると、今まで消費したSPの50%分がマイナスされているのかも知れません。
バグか何かか、製作者さんのミスか、私が効果を見落としているのか。


まあ、ともかくSPが全回復されてしまいましたが、
どうせカオスのSPをすべて削りきることは最初から無理なので、
SP回復等のために、1ターン分消費してくれるのはありがたいことです。
SPが半分を切れば、カオスはフルソウルチャージを使ってくる。
これをチャンスに、LPを気にせず強い攻撃を叩き込むのもありかも知れません。




14ターン目
くお :通常
カオス:ライルの抵抗


画像ではライルが輝いているように見えますねw
動作中のゲーム画像のキャプチャというのは、面白い画像が撮れることが多いです。

今回の戦闘では、ライルが抵抗してくれることが多いように感じますね。
非常にありがたいです。




リゼにチェンジ。
ここで少し計算を。


ここで使う技の候補は4つ。


カラミティ
 (現在SP-1)×回復×0.5のダメージ、命中+50、SP全消費

セーブ・カラミティ
 回復の2倍ダメージ、命中+30

ベノムストライク
 最大SP×2+回復のダメージ、相手の回復-5(戦闘中永続

ソウルチャージ
 回復の20%の値分、SP回復


ここでそれぞれ威力を計算してみると、

カラミティ    :210
セーブカラミティ :140
ベノムストライク :140
ソウルチャージ→カラミティ:1050

こんな感じ。
SPは7なのでセーブカラミティとカラミティ共にSP全消費となります。
セーブカラミティ涙目ですねw
完全なカラミティの下位互換です。
まあ、雑魚キャラ戦闘用なんでしょうねw

もっと言えば、
ベノムストライクの方がSP消費が無く、相手の回復が下がる分(ry



ただ、ここで注目すべきなのは、
ソウルチャージ→カラミティの威力。

LPにもまだまだ余裕がありますし、
これを使えばカオスを一気に倒すことが出来る計算です。




15ターン目
リゼ :ソウルチャージ
カオス:ライルの抵抗

結局選択したのはソウルチャージ。
対するカオスはライルの抵抗により身動きの取れません。


これでいつでもカオスに止めを刺す準備は整いました。





16ターン目

ライカ:ツインカット
カオス:ソウルドレイン

カラミティを撃つ前に。
ライカのSP、LPが回復してるのでこちらにチェンジ。
万が一、カラミティが外れた場合のための保険ですね。
カラミティは必中だったかも知れませんが、
曖昧な記憶なので、一応。




17ターン目

くお :通常攻撃
カオス:イミテート・カラミティ


18ターン目

くお :通常攻撃
カオス:ライルの抵抗


19ターン目

くお :通常攻撃
カオス:ライルの抵抗


3回中1回攻撃が外れました。
カオスの回避率は高いので、注意が必要です。
計算通りに行かないこともしばしば。

……そして、いつでもリゼのカラミティで止めをさせる状態にも関わらず
くおで時間を稼いでいる理由は――



20ターン目!!


トドメはライカちゃんに!!



ここでカオス。

まさかの回避!汗


カオスの回避率は高いので、注意が必要です。
……そう言ったばかりなのに(汗
フラグ回収ですねw



しかしカオスもライルの抵抗により動けず。


漫画にしたらすごく熱い展開かもですけど、
ゲームをプレイしている身としてはがっくりw




21ターン目

リゼ :通常攻撃
カオス:イミテート・カラミティ

ここまで来たら、何としてでもライカに止めを刺して貰う。
くおの攻撃ではカオスにトドメを刺してしまいかねないので、
攻撃力の低いリゼに攻撃をしてもらいます。
リゼにカオスのLPを限界まで削って貰うことで、
次のターンでライカの通常攻撃で倒そうという、
無理やりな調整方法ですが、
ここでまさかのリゼも攻撃を外してしまいますw



22ターン目

くお:ラーニング
カオス:イミテート・カラミティ


リゼを殺す訳にもいかないので、
くおにチェンジ。

ラーニングで時間を稼ぎます。
せっかく悪魔の瞳をラーニングしているので、
ソウルドレインなど、他の技でラーニングが上書きされないことを祈るばかり……。
結果、イミテート・カラミティはラーニング不可の技なので助かりました。







23ターン目
そしてついに……。


今度こそ本当に。









……戦闘に、勝利!



















ブログでリョナラークエストプレイ日記を描いているうちに、
1月になりました。
去年を一言で表すと“リョナ”ですね!

