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リョナラークエスト日記――9回目
2012/09/06
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
更新遅くなって申し訳ありません。
ここからは衝撃の展開が続くので、
はりきって更新していきます。
ライルの皮を被ったカオス。
ベーネルナルを喰らうところをカレンとくおに見られた
ことを、
ケイオスに伝えます。
「な、何を考えているのですか、貴様は!?
ヴェルカナたちを取り逃がしたせいで、
我々のことは魔女たちに知られているのですよ!?」
そんな状況であるにも関わらず、
魔女を喰らっているカオスを目撃した、カレンとくおを見逃した。
そんなことにケイオスは怒っているようです。
間もなく魔女と悪魔の戦争が始まってしまうとのこと。
「これからすぐに魔女狩りの開始といこうや。」
そして、一人部屋に閉じ込められた
リゼ
。
くおの言葉を思い出します。
「ちっ・・・またダンマリかよ?
俺がお前のためにどんだけ苦労したと思ってんだ?」
「何だよ、早く言えよ?さっきからうっとうしいぞ、
クソ忌み子。」
「お前が馬鹿なことやらかしたせいで、
どんだけ迷惑してると思ってんだ?
ふざけてんじゃねぇぞ、オイ?」
「・・・ああ、嫌いだね。
お前ってやたら暗いし、生意気だし、うっとうしいしなぁ。」
「大体、忌み子だって時点で嫌われてるって自覚しろよ、お前。」
「そうだな。今すぐにでも視界から消えて欲しいな。」
「・・・考えるの、めんどくさいし・・・。」
リゼは疲れたので、
外へ行こうと考えます。
ここで、カオスにこの部屋から出るなと言われていたのを思い出します。
……が、リゼはそんなこと知らない、と部屋から飛び出します。
見張りの悪魔もカラミティでぶっ飛ばし……。
うるさい。
死ねよ、お前。
溜まりに溜まった怒りが爆発したリゼ。
何度も何度も、
悪魔にカラミティを撃ち続けます。
「・・・・アハ」
「・・・何・・・?何コレ・・・?」
「・・・フフ・・・すごく・・・。」
「・・・すごく・・・気持ちいいや・・・。」
「わかったよ、くお」
「貴方たちがいつも感じてたもの」
いいことを思いついた。
と、リゼ。
「・・・アイツを殺したら・・・きっと・・・
今とは比べ物にならないほど気持ちいい気がする・・・。」
「・・・今度は私の番だよ、くお」
「私はくおに会いたいの」
「・・・会って、殺すんだから・・・。」
リゼの精神は、だんだんと、だんだんと……。
「ネフェリーゼは?」
ルインザナンと初登場の謎の魔女。
ナナルマー
と言う名前です。
ベーネルナルが死んでしまったこと、
“ネフェリーゼ”という魔女が連れ去られたこと、
ドーラドーラの友人ライルがカオスに乗っ取られたこと。に関する話をしている様です。
そしてそれらは、
ルインザナンに責任があると、ナナルマーは怒鳴ります。
その様子を見て怯えるライノーニさんw
可愛いwww
こちらも初登場、
ミタリカーネ
がライノーニさんを落ち着かせます。
やれやれとため息をつくのは、ヴェルカナ。
「・・・これからは辛い思いはさせないって思ってたのに・・・。」
「・・・神様、お願い・・・私はどうなってもいいから、あの子だけは・・・!」
魔女は全体的に呑気ですねw
ただ、その呑気さがヴェルカナを元気にもさせているのでした。
閑話休題。
悪魔と魔女の全面戦争の準備。
ベーネルナルの欠けた今、
悪魔と直接対峙して勝つのは難しいだろうと言います。
だから、
他の魔女たちと合流するまでの間
、
悪魔たちの動向を探り、
何とか優位に持っていこうという作戦を提案します。
「でも……。」
ドーラドーラは納得いかなそう。
カオスに乗っ取られたライルや“ネフェリーゼ”を心配してのことです。
確かにその通りですが、
「でも、ここで無理をしたら、また仲間を失うかもしれないから・・・。」
ヴェルカナは寂しそうに呟きます。
ヴェルカナは、とりあえず
今の魔女側の戦力
を尋ねます。
暇なときに戦力を書き記していたらしいミタリカーネによると――。
ヴェルちゃん …論外
ライちゃん …論外その2
ルインちゃん …強い子
ナナちゃん …馬鹿強い
ドーラちゃん …残念
ネルちゃん …壁強い
ミタリー(ボク)…微妙
微妙な戦力表に困り顔のヴェルカナ。
ナナルマーが書き直します。
ヴェルカナ、ライノーニ…戦力外(待機組確定)
ルインザナン…16
ナナルマー …20
ドーラドーラ…10
ミタリカーネ…14
(ベーネルナル…17)
この戦力表を見て、ヴェルカナが待機組と探索組にメンバーを割り振ります。
待機組
……ヴェルカナ、ライノーニ、ナナルマー。
探索組
……ドーラドーラ、ミタリカーネ、ルインザン。
「え゛・・・!?」
ドーラドーラから声が漏れます。
ヴェルカナがこのような振り分けになった理由を説明。
ナナルマーなら一人でも、待機組2人を守れるし、
探索組は出来るだけ人数が多い方が探しやすいでしょ?