ネットの世界にリョナ文化が栄えていると知ったのは去年の2月。
ベーカリィーさんの『丸呑み』が気になり、
調べていると『ハナカンムリ』等、様々なリョナゲーに触れて行ったという形。


こんな素敵な文化があるなら早く知りたかったよ!

閑話休題。








ライカ「はああぁぁっ!!」

ライル「っ!!?」

ヴェルカナ「!?・・・や・・・やった・・・!?」

リゼ「剣を・・・弾き飛ばしたっ・・・!」

ライル「・・・・・・・・・・。」

ライカ「!?・・・兄さんっ!?」

ライル「・・・う・・・うぅ・・・。」

ライカ「・・・良かった・・・気を失ってるだけだ・・・・!」

くお「・・・終わった・・・か・・・。」

一気に気の抜ける一同。

くお「・・・だあぁぁぁぁ・・・きつかったぁぁぁぁ・・・!」



ヴェルカナはライルの抵抗があったとは言え、

魔王カオスを倒したということに驚いている様子。






リゼ「お姉ちゃん!」

ライカ「・・・リゼ・・・。」

リゼ「・・・お姉ちゃん・・・。」

ライカ「ありがとう・・・貴女のおかげで兄さんを助けることができたよ・・・。」

リゼ「・・・えへへ・・・お礼なんていいよ、お姉ちゃん・・・。」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・お姉ちゃん・・・。」

ライカ「?・・・何、リゼ?」

リゼ「・・・また、会えて、嬉しい・・・。」

リゼ「・・・また・・・こうして普通に話せて、嬉しいよ、お姉ちゃん・・・!」

ライカ「・・・・・・・・・・。」

ライカ「・・・私もだよ、リゼ・・・。」

ライカ「正直ね・・・私、リゼのことは死んだと思ってたんだ・・・。」

ライカ「・・・それが・・・こうして、また一緒に会えたんだから・・・。」

ライカ「・・・私も・・・すごく、嬉しい・・・!」

リゼ「うん・・・。」

リゼ「・・・うん・・・!」





リゼとライカの様子を寂しく見つめる、
リゼの母親、ヴェルカナ。

くお「・・・で、気になってたんだが・・・お前、誰よ?」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

くお「なんか、リゼたちのほうを寂しそうに見てたけどよ・・・・。」

ヴェルカナ「・・・それは・・・。」

ライカ「ヴェルカナさんっ!お待たせっ!」

ヴェルカナ「え・・・?」

ライカ「ほら、リゼっ!あの人のところに行っておいでよっ!」

リゼ「え・・・?え・・・?」

ヴェルカナ「!?・・・ラ・・・ライカちゃん・・・!」

ライカ「どうしたの、ヴェルカナさん?ほら、早くリゼと話をしてあげてよ?」

ライカ「リゼに言ってあげなきゃいけないことや、言いたかったことがたくさんあるんでしょ?」

ヴェルカナ「・・・わ・・・私は・・・!」

リゼ「・・・?」

ヴェルカナ「・・・あ・・・?」

ヴェルカナ「その・・・ペンダントは・・・?」

リゼ「え・・・?これ・・・?」

リゼ「・・・これは・・・ずっと昔から、私が持っていて・・・。」

リゼ「・・・よく覚えてないけど・・・すごく、大切なもので・・・。」

くお「ああ・・・そういやそんなもの持ってたな、お前・・・。」

くお(ふーん・・・そんな大事なものだったのか・・・。)

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・まだ・・・持っててくれたんだ・・・・。」

リゼ「・・・え・・・?」

リゼ「あ・・・?」

ヴェルカナ「・・・ネフェリーゼ・・・。」

リゼ「・・・あ・・・あの・・・?」

ヴェルカナ「・・・ごめん・・・ね・・・。」

ヴェルカナ「ネフェリーゼ・・・ごめんね・・・。」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・お母・・・さん・・・?」

ヴェルカナ「・・・っ!?」

ヴェルカナ「・・・ネフェ・・・リーゼ・・・?」

リゼ「・・・この・・・抱きしめられた感触・・・。」

リゼ「・・・覚えている・・・気がする・・・。」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・お母さん・・・なの・・・?」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ「・・・そう・・・だよ・・・。」