――とのこと。
自分の失態は自分で挽回する。
ルインザナンは、ドーラドーラとミタリカーネを引き連れ、
悪魔の動向を探りに向かいます。
ほら、私たちも行くぞ、とヴェルカナ。
ライノーニは何やら少し不安そうですが……?
ここでライカちゃんの登場。
魔女たちのいる場所のすぐ傍を通りかかります。
ライルとドーラドーラの心配をしている模様。
リョナラー連合 南支部
最近起きている、よくわからない状況の連続に、
ジャックとボーマは何が起きているのかと推理中。
ルインザナンが魔女であることをやっと理解した様です。
というか、今まで知らなかったのねw
そしてルインザナン達は悪魔に憑りつかれたライルと、
「魔女と悪魔のハーフであるリゼ」を探しているのだろうという推理。
物語の構造が大体見えてきたのでは無いでしょうか?
ルインザナンを手伝いに行こうとカレン。
ジャックとボーマーは一度は断るものの、
カレンは二人と仲良くするために、
切り刻まなきゃ、ぐちゃぐちゃにしなきゃという
カレンの発言に怯え、強力すると発言を訂正します。
この女…いつか嬲り殺す。
ジャックとボーマーはそう心から思いますが、
何をしても喜びそうなカレンの性癖の特殊さに、
もう諦めようぜ……と、落胆を見せます。
リョナラー連合 東支部
リゼがいなくなってから、
ずっと働きっぱなしのくおを気にするオーガとモヒカン。
……と、そのとき、
ロッドが探索魔法でリゼを見つけます。
その場所とは、
風吹きの岩場
の遺跡のすぐそば。
いきなり反応が現れた……ということですが、
これはリゼのいた遺跡には索敵魔法を弾く結界が張ってあり、
リゼがそこから外へ逃げ出したからですね。
ともかく、リゼの居場所を知ることが出来た。
くお、モヒカン、ベドロゥはすぐに出発しようと意気込みます。
「おい、待て!!」
と、それを止めるのはオーガ。
まだ悪魔のことも気になるし、状況がわからない。
もう少し様子を見るべきだ……。
……そう言うものの、やはり今すぐ出発しよう。
決して好ましい選択では無いとは言え、
色々な現状と心情を踏まえた上で考えを改め、準備に取り掛かります。
そこで、リゼの詳しい位置は?と聞くハーヴェル。
しかし結界が張ってあるせいで、
ロッドも詳しい位置を知ることが出来ません。
何班かに別れてリゼを探すのがいいだろうと、ロッド。
その班の分け方ですが、
「くお。お前は適当な者を連れて先に行け。
どうせ、じっとしてはおれんのだろう?」
と言うこと。
要するに
ストーリーを進めるメンバーは
こちらで勝手に決められる
ようです。
オーガ、モヒカン、ベドロゥ、ハーヴェル、メーア
の中から3人です。
「・・・ありがとよ、支部長」
ではでは、
リゼを東支部に連れ戻すべく、
風吹の岩場へと向かいます!
風吹の岩場
【敵の強さ:★★★★★★☆☆☆】
常に荒れ狂う風が吹いており、まともに歩くことも困難な岩場。
凶悪なモンスターも数多く生息しており、この岩場で道に迷うことは死を意味する。
さて、入口。
+メンバー紹介です。
風吹の岩場は、
くお
モヒカン
ハーヴェル
メーア
の4人で攻略して行きたいと思います。
前回のレベル上げで、
中心的に能力を上げた4人を選抜してみました。
今まで壁役しか出来なかったモヒカン、ハーヴェル、メーアの3人が、
実践で活躍できるかどうか。楽しみです。
そして今回のダンジョンは、
恐らくリョナラークエストにおいて
最もギミックの難易度が高いダンジョン
なのではないかと思われます。
心してかかります。
その高難易度なギミックですが、
画面が青くなっているのが分かると思います。
これは風に押し戻されているという演出です。
つまり分かりやすく説明すると、
見えない一方通行パネルが大量に埋め込まれているダンジョン
です。
見えない壁がある迷路。
少しずつ色々な道を地道に試していきます。
なるべくアイテム回収もしつつ、
ルートを覚えながらダンジョンを探索。
なかなか広いダンジョンなので探索が楽しいです。
それではいつものように、
敵キャラ紹介をしつつ、ダンジョンを進めていきましょう。
○トロール
LP300 SP10
攻撃160 回復45 命中100 回避2
必殺 強撃(ダメージ+20、命中-20)
LPは少々高めですが、能力的には天魔の搭のモンスターと大差ありません。
必殺技が弱い分、むしろ
天魔の搭のモンスターよりも弱い
です。
天魔の搭との違いと言えば、
ライルとカレンというデフォで能力の高い仲間キャラがいるかどうかということ。
ですから、東支部のメンバーのレベルを万遍なくあげていれば、
そう苦戦することはないハズです。
○ローパー
LP210 SP10
攻撃36 回復44 命中155 回避17
必殺 締め上げ(ダメージ1.5倍、相手の命中-5、相手の回避-5)
締め付けというリョナらしい必殺技を使ってくる相手。
こういう造形のキャラも嫌いじゃないです。
それにしてもメーアの回避性能の高さは安心出来ますねw
ゲームバランスブレイカーになってくれました。
敵の攻撃がまったく当たりません。
○アーリマン
LP190 SP14
攻撃74 回復32 命中136 回避46
必殺 悪魔の瞳(通常ダメージ、相手のSP-5)
16の災難(相手の全てのステータス-5%)
必殺技が少しやっかい……かな?
とは言え、SPをきちんと上げていれば、
SPを削られる前に倒すことが出来るので、
そこまで苦戦することはないハズ。
基本的にこのダンジョンで敵に倒される。
というようなことはなさそうです。
あるとすれば、
モンスターとの連戦により疲労度が溜まってしまうことでしょうか。
疲労度が溜まった状態だとLPとSPが半減した状態から戦闘が始まるので注意が必要。
……とはいえ、戦闘からは必ず逃げられますし、
今まで拾った疲労度を回復する「ファイト〇発」というアイテムも余っているハズなので、
別に心配することもなかったり。
――迷うこと数分間。
左方向へ押し戻されている画像なのですが、
右上の方に
“!”
マークがあるのが見えるでしょうか。
あそこに行けばストーリーが進むと思うのですが、
見えない壁に阻まれて、上手く進むことが出来ません。
……という訳で、
もう少し別のルートを試してみることにします。
それにしてもこのダンジョンは長い。
まあ、敵との戦闘は確実に逃げられるので面倒ではないんですけどね。
ようやく“!”マークの手前に到着。
度重なる戦闘で疲労も溜まってきています。
不安を感じつつもイベントへ。
「くそ・・・どこにいやがるんだよ、リゼのやつは・・・・?」
リゼを必死に探すくお。
最初と比べて主人公のキャラが立ち始めています。
日記1回目で自分の性格を主人公に投影していたハズなんですけどねw
こんなイケメン私じゃないですw
「うおっ!?何だっ!?」
――画面が黄色く光ります。
現れたのは
ルインザナン
。
くお「ルインザナン!?お前こそ、何を・・・・!」
ルイン「質問してんのはアタシだ。答えな。」
くお「・・・嫌だね。いきなり魔法で攻撃されて、答えるヤツなんていると思うか?」
ルイン「・・・ふん。まあ、予想はつくけどね。」
くお「・・・・・・・・・」
ルイン「どうせ、リゼのヤツを探しに来た、ってとこだろ?」
くお「・・・だったら、何だってんだ?」
ルイン「帰れ。」
くお「・・・は?」
ルイン「リゼは、私らが保護する。魔女の血を引いているリゼは私たちの仲間だ。」
その言葉を否定するくお。
「何言ってやがる!?リゼは魔女なんかの仲間じゃねぇ!