ヴェルカナ「・・・私が・・・貴女のお母さんだよ・・・・。」

リゼ「・・・お母・・・さん・・・。」

ヴェルカナ「・・・ごめんね・・・今まで・・・寂しい思いをさせて・・・。」

ヴェルカナ「・・・貴女に・・・何も、してあげられなくて・・・!」

ヴェルカナ「ごめんね・・・ネフェリーゼ・・・!」

ヴェルカナ「・・・ごめんね・・・!」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・そっか・・・。」

リゼ「・・・私・・・捨てられたわけじゃ・・・なかったんだ・・・。」

リゼ「・・・私・・・は・・・。」

リゼ「・・・っ・・・。」

リゼ「・・・こんな・・・に・・・!」

リゼ「・・・愛、されて・・・たんだ・・・!」

ヴェルカナ「ネフェリーゼ・・・!ネフェリーゼぇ・・・・!」

リゼ「・・・お母さんっ・・・!お母さぁんっ・・・!」




くお「あ・・・あれが、リゼの母親・・・!?」

くお「マジかよ・・・!?リゼと5つ6つくらいしか違わないだろ、あれ・・・!?」

ライカ「ま、私も最初は驚いたけどね・・・。」

ライカ「でも、二人とも魔女なんだし・・・別におかしいことでもないでしょ?」

くお「・・・はぁ・・・もう、何でもありだな・・・。」

くお「・・・てか、お前がリゼの『お姉ちゃん』だったってのにも、俺はかなり驚いたんだが・・・。」

ライカ「・・・私だって、アンタがリゼの知り合いだとは思わなかったわよ。」

ライカ「まったく・・・なんで、こんな変態と・・・。」

ライカ「・・・変態・・・と・・・。」

ライカ「・・・・・・・・・・。」

ライカ「・・・アンタ・・・リゼに変なことしてないでしょうね・・・?」



リョナいことしました!
何度も!



……くおはライカにボコボコにされるのでしたw


途中ヴェルカナの加勢も加わって大変なことに……。








ギルガノ、イレムト、カオスの3人を倒したと言っても、
まだケイオスが残っている。

ヴェルカナ「・・・それに・・・あの剣を処分する方法を考えないと・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

ヴェルカナ(処分・・・か・・・。)



剣の処分は簡単にはいきません。
手に取った時点で乗っ取られてしまい、
かといって、壊すのも難しい。




くお「・・・っと、そうだ・・・!リゼのほうは何とかなったんだから、今度は支部長を助けないと・・・!」

?(・・・くおっ!!聞こえるかっ!!?)

くお(・・・ん?その声・・・あのときのアイツか?)

?(いいか、よく聞けっ!!今すぐリゼたちを連れてそこから逃げろっ!!)


謎の声の主は、支部長は保護したから早くそこから逃げろと命令します。






その一瞬。


くお「・・・が・・・はっ・・・!」

リゼ「あ・・・う・・・」

ライカ「・・・げふっ・・・!あ・・・ぐ・・・!」

ヴェルカナ「・・・ぐ・・・ぅぅ・・・!」

くお「一体・・・何が・・・?」





現れるケイオス。

くお達はケイオスに吹っ飛ばされていたのでした。


つまり、グレートヌコスは敗北……。




ケイオス「・・・カオス・・・どこですか・・・!?」

ケイオス「こんな雑魚どもをのさばらせて・・・一体、何をやっているのですか・・・!?」



ケイオスは先ほど倒した“ナナルマー”を、

カオスに喰わせます。



くおたちはそれを必死に阻止しようとしますが、
ケイオスに吹っ飛ばされたことで、マトモに動ける人間はいませんでした。

以前くおに使った『感応の力』で怪我を治そうにも、
実は謎の声の主は前回のカオス戦でも、
ライルの意識を覚醒させる……という協力をしていたらしく、
ほとんど力を使い果たした状態なのでした。


そして謎の声も途切れ――。






くお「・・・リゼ・・・!?」

くお「・・・馬鹿、立つな・・・!?殺されるぞ・・・!?」

ケイオス「・・・やはり・・・貴女は私たち悪魔の敵となる運命だったようですね・・・。」

リゼ「・・・助・・・ける・・・助け、るんだ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・無理はしないほうがいいんじゃないですか、ネフェリーゼ?」

ケイオス「貴女は半端な魔女ゆえに、不死ではない。」

ケイオス「・・・貴女は限度を超えて身体が傷つけば、他の魔女と違い、死んでしまうのですよ?」

くお「・・・っ!!」

くお「・・・やめろっ!!逃げろ、リゼっ!!」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・ごめん・・・みんな・・・。」

リゼ「・・・私・・・みんなを置いて、一人で逃げるなんて・・・できないよ・・・!」

くお「・・・馬鹿・・・野郎・・・!」

ケイオス「くふふ・・・いいでしょう・・・!」

ケイオス「来なさい・・・惨禍の魔女ネフェリーゼ・・・・!」

ケイオス「・・・裏切り者には、地獄の苦しみを与えてやりましょうっ!!」

リゼ「・・・うる・・・さいっ・・・!」

リゼ「・・・地獄の、苦しみ・・・なんて・・・!」

リゼ「・・・いつでも・・・味わってきたよ・・・!」

ケイオス「くふふ・・・では、貴女が味わってきた以上の苦しみを与えてやるまでです・・・!」

リゼ「・・・はっ・・・!」

リゼ「・・・死ねよ、お前っ・・・!!」

リゼ「・・・はあああぁぁぁぁっ!!」

ケイオス「遅いっ!!」




リゼ「あああああぁぁぁぁぁぁっ!!?」





くお「!?・・・リゼっ!!?おいっ、しっかりしろっ!!?起きろ、リゼぇぇぇぇっ!!」

リゼ「・・・・・・・・・・。」

リゼ「・・・っ・・・はっ・・・。」

リゼ「・・・うぅ・・・が、はっ・・・。」

リゼ「・・・ひゅー・・・ぜはっ・・・はぁっ・・・。」

くお「!・・・大丈夫だ・・・!まだ、生きてる・・・!」

ケイオス「はっ・・・馬鹿ですか、貴方たちは?」

ケイオス「あんなもの、わざと殺さなかったに決まっているでしょう?」

ケイオス「・・・後でたっぷりと嬲り殺してやるのですよ・・・簡単に殺しては、つまらないでしょう?」

ケイオス「さて・・・茶番は終りです・・・。」





紫炎の魔女“ナナルマー”を喰らうカオス。


























カオス「・・・くく・・・くくく・・・!」





カオス「・・・クァーーーハッハッハッハァァッ!!」




カオス「復活したっ・・・!!とうとうっ・・・!!」





カオス「とうとう、この魔王カオスが復活したぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!」






ケイオス「くふふ・・・くひひひっ・・・!!」




ケイオス「クハハハハハハッ!!勝ったっ!!勝ちましたよ、我々悪魔がっ!!」







カオス「・・・くくくっ・・・!よくやってくれたぜ、ケイオス・・・!」


カオス「お前にリーランメイとフィーリンを喰らわせておいて、本当に良かった・・・!」


カオス「想定外のことばかりだったが・・・最後にはお前のおかげで何とか復活できたぜ・・・!」


ケイオス「くふふ・・・いえいえ、当然ですよ・・・。」


ケイオス「・・・魔王カオス・・・私は貴方の手となり足となることを、改めて誓いましょう・・・。」


カオス「・・・くくく・・・やはり、俺の右腕はお前が相応しいようだな・・・。」


ケイオス「お褒めに預かり、恐悦至極です・・・。」









――こうして、魔女対悪魔の戦争は、

ドーラドーラ

ルインザナン

ナナルマー

リーランメイ

フィーリン

……という5人の魔女を失い、
さらにはカオスの復活を許してしまったことで決着は付きます。


魔女の敗北。
どう足掻いても決してカオスは倒せない。



しかし、状況は未だ最悪。



くお、リゼ、ライカ、ヴェルカナ、ライル。

ボロボロな4人の前には、
魔王カオスとケイオス、2人の悪魔。








カオス「・・・挨拶が遅れたが・・・久しぶりだなぁ、ヴェルカナ?」

カオス「よりにもよって、お前と一番古い付き合いであるナナルマーの力が俺を復活させたんだ。」

カオス「・・・随分と堪えたんじゃないか、オイ?」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・」

カオス「これで、俺達悪魔の勝ちは決まりだ。お前ら魔女はこの世界とともに滅ぼされるしかないなぁ?」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」

カオス「・・・だがなぁ、ヴェルカナ・・・。」

カオス「俺は・・・お前だけは、殺すつもりはないんだぜ?」

ヴェルカナ「・・・え・・・?」

カオス「お前は・・・殺さない・・・。」

カオス「魔界に連れて帰って・・・俺が永遠に嬲り続けてやる・・・。」

カオス「あのときの決断を・・・永遠に後悔させてやるからな・・・。」

ヴェルカナ「・・・カオ・・・ス・・・。」

ヴェルカナ「・・・・・・・・・・。」


カオス「くくく・・・何だよ?随分と元気が無さそうだな、オイ?」




カオス「もっと元気な顔を見せてくれよ?あのときのような笑顔を・・・。




カオス「・・・昔、お前が人間を殺しまくってたときのような、最高に美しい笑顔をよぉ?






ヴェルカナ「・・・っ!!」




そして、
新たな事実が明らかになり…………?







次の回へ