俺たち東支部の仲間だ!」
「一度裏切って置いてよく言うよ。」
ルインザナンの言葉が心に響きます。
そんなことはわかってる。
でも…………!
上手い反論の言葉が見つかりません。
そこへ……。
カレン、ジャック、ボーマーの3人がやって来ます。
ルインザナンがリゼとライルを探すのを手伝いに来たという3人。
じゃあ、頼みがある。とルインザナン。
「東支部の連中を叩きのめして追い返してくれないか?」
ルインザナンはくおの相手を3人に任せ、先へと進みます。
どうすればいい……?戸惑うくお。
「リゼを助けるなら、私たちくらい倒せなきゃ駄目だよね。」
カレンはそんなことをくおに向かって言います。
「本当にリゼを助けたいなら、ルインちゃんを倒してでも先へ進むべきだよね。」
「そうだな。」
と、くお。
ルインザナンの言うことなんか知るか!
文句があるってんなら、叩きのめしてリョナりつくして
何も言えなくさせてやらぁ!!
そんなくおの出した結論に3人は望むところだ!と返します。
「えへへ、面白くなってきたね♪
……じゃあ、
切り刻みあおっか♪」
VSカレン、ジャック、ボーマー。
ジャックとボーマーには以前負けているのでリベンジ戦ともなります。
そこに今回は天魔の塔を共に攻略したカレンという強敵が加わり……。
3人の中で一番強いカレンを速攻で倒すべく、
強力な技を惜しみなくぶつけていきます。
……が、
その作戦が裏目に出て、
乱切りをカレンにラーニングされてしまいました。
ラーニングとは相手の技を自分も使えるようにする技。
能力の高いカレンに乱切りを使われると相当厄介。
乱切りを使われる前に速攻で倒します。
敵はミラクルベルを1度使用。
ミラクルベルは本当にやっかい……。
自分が使う分にはかなり頼もしいアイテムなんですけどね。
カレンに止めを刺すことが出来ないまま、
ジャックに交代されてしまいました。
ジャックは序盤のボスといえ、
Jリッパーは未だなかなかの威力。
油断は大敵です。
ジャックを倒し、次はボーマー。
……と思いきや、
すぐにカレンに交代され、乱切りを使われてしまいました。
ボーマーは壁役なんでしょうかねw
こちらで言うモヒカンポジションw
出来ればくお一人で倒したかったのですが、ここは仕方がない。
モヒカン
にバトンタッチ。
イリュージョンでガンガン攻めます。
何と不快な画像w
そして倒すのに成功!!!
まあ、正直そこまで強い相手でもありませんでしたw
と。
セーブ画面になりましたので、
ここから展開が大きく動く……気がします。
ジャック、ボーマー、カレンを倒したくお。
「アハ、負けちゃった♪」
「でも、お礼なら痛いことで・・・・。」
カレンは相変わらずw
「あ、悪い。今時間ないんで、そういうのはまた今度で。」
適当にあしらい、先へ進みます。
視点が変わります。
ドーラ「たしかに、あの人たちはネフェリーゼちゃんを裏切ろうとしたのかもしれないけどさ・・・・。」
ドーラ「それでも、そのことを後悔してここまで来てくれたんだよ?」
ルイン「・・・・・・・・。」
ドーラ「私たちみたいな存在を受け入れてくれる人はかけがえのないものだって、ルインちゃんも分かってるんじゃないの?」
ルイン「・・・うるさいな、私は単純にアイツらを・・・。」
「分かってないねぇ、ドーラちゃん?」
ドーラ「え?」
ルイン「は?おい、何いい加減なこと・・・。」
ドーラ「え?そうなの?」
ミタリ「そうそう。さらに言うなら、彼らの中にどうしても悪魔との戦いに巻き込みたくない特定の個人がいるのではないかと、名探偵ミタリーは推測するのですよ。」
これは
支部長ロッドのこと
ですねw
ドーラ「・・・特定の個人って?」
ミタリ「そう、例えば・・・。」
ミタリ「愛してる男の人とか?」
ミタリカーネのこの発言に、
ルインザナンは噴き出します。
www
わらたw
図星を突かれてあわあわするルインちゃん可愛いですw
――と。
突然ケイオスが現れます。
しかし、流石の魔女。
そう簡単にケイオスに不意打ちはさせません。
ここで
、
カオスに体を乗っ取られたライルも登場。
ドーラドーラは息を呑みます。
ライル「・・・さて、お優しいドーラ姉さんは幼馴染のこの男の身体を傷つけることができるのかな?」
自分の弟の姿をした悪魔を目の前に、
どうしても動くことが出来ないドーラドーラ。
そんな様子を見てルインザナンはドーラドーラを突き飛ばします。
ここは私たちで何とかするから、
ドーラドーラはリゼを探しに行け
、と。
こうしてドーラドーラを逃がし、
ルインザナン&ミタリカーネ
VS
ライル(カオス)&ケイオス
魔女対悪魔の戦闘が開始されるのでした――。
ここで、視点はくおに戻ります。
ダンジョン探索
の続行です。
ここも先ほど同様、風が歩みを妨害するエリアなのですが、
一度も道を引きかえすことも無く、あっさり突破することが出来ました。
運がよかったですね。
まあ、何にせよ、後半は前半ほど難しいエリアでは無いと思われます。
敵キャラも特に新しいものは出てきません。
では、イベントマークを調べてみます。
必死でリゼを探すくお。
?「・・・くお・・・。」
くお「!?・・・その声は・・・!?」
リゼ「・・・やっと見つけた・・・。」
くお「おい、リゼ・・・!お前、今まで俺がどんだけ・・・!」
くお「あ、いや・・・じゃなくて・・・あー・・・。」
リゼ「・・・ねえ、くお・・・。」
くお「?・・・な・・・何だよ?」
リゼ「・・・私、やっと分かったんだよ・・・。」
リゼ「・・・貴方たちが・・・なんで人を傷つけたり、殺したりするのか・・・。」
くお「・・・・何言ってんだ、お前?」
リゼ「・・・気持ち良いからだよね・・・?楽しいからだよね・・・?」
くお「いや、そりゃまあ・・・確かにそうだが・・・。」
くお「・・・で、それがどうしたよ?」
リゼ「私ね・・・見張りの悪魔を嬲り殺しにしたの・・・・。」
リゼ「そのときね・・・何だか・・・すごく気持ちよくて・・・。」
リゼ「・・・すごく、興奮したの・・・。」
くお「・・・おーい、リゼさん?大丈夫か?今、すげぇエロイ顔してるぞ?」
リゼ「・・・それでね・・・それでね・・・。」
暗くなる画面。
くお「・・・!?」
くお(な・・・何だ、このプレッシャー・・・!?)
くお(こいつ・・・本当にリゼなのか・・・!?これは・・・・まるで、あのときの悪魔のような・・・!)
リゼ「・・・私、思ったんだよ・・・。」
リゼ「・・・くおを・・・。」
リゼ「
・・・貴方を殺したら、もっと・・・比べ物にならないほど、気持ちいいんじゃないかって・・・!
」
くお「・・・・!」
くお「・・・・・・・・・・。」
くお「・・・よく聞け、リゼ。俺はお前を東支部に連れ戻しに来たんだ。」
リゼ「・・・え・・・?」
リゼ「・・・・・・・・・・。」
リゼ「・・・ああ、そっか・・・嬲り殺しにするためでしょ?」
リゼ「私、本部の獲物逃がしちゃったし・・・私が殺されないと本部の人たち、納得しないよね・・・。」
くお「・・・違う。本部とはもう話はついてる。」
リゼ「・・・?」
くお「お前はもう本部からも許されてる。殺される心配なんて無い。」
リゼ「・・・・じゃあ、なんで貴方はわざわざここまでやってきたの?」
くお「だから、さっきも言っただろ?お前を東支部に連れ戻すためだ。」
くお「・・・お前は・・・。」
くお「・・・・・・・・・・。」
くお「・・・お前は、俺たち東支部の仲間だからな。」
リゼ「・・・・・・・・・・。」
リゼ「・・・何言ってるの?」
リゼ「貴方は、私のことが嫌いなんでしょ?」
くお「いや、それは・・・・!」
リゼ「私が暗いから。私が生意気だから。私がうっとうしいから。」
リゼ「・・・私が、
忌み子
だから。」
くお「待て、リゼ!俺は・・・・!」
リゼ「私は、貴方たちの仲間じゃない。」
くお「・・・っ!!」
リゼ「私は貴方たちを裏切って、貴方たちは私を見捨てた。」
リゼ「私はただの奴隷。いたぶられて、嬲られて、嘲笑われて、蔑まれるだけの奴隷。」
リゼ「・・・貴方が、いつも言ってたことでしょ?」
くお「・・・・・・・・・・。」
リゼ「・・・でも、私はそれじゃイヤ・・・。」
リゼ「せっかく、貴方たちの気持ちが分かったのに・・・・奴隷のままで終わるのはイヤ・・・。」
リゼ「だから・・・仲間になれないなら・・・。」
リゼ「・・・貴方が、私のことが嫌いなら・・・。」
リゼ「せめて・・・奴隷じゃなくて、敵になって・・・対等な立場になって・・・それで殺し合って・・・。」
リゼ「・・・同じ喜びを感じたいの・・・。」
くお「・・・・・・・・・・。」
くお「・・・それが、お前の望みか?」
リゼ「・・・うん・・・。」
リゼ「・・・だからさぁ、くお・・・。」
リゼ「
私に切り刻ませて?私にいたぶらせて?私に嬲らせて?私に引き千切らせて?
」
リゼ「
・・・私に、貴方を殺させて?
」
くお「・・・お断りだ。」
くお「俺はリョナるのは好きだが、リョナられるのは嫌いなんでな。」
リゼ「・・・そんなの、ズルイよ。」
リゼ「私、今まで散々貴方に虐められてきたんだよ?」
リゼ「・・・今度は、私の番でしょ?」
くお「・・・そうだな・・・。」
くお「・・・今まで・・・散々虐めてきたよな・・・。」
くお「
・・・いいぜ。来いよ、リゼ。
」
くお「・・・俺に、全てをぶつけてみせろ。」
リゼ「・・・アハ・・・。」
リゼ「・・・ありがとう、くお・・・。」
リゼ戦……。
恐らく初手にはカラミティ等、
強力な魔法をぶつけてくると思うので、
回避の高いメーアにキャラ変更を行いたいところですが、
あえてここはキャラ変更をせず、
なるべく1対1で戦うことにしたいと思います。
1ターン目。
くお=乱切り
リゼ=セーブカラミティ
セーブカラミティ
というのは、
カラミティの威力を抑えたものですね。
リゼのSPの減り具合を見ればわかると思いますが、
かなり燃費のいい技です。
2ターン目。
くお=チロルハレ
リゼ=ベノムストライク
くおの必殺技。
チロルハレでリゼのLPを吸収します。
1度はリゼのLPを0にしたものの、
ミラクルベル
で復活。
ベノムストライクを喰らわされ、少し不利な状況に。
3ターン目。
くお=乱切り
リゼ=ベノムストライク
ここは乱切りでなく、
チロルハレを使うべきだったかも知れません。
これだと次ターンにチロルハレでLPを回復しようにも、
リゼのLPが残っていなく、LPを吸収することが出来ません。
4ターン目。
仕方がないので、ここは一旦モヒカンにキャラ変更。
モヒカン=通常攻撃
リゼ=ベノムストライク
リゼは
2つ目のミラクルベル
となります。
5ターン目。
くお=チロルハレ
リゼ=ベノムストライク
再びくおに戻って、チロルハレでLP吸収。
リゼはベノムストライクを連発してきます。
次の一撃で倒せそうですね。
Σ(・。・;
6ターン目。
くお=乱切り
リゼ=
カラミティ
予想外の3つ目のミラクルベル。
そしてついにリゼのカラミティが……。
くおは倒されてしまいました(汗
こちらもミラクルベルで復活したいところですが、
ミラクルベル持ってきてない…………。
仕方がないのでモヒカンでトドメを刺すことに。
モヒカンにキャラ変更をして、
イリュージョンを繰り出します。
戦闘に勝利!
いざという時に頼りになるのは、やはりこの男でした。
普段こそふざけながらも、
何だかんだ頼れるモヒカン。
この人こそリョナラー連合東支部の兄貴分です。
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